3月20日(金)タイ・バンコクのルンピニースタジアムで開催された『ONEルンピニー/フライデーファイツ147』。メインは39歳の古豪ノンオー(タイ)がONE2本目のベルトを目指し、ONE全勝のアサドゥーラ・イマンガザリエフ(ロシア)とのムエタイ・フライ級王座決定戦決定戦に臨んだがKO完敗、しかしイマンガザリエフの計量失敗により王座は空位のままとなった。(ノンオー勝利のみ新王者)
前半戦メインのムエタイ・バンタム級タイトルマッチでは王者・長身192㎝のナビル・アナン(アルジェリア/タイ)が、5連勝中のランボーレックにダウンを奪われ判定敗け。(トップ写真:上段KO勝のアサドゥーラ・イマンガザリエフ(ロシア)下段 新王者となったランボーレック・チョー・アッジャラブーン(タイ))
日本から参戦の寺山遼冴(ARK FIGHT GYM)はKO勝、古村光(Furumura Gym)は2-1とスプリットながら判定で辛勝した。
ミャンマーからタイ・フェアテックスジムに拠点を移し、ONEデビュー戦で睦雅/むが(ビクトリージム)を粉砕したラウェイ出身の期待選手キャウ・スワー・ウィン(ミャンマー)は判定敗けでムエタイ3戦目で初敗戦となった。

パフォーマンスボーナス35万Bath(約169万円・10,600USD)を獲得した上段左手側より、第13試合ポンペット・PK・センチャイ(タイ)第11試合スリヤンレック・ポー・イェンイン(タイ)第9試合デチャ(タイ)第6試合寺山遼冴(日本)下段左手側より第4試合パコーン・PK・センチャイ(タイ)第3試合PTT・アピチャットファーム(タイ)第2試合ヨードレックペット・オー・アトチャリア(タイ)の7選手。
・階級
ヘビー級:102.2〜120.2㎏/225-265lbs
ライトヘビー級:93.1〜102.1㎏/205-225lbs
ミドル級:84.0〜93.0㎏/185-205lbs
ウエルター級:77.2〜83.9㎏/170-185lbs
ライト級:70.4〜77.1㎏/155-170lbs
フェザー級:65.9〜70.3㎏/145-155lbs
バンタム級:61.3〜65.8㎏/135-145lbs
フライ級:56.8〜61.2㎏/125-135lbs
ストロー級:52.3〜56.7㎏/115-125lbs
アトム級:47.7〜52.2㎏/105-115lbs

■ ONE Friday Fights 147
日時:2026年3月20日 開始 ICT 18:30/JST 20:30
会場:タイ・バンコク・ルンピニースタジアム
配信:U-NEXT 20:30~
<メインイベント第14試合 ONEムエタイ フライ級王座決定戦 3分3R>※計量失敗によりノンオー勝利のみ新王者
●ノンオー・ハマ(タイ)ONE12勝5KO4敗 135ポンド
・元ONEムエタイ・バンタム級王者(7度防衛)
・2014年ラジャダムナン・スタジアム・ライト級135ポンド/61.23kg王者
・2013年ルンピニー・スタジアム・ライト級135ポンド/ 61kg王者
・2009年ルンピニー・スタジアム・スーパーフェザー級130ポンド/ 59kg王者
・2007年ルンピニー・スタジアム・フェザー級126ポンド/ 57kg王者
・2006年ルンピニー・スタジアム・スーパーバンタム級122ポンド/ 56kg王者
・2011年トヨタビーゴマラソントーナメント・ライト級130ポンド/ 59kg王者
PAT(The Professional Boxing Association of Thailand/タイ国のプロボクシング協会)
・2012年ライト級(135ポンド/ 61kg)チャンピオン
・2005年バンタム級チャンピオン
・2010年タイ国スポーツ局ファイターオブザイヤー
・2005年タイ国スポーツ局ファイターオブザイヤー
・2005年タイファイターオブザイヤースポーツライター協会
2R 44秒 左右フック連打⇒左フックKO
○アサドゥーラ・イマンガザリエフ(ロシア)ONE6勝5KO 139.8ポンド


180㎝と長身のアサドゥーラは序盤前蹴りで距離をとり、2R接近してのボディ、顔面のフック連打でKO。今回計量失敗でタイトル獲得にはならなかったが王座に近い選手である。
<第13試合 ONE ムエタイ フライ級 3分3R>
●ジャオスアヤイ・モー・クルンテープトンブリー(タイ)134ポンド
3R 2分28秒 レフェリーストップTKO
○ポンペット・PK・センチャイ(タイ)134.6ポンド

膝で消耗させたポンペットがパンチ連打・肘でジャオスアヤイをKOした。
<第12試合 ONE ムエタイ バンタム級 3分3R>両者計量失敗・試合には合意して賠償金なし
○クラップダム・ソー・チョー・ピャッウータイ(タイ)146.8ポンド
・元ルンピニースタジアム認定ライト級&スーパーライト級王者
・元プロムエタイ協会ライト級王者
3R 2分22秒 ボディへの右前蹴りKO
●ウザイル・イスモイルジャノフ(ウズベキスタン)145.6ポンド

