このパワーで黒潮選手の才能とテクニックを粉砕する!
関本大介(フリー)
3月19日(木)、東京・後楽園ホールで開催される「初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレス」。メインイベントはレジェンド選手権(60分1本勝負)、第21代王者・黒潮TOKYOジャパン(プロレスリングアップタウン)対挑戦者・関本大介(フリー)がマッチメイクされた。黒潮と関本がシングルマッチで対戦するのは10年ぶり、また第9代王者の関本にとっては10年ぶりにレジェンド王座を取り戻す絶好のチャンスとなる。タイトルマッチ直前、関本に現在の胸中を聞いた。
(本文)
10年前の初シングルで勝ちましたけど、黒潮選手は「天才じゃないか」と思いました
――関本選手、現在のコンディションはいかがでしょうか?
関本「元気です! 元気マンマンです(笑)」
――今回はメインイベントでタイトルマッチ。このオファーを貰った時はどう思いましたか?
関本「うれしかったですよ。このチャンスをモノにするぞ、とテンションが上がりました。だって挑戦を表明して、それを受けてくれたわけですよね。それはうれしかったですよ」
――関本選手が以前レジェンド王者となったのが2015年。勝てば10年ぶりの戴冠となります。
関本「10年ぶりにチャンピオンになりたいです!」
――フリー選手としては重要なところですよね。
関本「やっぱりちゃんとベルトを持っているのと、何も持っていないのでは全然違うと思うんですよ。『現レジェンドチャンピオン』という肩書きは重みがあります」
――黒潮選手とは2016年にWRESTLE-1で対戦してますから、こちらも10年ぶりになるんですね。
関本「はい、シングルマッチは10年ぶりですね」
――当時、期待の若手だった黒潮選手の「試練の七番勝負」の第二戦に関本選手が登場して、11分33秒、逆エビ固めで関本選手の勝利。黒潮選手いわく「俺のいいところはほとんどなかった」。関本選手もこの時の試合は覚えていますか?
関本「もちろん覚えています。今は僕が挑戦者で、黒潮選手がチャンピオン。10年経って、立場が逆転してしまいました」
――10年前に戦った時、黒潮選手が現在のようにトップレスラーとして活躍する姿は想像していましたか?
関本「それは思ってましたよ。もう才能がありますから。自分が言うのもアレですけどなんか『天才なんじゃないか』というのは10年前から感じましたよ」
――今の黒潮選手と関本選手が戦うとどういう試合になるでしょう?
関本「僕はもう力、パワーしかないですから。力でぶつかっていくしかないんで」
――当然、黒潮選手は真正面からのぶつかり合いは避けて、のらりくらりとやってくるんじゃないかと思うのですが。
関本「僕は超・ド直球しか投げれないピッチャーなんですよ(笑)」
――はい、存じております(笑)。そこをあえて変化球、というお考えはないですか?
関本「変化球の投げ方を知らないですからね(笑)。いつものように真っ直ぐに行くしかないですね」
――関本選手の圧倒的なパワーに黒潮選手はどう対応してくるか。普段の試合では見られない、黒潮選手の違った面が見られるかもしれませんね。
関本「そうなんですかね? 相手がどう出てくるかは分かりませんけど、僕はド真ん中に直球を投げるしか出来ないんで」
――楽しみです。
黒潮選手の才能とテクニックを僕がパワーで打ち砕いてベルトを取る!
――記者会見を拝見したら、やっぱり佐山さんがいらっしゃると関本選手も含めて出席した選手たちがみなさん緊張されていましたね。
関本「緊張しましたね。後で映像を見て自分でもびっくりしました(苦笑)。俺、ガチガチじゃん、と」
――そうなって当然だと思うんですけど、唯一、いつも通りの調子で喋っていたのが黒潮選手でした。
関本「そうなんですよ(笑)」
――「俺は最近調子がいい、アップタウンも調子がいい、でも今日はマイクが不調で幸先悪い」とか(笑)。隣に佐山さんがいるのに平気で文句を言うんですね。
関本「普通は思いつかないですよね(笑)。やっぱり天才のもとには天才が集まるんですよね」
――関本選手は「佐山サトルのストロングスタイルプロレス」のリングに上がる時は特別な感情はありますか?
