2・23RISE196選手インタビュー、松本天志、棚澤大空、麻火佑太郎、木村”ケルベロス”颯太

松本天志インタビュー「王になる準備をしてきた。必ず皆さんに形として恩返しする」=RISE196-RISE 23rd Memorial event-

◇松本天志インタビュー

–念願のタイトルマッチを迎えますが、今の心境とコンディションはいかがでしょうか?

松本 すごく前からずっと準備をしてきたので、すごい楽しみっていうのが1番大きいのと、体調も良いのでコンディションはバッチリです。

–体重も問題ないですか?

松本 体重も問題ないです。たくさん食べてたくさん動いて落としています。

–今回相手が11戦11勝負けなし18歳でタイトルマッチまできています。松本選手も同じ年代の頃、NEW WARRIORSトーナメントを優勝した経験がありますよね?

松本 そうですね。18歳の時でした。

–若くて勢いのある選手ですが、今は自分がその勢いのある選手を迎え撃つ立場になりましたけど、何か感じるものはありますか?

松本 自分も初めてタイトルマッチを経験した時は勢いで行って、相手の方が経験豊富で経験値とか技術とか色々な部分で劣っていて試合で完敗っていう形になりました。今は逆の立場で相手に勢いがあって、もちろん技術もあるんですけど、経験値で言ったら僕の方が上なので、その経験値を活かして今回は勝ちたいと思います。

–過去に松本選手と2回対戦経験のある数島大陸選手に聞いた時に、数島選手も2回目のタイトルマッチでベルトを取って、1回目のタイトルマッチでは同じく経験の差を味わわされたと言っていたんですね。それでタイトルが取れたと言っていたので、やっぱり経験は大事だと思いますか?

松本 経験は絶対に大事だと思いますね。勢いのまま経験もしつつ勝っていく人もいると思うんですけど、やっぱり経験してきたからこそ分かるものとかは絶対にあると思うので、すごく大事だなって思います。

–具体的には試合運びとかが変わるって事なんですか?

松本 確かに通常は3ラウンドでタイトルマッチは5ラウンドなので、5ラウンドになるだけで全然違ってくるものは感じましたね。

–5ラウンドの試合は得意ですか?

松本 得意です笑。2回目なんですけど体力面は問題ないので、後半のラウンドで自分の持ち味が出るんじゃないかなと思っています。

–ちなみにRISE’s PRIZE 2025では「Best GYM賞」にTARGET SHIBUYAもノミネートされていましたが、受賞したのは相手のジムのTEAM TEPPENでした。それを見ていかがでしたか?

松本 それはシンプルに悔しいです。でも1月に飛雄馬さんが良いスタートを切ってくれたので、2026年のBest GYM賞は絶対にTARGET SHIBUYAが取らないといけないですね。

–2026年の1発目で同門の常陸飛雄馬選手がベルトを取ったのを見てどう思いましたか?

松本 自分とずっと一緒に追い込みとかをやってきたので、すごく良いものを見せてもらって本当に泣いちゃいましたね。自分の試合に向けてすぐに練習復帰して協力してくれていますし、この恩は自分もベルトを取って返さないといけないなと思います。

–2ヶ月連続でベルトを取ったらBest GYM賞が見えてきますね。

松本 候補に上がってくると思うので、しっかりベルトを取ってその後も良い勝ち方をして、2026年は全勝で終えたいと思います。

–前回の塚本望夢選手とのトーナメント1回戦を振り返ってみていかがですか?

松本 動画を見て反省点は色々と見えてきたので、そこを直しつつ次の相手の対策もしつつという感じです。振り返って見たら延長でもよかったのかなって思いますけど、延長にいったらいったでもっと差は生まれていたんじゃないかなって思います。

–反対側のブロックの数島大陸選手と棚澤大空選手の試合を見て、松本選手が2回敗れている数島選手に勝っていましたがどう思いましたか?

松本 あの試合は1ラウンド目からどっちも良い攻撃を当てていて、「おー!」ってなりました。そのまま数島選手の流れになりそうだったんですけど、大空くんの勢いというかそのまま3ラウンドを持っていかれたかなって感じでしたね。でもあれが5ラウンドだったらちょっと変わってくると思うんですけど。

–その強引に流れを持っていく力と打たれ強さは脅威になりますか?

松本 そうですね。あとは怖いもの知らずって感じなので、そこが強みなんだと思います。

–そこを攻略する力は十分に身につけていますか?

松本 はい。それはもちろんです。

–さすがに作戦は言えないですか?

