PFLアフリカ!ンコシ・ンデベレ&ジャスティン・クラーク南ア勢勝利

 プロフェッショナル・ファイターズ・リーグ(PFL)は南アフリカ・プレトリアのサンベット・アリーナで初開催を行い、満員の観客を前に、カード全体を通して見どころ満載のMMAイベントを届けた。

 バンタム級メインイベントでは、ンコシ・ンデベレとミケーレ・クレメンテが対戦し、序盤から鋭いパンチとヒジの応酬となった。イタリアの“アロー”クレメンテはプレッシャーをかけ続けたが、“キング・オブ・メニー・ネーションズ”ンデベレの鋭いカウンターに何度も捕まる展開となった。両者は激しい打ち合いを繰り広げ、歴史に残る一戦となったが、最終的にンデベレが判定3-0で勝利を収めた。

 ヘビー級では、セネガルのアブドゥライ・カーンと南アフリカのジャスティン・クラークが壮絶な打撃戦を展開した。序盤はカーンが強烈な連打で主導権を握り、クラークを流血させる場面もあったが、地元のクラークは引かずに応戦。至近距離での打ち合いから強烈な右を叩き込み、カーンをマットに沈めてTKO勝利を奪った。

 ナイジェリアのデイヴィッド・サミュエルはウェルター級トーナメント初戦でアブデルラフマン・モハメドと対戦。打撃で何度もダウンを奪った後、グラウンドで仕留め、1ラウンド一本勝ちで危なげなく勝ち上がった。

 同じくウェルター級トーナメントでは、代役出場のリヴァルド・ペレイラがクンレ・ラワルを1ラウンドでストップ。ボディへの一撃で崩すと、エルボーで追撃しTKO勝利を収めた。この結果、サミュエルとペレイラは準決勝で対戦することとなり、強力なフィニッシャー同士の対決が実現する。

 アンゴラのシド・ボリス・エスペランサはエミリオス・ダシを相手に圧巻のパフォーマンスを披露。テイクダウンからトップポジションを奪うと、パンチとヒジを浴びせ続け、1ラウンドTKOで次戦進出を決めた。

 一方、ヤブナ・ンチャラとピース・ングファーンの一戦は序盤こそンチャラが優勢だったが、ングファーンがテイクダウンから主導権を握り返し、グラウンド&パウンドで流れを掌握。最終的に判定勝利を収め、エスペランサとの準決勝進出を決めた。

 女子キャッチウェイト戦では、ナイジェリア同士のジュリエット・ウカとジェーン・オシグウェが対戦。打撃戦の中でウカが試合をコントロールし、的確なカウンターでポイントを重ね、スプリット判定で勝利を手にした。

 さらにこの日、PFLは西アフリカ進出も発表。6月13日、ナイジェリア・ラゴスのエコ・アリーナで第2回PFLアフリカ大会を開催することが決定した。メインイベントでは2025年PFLアフリカ・フェザー級王者ワシ・アデシナが母国凱旋を果たし、スペインのイグナシオ・カンポスと対戦。さらにコーメインではパトリック・オチェメがオクターブ・アイインダとライト級戦で激突する予定である。

■ PFL Africa 1: Pretoria
日時:2026年34月10日(現地時間)
会場:南アフリカ共和国プレトリア・サンベット・アリーナ

<バンタム級>
○ンコシ・ンデベレ(南アフリカ)
 判定3-0(30-27、30-27、30-27)
●ミケーレ・クレメンテ(イタリア)

<ヘビー級>
○ジャスティン・クラーク(南アフリカ)
 1R 2分12秒 TKO(パンチ)
●アブドゥライ・カーン(セネガル)

<ウェルター級/トーナメント1回戦>
○ピース・ングファーン(南アフリカ)
 判定3-0(29-28、29-28、29-28)
●ヤブナ・ンチャラ(ギニアビサウ)

<ウェルター級/トーナメント1回戦>
○シド・ボリス・エスペランサ(アンゴラ)
 1R 3分17秒 TKO(パンチ&エルボー)
●エミリオス・ダシ(カメルーン)

<ウェルター級/トーナメント1回戦>
○リヴァルド・ペレイラ(アンゴラ)
 1R 2分09秒 TKO(ボディパンチ&エルボー)
●クンレ・ラワル(ナイジェリア)

<女子ストロー級(キャッチウェイト)>
○ジュリエット・ウカ(ナイジェリア)
 判定2-1(30-27、27-30、29-28)
●ジェーン・オシグウェ(ナイジェリア)

<ウェルター級/トーナメント1回戦>
○デイヴィッド・サミュエル(ナイジェリア)
 1R 4分03秒 サブミッション(リアネイキッドチョーク)
●アブデルラフマン・モハメド(エジプト)

<ライト級>
△アブドゥル・ラザク・サンカラ(ブルキナファソ)
 2R ノーコンテスト(眼への誤った突き指)
△オーレオ・クルス(アンゴラ)

<フェザー級>
○シャドリック・ジュ・イェンバ(コンゴ民主共和国)
 判定2-1(29-28、28-29、29-28)
●ジャン=ジャック・ルバヤ(コンゴ民主共和国)

<バンタム級>
○アシアシュ・チティタンバ(南アフリカ)
 判定3-0(30-27、30-27、30-27)
●シャノン・ヴァン・トンダー(南アフリカ)

<女子ストロー級(キャッチウェイト)>
○フェリスタ・ムゴ(ケニア)
 判定3-0(30-27、30-27、30-26)
●アネット・キイザ(ウガンダ)