シビレたい夢ならココにある…矢野啓太のテキサス遠征記②

テキサスは毎日、カンカン照りで、おそらく気温は30°以上ある。

自身、「夏」を今年2回経験しているような、感じ^^;

ボクは、KEITA in THE House*.
ちょうど10年前、高校三年生だったボクが抱いていた夢、それは、“世界各地でレスリングする事”だった。

10年という月日は、アッと言う間だった☆
10年経ってみて……英語がある程度話せて、タイツとシューズ(&ニーブレス)だけさえあれば、どこででもレスリングができるんだょ。

そう、10年前のKEITA in THE House*に成る前の、KEITA in THE House*に、言ってあげたい★

思えば、ボクはいつでも“貪欲”だった。
『レスリングのためなら』と、いろんな事にチャレンジしてきた。

そして今も、まだまだ“貪欲さ”を忘れていない。チャレンジ精神を失わないように。
レスリング技術もそう!スペイン語上達もそう!
ヒョンな事から、去年ぶりにメヒコ凱旋を遂げる事になった、

9月25日。ボクは、深夜3時にメキシカンのAREZと二人、テキサスの、とある、バスターミナルにいた。
そこから計8時間、国境を越えてメキシコの、ヌエボラレドという街に着いた。
着くや否や、Silver Tigerと合流し、みんなでタコスを食べ、現地のテレビ(Lucha Libre)番組のインタビューに答えたりして、、、メヒコに来たというのに、あまり、ゆっくり出来ず、、、気が付けば夜になっていて、ダラダラしながら、会場の、アレナ・パパ・ミリョに着いたのが、夜9時。

ちなみにショーは8時半から開始だったので、ドレッシングルームに入るや、すぐに試合の準備。
途中、ピンピネーラさんに襲われそうになったけど、冷や汗ボクは、Psicosis Jr.と、「ラティーノ・ワールド・オーダー2015」を結成し、セミファイナルで、AREZySilver Tigerと☆★

1本目は、Silver Tigerに取られたけど、2本目に、ケイチャンボンバー!!がAREZにクリティカル・ヒットしイーブン。しかし3本目で、AREZのスパニッシュ・フライをもろに喰らい、敗戦。
う~ん、悔しい。
しかしながら、結果も大事だけど内容は良かったと思う。特に、Psicosis Jr.はベテラン・ルチャ・ドールで、ボクを、引っ張って下さり、何より、Psicosis Jr.さんの“受け”が素晴らしく上手かった!!
一年振りの、本場Lucha Libre.
よくアル、『MexicoVs.Japon』といった図式じゃなかったけど、ボクは思う、オーディエンスは確実に盛り上がった★☆
それは、ボク以外の皆んなのおかげ。
日本を発つ際、「出来ればメヒコでも試合がしてみたい!」と思っていたけど、本当に実現した!
ムーチャス・グラシアス!

それこそ10年前の高校生の時、よく、NOZAWAさんや、政宗さんのBlogを読んでは、“世界への憧れ”、“メヒコへの憧れ”みたいに、黄昏ていたボクが存在した。
もし、このBlogを読んでいる方々が、若き日のボクのように、「何か」を感じてくれたなら………

18才で入門した、格闘探偵団バトラーツの石川雄規代表(当時)は、ルチャが嫌いだった、。
だから、ボクの夢は、本当に夢で終わっていたかもしれない。
でも、シブとく生きるのも悪くない。白昼夢じゃないけど、ボクは何かを見たんだ!きっとそれは、誰かがボクの背中を押したんだと思う。
『出来る。君なら。いつもの君のように。』と。
おかげで、ボクは行きたい所へ行けた。やりたい事が出来た。いろいろな人々に出逢えた。単純に世界中に居る友達が増えた。シャワーが無い会場でも気にならなくなった。要は、強くなった。

もしかしたら10年後、今年の政宗さんみたいに、AAAに上がるチャンスだって舞い降りるかもしれない。
もしかしたら5年後、WWEからオファーがあるかもしれない、世界の獣神サンダー・ライガーさんのように。

今、メヒコから帰る夜行バスで、コレを書いている。

いつ?インターネットが繋がるか分からないけど、

現在時刻は午前6時(26日)。

ちょうど今さっき、国境を越えてアメリカ入国の審査を終えたところ。

プロフェッショナルレスリング・ワラビー
KEITA in THE House*
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