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メキシコの老舗団体CMLLは3月13日(現地時間)、メキシコシティのアレナメヒコで金曜定期戦「Viernes Espectacular」を開催した。メインイベントではCMLL世界ヘビー級王座戦が行われ、王者クラウディオ・カスタニョーリがベテランのウルティモ・ゲレーロを退け、防衛に成功。試合後にはエチセロが乱入し次期挑戦を表明するなど、会場は大きな盛り上がりを見せた。
メインイベントのCMLL世界ヘビー級王座タイトルマッチは、王者クラウディオ・カスタニョーリと挑戦者ウルティモ・ゲレーロの対戦。試合は約17分のシングルマッチ形式で行われ、クラウディオが1-0のピンフォール勝利を収め、王座6度目の防衛に成功した。
序盤はクラウディオがステージ上で奇襲攻撃を仕掛け、そのままウルティモをリングへ引きずり込み主導権を握る。強烈なパワー攻撃で優勢に試合を進める王者に対し、ウルティモはチョップやラリアットで反撃。中盤にはスーパープレックスを決めてクラウディオを追い込み、ベテランらしい試合運びで会場を沸かせた。
しかし終盤、クラウディオがパワーで流れを引き寄せると、レフェリーの隙をついた反則ローブローから、最後は必殺のニューとライザーを炸裂。ウルティモ・ゲレーロからクリーンに3カウントを奪い、アレナメヒコの観客を熱狂させる王座防衛となった。

セミファイナルでは、アトランティスJr.、テンプラリオ、ティタン組がアンヘル・デ・オロ、ボラドールJr.、ベガス・デプレダドール組と6人タッグマッチで対戦。試合はテクニカルな攻防と空中戦が交錯するハイテンポな展開となり、アレナメヒコらしいルチャリブレの魅力が詰まった好勝負となった。
終盤にはアトランティスJr.がトップロープからのダイブで場外の相手を一掃。リングに戻るとボラドールJr.に対し、コーナートップからフロッグ・スプラッシュを決めてそのまま3カウントを奪取。アトランティスJr.チームが1-0で勝利を収めた。
また、エスフィンヘ、フリップ・ゴードン、シェルワ組がバルバロ・カベルナリオ、グラン・ゲレーロ、ユタニ組を2-1で下す6人タッグ戦も行われ、ルチャリブレらしいスピード感ある攻防で観客を沸かせた。

大会最大のサプライズはメイン終了後に訪れた。試合直後、エチセロがリングに乱入しクラウディオ・カスタニョーリへ王座挑戦を要求。クラウディオはこれを即座に受諾したが、リング上はそのまま乱闘へ発展。エチセロが一時優勢となる場面も見られたが、クラウディオはリング外へ退き事態を回避した。
この一連の流れにより、3月20日に開催されるCMLLのビッグイベント「Homenaje a Dos Leyendas」で、クラウディオ・カスタニョーリ対エチセロのCMLL世界ヘビー級王座戦が正式決定。王者の防衛ロードに新たな挑戦者が現れ、アレナメヒコの物語はさらに熱を帯びることになった。
■ CMLL アレナメヒコ金曜日定期戦
日時:2026年3月13日(現地時間・放送日)
会場:メキシコ合衆国メキシコシティ・アレナメヒコ
<CMLL世界ヘビー級王座タイトルマッチ>
[王者]○クラウディオ・カスタニョーリ
1-0
[挑戦者]●ウルティモ・ゲレーロ
<6人タッグマッチ>
○アトランティスJr. テンプラリオ ティタン
1-0
●アンヘル・デ・オロ ボラドールJr. ベガス・デプレダドールに
<6人タッグマッチ>
○エスフィンヘ フリップ・ゴードン シェルワ
2-1
●バルバロ・カベルナリオ グラン・ゲレーロ ユタニ