関本「やっぱり『ストロングスタイル』という名前が付いていますからね。僕は超・ドストレートで戦うしかない、と思ってリングに上がっています」
――ストロングスタイルプロレスには、10年前に関本選手に勝ってレジェンド王座を奪取した船木誠勝選手、黒潮選手への挑戦表明をしていたのに黒潮選手に避けられた関根シュレック選手がいますが、王座奪取後の防衛ロードはお考えになりますか?
関本「とりあえず今はベルトへの挑戦が決まっているので、これは必ずベルトを取らなければいけないと思ってます。そこでベルトを奪い取ったら、そののちにまずシュレック選手に『挑戦してこい!』と。俺がシュレックの挑戦を受けてやる、とそういう気持ちでいます」
――おお! 黒潮選手はシュレック選手を避け続けましたけど、それは関本選手の目から見てどうなんですか? チャンピオンとして「いつ何時誰の挑戦も受ける」という気持ちがないのはちょっと情けない、という思いはありますか?
関本「それはチャンピオンの自由ですからね。でも『関根は嫌だと言ったら関つながりで関本がいた!』と言われて、笑ってしまいましたけど(笑)」
――レスラーとして「黒潮TOKYOジャパン」選手をどう見ていますか?
関本「動きはすごく素早いし、運動神経も天才的にいいですよ。テクニックもあると思いますけど、僕にはこのパワー、鍛えた筋肉しかないので。黒潮選手がどんなテクニックを使ってこようが、僕の力で封じ込めて、僕がベルトを奪い取りたいと思います」
――柔vs剛、ですね。最後に試合を楽しみにしている観客や読者に向けてのメッセージをお願いします。
関本「やっぱり僕にはもうこのパワー、この鍛えた筋肉しかないんで。何度も言いますけど、黒潮選手の凄い才能や多彩なテクニックもこのパワーで打ち砕きます。そして、レジェンドチャンピオンになるのは関本大介だと証明したいと思います。ぜひ会場に足を運んで、黒潮選手のテクニックを僕が力で打ち砕く瞬間を見てください」 (了)

初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.38ー初代タイガーマスク45周年記念プレ大会ー
【対戦カード】
<Wメインイベント②レジェンド選手権試合60分1本勝負>
[王者]黒潮TOKYOジャパン (プロレスリングアップタウン)
—–VS.—–
[挑戦者]関本大介 (フリー)
プロレスファンが見逃せない大注目の一戦!昨年9月11日(木)後楽園ホール大会で、試合中に前王者の船木誠勝が負傷したことでレジェンド王者となった黒潮TOKYOジャパン。次期挑戦者として関根シュレック秀樹が名乗りを上げていたが、黒潮は「人間の挑戦しか受けない」と拒否を続けていた。
師匠船木との再戦を臨んでいた黒潮だったが、前回大会でタッグで闘った船木が『イケメン試練の5番勝負』を提案。挑戦者が試練を課してきたことに憤慨する黒潮に用意されたのは、船木から勝利してレジェンド王座を戴冠した過去のある関本大介だった。関本は『10年振りにチャンピオンになりたい!黒潮選手をパワーで打ち砕きベルトを獲る』と豪語。WRESTLE-1時代の“試練の七番勝負”でわずか6分で関本に敗北している黒潮にとって、間違いなく試練となった初防衛戦だ。
<Wメインイベント①SSPW認定女子タッグ選手権試合60分1本勝負>
【王者】
ジャガー横田 (CRYSIS/ワールド女子プロレス・ディアナ)
藪下めぐみ (CRYSIS/フリー)
—–VS.—–
【挑戦者】
SAKI(COLOR’S)
網倉理奈 (COLOR’S)
ジャガー横田「常に私は全力で闘います。ジャガー横田の試合をするだけです」
2023年のSSPW初代女子タッグトーナメントで優勝し、初代王者組となったジャガー横田&藪下めぐみ。長期政権を築いているが、今回挑戦するのは同トーナメント1回戦で敗北し悔しい思いを抱いていたSAKI。同じユニットCOLOR’Sのパートナーである網倉理奈は、怪我でストロングスタイルプロレスを欠場した過去もありその後参戦が叶っていなかった。SAKIと網倉にとってこの王座戦はチャンスでありリベンジマッチでもある。
