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メインイベント
ミドル級ランキング2位のドリカス・デュ・プレシと、元UFCウェルター級王者カマル・ウスマンによる元王者同士の一戦は、5ラウンドに及ぶ激闘となった。デュ・プレシは第1、2ラウンドでスピードと打撃の精度で上回り、ウスマンを苦しめる展開に持ち込む。第3ラウンドは互角の攻防となったが、ウスマンが待望のテイクダウンを成功させて流れを引き寄せ、第4ラウンドでは最も積極的な攻撃を展開した。最終ラウンドではウスマンがさらに攻勢を強めたものの、デュ・プレシも強烈なハイキックを何度もヒットさせて応戦。
試合は判定にもつれ込み、ジャッジ3者全員がデュ・プレシを支持。3-0の判定で勝利し、王座挑戦へ向けて大きな一歩を踏み出した。
試合後、デュ・プレシは次のように語った。
「レスリング主体のファイターなら、こういう試合をするものだ。
これこそメインイベントにふさわしい戦いだった。
彼は一生尊敬し続ける戦士だ。
カマル・ウスマン、最高の自分を引き出してくれてありがとう。
ファンのみんなも、こういう試合を見る価値がある。
俺は勝利街道に戻ってきた。
さあ、ベルトを取り戻そう!
必ず戻ってくると言っただろう。
“バージョン2.0”の俺は、これまでで最高の姿を見せる。
もちろんKOはいつだって狙える。でも焦らず冷静でいることが大切なんだ。
それを今夜証明できたと思う」

セミファイナル
ミドル級ランキング10位のジャレッド・キャノニアと同級12位クリスチャン・リロイ・ダンカンが対戦。ベテランと新鋭による見応え十分の一戦となった。
第1ラウンドはダンカンがヒジ打ちや飛びヒザ蹴りを積極的に繰り出し、激しい攻撃を見せる。第2ラウンドに入るとキャノニアは豊富な経験を生かし、ケージレスリングで試合のテンポを落としながらヒジ打ちで反撃した。最終ラウンドもキャノニアはレスリングで主導権を握ろうとしたが、ダンカンが再び勢いを取り戻し、鋭いヒジ打ちを繰り出して応戦。判定の結果、ダンカンが勝利を収めた。
試合後、ダンカンは次のようにコメントした。
「まず何より、ジャレッド・キャノニアに感謝したい。
彼はこのスポーツ界のベテランであり、心から尊敬している。
だからこそ最大限の敬意を持って戦った。
ゲームプランは焦らず、自分の距離を保つことだった。
でも途中で少し攻め急いでしまったね。
まだ学ぶことは多いし、今も成長を続けている。
私は常にアクティブに戦いたい。
試合のオファーを断ることはない。
誰が相手でも、そのチャンスを受け入れ、自分の存在を証明してみせる。」