<第11試合 ONE ムエタイ フライ級 3分3R>
○スリヤンレック・ポー・イェンイン(タイ)134.6ポンド
判定3-0
●グレゴール・トム(スコットランド)135ポンド

2Rローキックでダウンを奪われたスリヤンレックだが、前に出て3R左フックでダウンを奪い返し、その後も攻勢をかけ逆転の判定勝ちでボーナスも獲得。
<第10試合 ONE ムエタイ フライ級 3分3R>
●サミンダン・ルクスアン(タイ)8勝3KO3敗 136.2ポンド ※計量失敗賠償金を支払うことで試合を行う
判定3-0
○キャウ・スワー・ウィン(ミャンマー)ကျော်စွာဝင်း‐Kyaw Swar Win ONE1勝1KO 134.8ポンド
ラウェイ無差別級チャンピオンシップ1敗
ムエタイ1勝1KO/試合動画
クン・クメール1勝1KO/試合動画


ラウェイからムエタイ転向、パタヤのフェアテックスジム契約選手となり、ムエタイ・ONEで連勝KO中だったキャウ・スワー・ウィンは前に出て攻めるが、サミンダンは下がりながらも攻撃を返し、接近すると首相撲で動きを寸断してポイントをとらせず、判定勝ちでONE5連勝。キャウ・スワー・ウィンはタイ初敗戦となった。
<第9試合 ONE ムエタイ フライ級 3分3R>
○デチャ(タイ)
1R 1分14秒 右縦肘KO
●エルヴィン・カズモフ(アゼルバイジャン/ジョージア)

掴んでの膝蹴りでダウンを奪い、立ち上がったところの打ち合いで右縦肘をカウンターでヒットさせKO勝のデチャはボーナス獲得。
<第6試合 ONE キックボクシング バンタム級 3分3R>
●ナレク・ハチキヤン(アルメニア)137ポンド
2R 2分59秒 左ストレートKO
○寺山遼冴(日本/ARK FIGHT GYM)138ポンド
・第3代DEEP☆KICK -53kg王者
・CKC2021 -54kgトーナメント優勝

2R終了前に飛び込んだハチキヤンに左ストレートを3発連続で叩き込み、KO勝利した寺山はボーナス獲得。
<第5試合 ONE ムエタイ バンタム級タイトルマッチ 3分5R>
●ナビル・アナン(アルジェリア/タイ/王者)判定有ラウェイ1勝 ONE8勝3KO1敗1無効試合 145ポンド
判定0-3
○ランボーレック・チョー・アッジャラブーン(タイ)ONE7勝5KO2敗 145ポンド



この階級で192㎝と規格外の長身王者ナビル・アナンのリーチ差対策を積んでいたランボーレックは、動いて首相撲で捕まっても突き放しとしがみつきで膝を蹴らせず、飛び込んでの右で3Rと4Rダウンを奪い判定勝ちで王座獲得に成功した。
<第4試合 ONE ムエタイ バンタム級 3分3R>
●セクサン・オー・クワンムアン(タイ)ONE10勝3KO4敗 139.8ポンド
・ラジャダムナンスタジアム認定ライト級王者
1R 59秒 パンチによる3ダウンTKO
○パコーン・PK・センチャイ(タイ)ラウェイ1敗、K-1 2勝 ONE2勝1KO1敗 139.4ポンド
・ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級王者(2008年)
・タイ国プロムエタイ協会ライト級王者(2013年)
・ルンピニースタジアム認定ライト級王者(2014年)
・2013年度タイ国スポーツ統括局年間最優秀選手賞(10戦6勝2敗2分)
・2018 REAL HERO 67kg王者
・WMC世界ウェルター級王者(2018年)
・YOKKAO -65kg級王者(2014年)
・BOM第2代ウエルター級王者(2022年)

37歳セクサンと35歳パコーンのベテランクラス同士の対戦は、パコーンが速攻をかけパンチで3ダウン奪い
<第3試合 ONE ムエタイ フェザー級 3分3R>
○PTT・アピチャットファーム(タイ)149ポンド
3R 2分01秒
●アリアン・エスパルザ(米国)150ポンド

<第2試合 ONE ムエタイ フライ級 3分3R>
●ギンサンレック・ウォー・カムチャムナン(タイ)ONE4勝3KO4敗 134.8ポンド
3R 1分26秒 KO
○ヨードレックペット・オー・アトチャリア(タイ)ONE9勝5KO6敗 134.6ポンド

<第1試合 ONE ムエタイ アトム級 3分3R>
●アダム・メサウディ(アルジェリア / フランス)ONEデビュー戦 126.4ポンド
判定1-2
○古村光(日本/Furumura Gym)ONE2勝2KO 126.4ポンド
・元KNOCK OUT RED スーパーバンタム級王者

後半圧されたが、序盤主導権を握った古村が僅差の判定勝ち