<セミファイナル 6人タッグマッチ 30分1本勝負>
スーパータイガー (SSPWタッグ王者/ストロングスタイルプロレス)
竹田誠志 (SSPWタッグ王者/フリー)
阿部史典 (格闘探偵団)
—–VS.—–
船木誠勝 (フリー)
髙橋 “人喰い”義生(藤原組)
間下隼人 (ストロングスタイルプロレス)
前回大会で新設されたSSPW認定世界タッグ王座は、村上和成&髙橋“人喰い”義生を倒しスーパー・タイガー&竹田誠志が戴冠。本大会では6人タッグマッチとなったが、前レジェンド王者の船木、タッグ王座を諦めていない髙橋、初代タイガーマスクの弟子として結果を出すことに貪欲な思いを持つ間下がタッグを組むことで、今年の世界タッグ王座戦線を占う試合になることは間違いないだろう。スーパータイガーと竹田誠志にとっては王者戴冠以来初の揃い踏みとなる今大会は王者としての勢いを見せつけたい処だが試練の大一番となった。
<第4試合 “野獣”vs.“怪物”タッグマッチ 30分1本勝負>
藤田和之 (プロレスリング・ノア)
ケンドー・カシン
—–VS.—–
関根“シュレック”秀樹 (ボンサイ柔術)
永尾颯樹 (栃木プロレス)※初参戦。
かつてはぐれIGFインターナショナル軍団で参戦し、全面対抗戦を仕掛けていた藤田和之がケンドー・カシンとのタッグで、でストロングスタイルプロレスに2大会連続での参戦が決定。同じMMAファイターであり、プロレスラーの関根“シュレック”秀樹が迎撃に乗り出す。パートナーには高岩竜一の弟子であり、大谷晋二郎を相手にデビューした元ZERO1で現栃木プロレスの永尾颯樹がストロングスタイルプロレス初参戦 “野獣”vs.“怪物”!藤田と関根のヘビー級対決はこの日一番の肉弾対決となり、その勝者がレジェンド王座に一番に近い男となるだろう。
<第3試合 タッグマッチ 30分1本勝負>Sareee (フリー)
叶ミク (T-Hearts)
—–VS.—–
伊藤薫 (伊藤道場)
志真うた (伊藤道場)
ワールド女子プロレス・ディアナでデビューしたSareeeと、アクトレスガールズでデビューした叶ミクは伊藤道場で修行を積んでおり、伊藤薫はもう一人の師匠と言っても過言ではない。生え抜きとして2023年にデビューした志真うたにとっては師匠と組み姉弟子たちとのタッグマッチへ。ストロングスタイルプロレスに伊藤道場の“心”を伝えるマッチとなるか!
<第2試合 タッグマッチ 30分1本勝負>タイガーマスク (新日本プロレス)
TAKAみちのく (JTO)
—–VS.—–
日高郁人 (ショーンキャプチャー)
関札皓太 (フリー)
本年7月に引退が決まった(4代目)タイガーマスクが、師匠初代タイガーマスク率いるSSPWに昨年7月より4大会連続参戦となる。今大会では、みちのくプロレス時代から因縁のあるTAKAみちのくと遂にタッグを結成。「佐山先生に合格点をもらえる試合にしたい!」とコメント。対戦相手となる日高とは3大会連続の対戦となる。TAKAは「引退を決めたタイガーとはまた絡みたいなと思ってたので、良いチャンス!」とタッグ結成に意気込む。。日高は「昔のライバルタッグvs.今のライバルタッグ。今が勝つに決まってる!」と豪語し、元大日本プロレスの関札皓太をパートナーに注目の闘いへ挑む!
<第1試合 タッグマッチ30分1本勝負>里奈 (LLPW-X)
稲葉あずさ (JTO)※初参戦。
—–VS.—–
レディ・C (スターダム)※初参戦。
ビッグ春華 (JTO)※初参戦。
神取忍の弟子であり、パンクラスで戦っていたMMAファイターでもある里奈が、空手をバックボーンに持つ稲葉あずさとタッグを結成。18歳のあずさは先月オスカープロモーションへの所属が発表され、ファッションモデルとして超十代のランウェイに立つなど注目を浴びている存在だ。
対するは177cmのレディ・Cと、173cmのビッグ春華の高身長タッグ。レディ・Cはバロックジャパンリミテッドのファッションモデルとしてサンリオキャラクターと同ステージでランウェイを歩いた事もあり、現QUEEN of JTO王者であるあずさにとっては色々な意味で負けられない闘いとなる。