松本 そうですね笑。作戦は試合の時を楽しみにしていてください。

–じゃあ何か秘策があるって事ですよね?

松本 ダウンを奪られることはないと思うので、“倒したい”っていうのはありますね。そこに意識を持っていかれすぎず、しっかり5ラウンドを戦う準備もしているので、あと数日ですけど試合が楽しみになってきています。

–フィニッシュは5ラウンド判定勝ちの予定ですか?

松本 判定勝ちの予定です笑。

–今の話を聞いているとKOを狙っている感じがしました笑。

松本 どこかで倒せる場面は何個か思いつくので、そこでいけるってなったら畳みかけます。

–ちなみに今回のRISE196は2月23日開催の旗揚げ記念日で23周年です。そんな記念日にタイトルマッチですが、感じることはありますか?

松本 23・23はすごく良いですね。その良い記念日にタイトルを取れれば普通の時に取るよりも、メディアに取り上げてもらえそうですね笑。

–あと今回ポスターが可愛く仕上がっているんですけど、あれを見た時どう思いましたか?

松本 自分はかっこいいのが来るかなと思ったんですけど、「あ、こっちで来たか」みたいな笑。でも2種類あるしラッキーです。ジムの会員さんとかには「化粧品のポスターみたいだね」とか言われます笑。

–会見の時に書いた漢字では「王」と書いていましたが、今回は王になれそうですか?

松本 王になる準備をしてきたので、王になります。

–最後にファンの皆さんに向けてメッセージをお願いします。

松本 まずは自分がデビューしてからずっと応援してくれているファンの皆さん、本当にありがとうございます。デビューしてから何回も形として皆さんに恩返しできるチャンスがあったんですけど逃してしまっていて、今回は必ず皆さんに形として恩返しするので、試合を楽しみにしていてください。応援お願いします。


棚澤大空「格闘技って深いのが面白くて、簡単じゃないのが良いですね」=RISE196-RISE 23rd Memorial event-

◇棚澤大空インタビュー

–今日は出稽古で木村“ケルベロス”颯太選手が来ていましたけどどうでしたか?

棚澤 色んな選手とやるのも大事だなと思いました。

–出稽古の選手とかはよく来ますか?

棚澤 川上叶選手とか政所仁選手や憂也選手とかが来てくれたりしますね。

–2025年のBest GYM賞なだけあって色んな選手が来るんじゃないですか?

棚澤 そうですね。色んな選手が来てくれていると思います。

–かなり良い環境で練習できていると思います。

棚澤 僕もそれは思っていて、こんな良い環境はないんじゃないかなって思っています。

–所属している選手も強い選手が多いので、そういう選手たちと切磋琢磨できるのも良い環境ですよね。

棚澤 今も皆んながRISEでも違う団体でも盛り上げていて、そこに負けてられないなって感覚はお互いにあると思うので、練習する中で良い技術を奪ったり一緒に成長できていると思います。

–タイでも練習されていましたけど、タイにもTEPPEN GYMができたんですか?

棚澤 MIGAKU GYMと提携してやっています。

–そこでの練習はどうでしたか?

棚澤 朝からやって2部練して、会長にもしっかり見てもらって、いつも気づけない所に気づけたりしました。僕も気づきがあるし、会長も指導する中で「こいつここまだだな」とか選手に気づける部分がめっちゃあると思うので、良い練習ができている感覚はあります。

–では心身ともにコンディションは良好ですか?

棚澤 もう完璧ですね。調子も良いのでだいぶ勝ちに近づいているんじゃないかなと思います。

–減量も折り返し地点みたいな状況だと思うんですけど、RISE’s PRIZEでは10kg落としていると仰っていましたが、あと何kgくらいですか?

棚澤 あと6kgくらいですね。

–余裕で落とせそうですか?

棚澤 余裕ですね。いけます。

–ちなみに18歳でタイトルマッチを迎えることになりますけど、その心境はいかがですか?

棚澤 夢を見せたいですね。今は良い方にも悪い方にも“格闘技”という部分ではすごい名前が広がっているので、小さい子も格闘技を始める子が多いので、そういう子に1人の選手として良いものを見せられたらなと思います。

–プロ11戦11勝負けなしでタイトルマッチということで、無敗のプレッシャーはありますか?

棚澤 プレッシャーというよりは何としても無敗でベルトを取りたいので、そこの気持ちと覚悟は持ってやっています。

–11月2日に行われた数島大陸選手とのトーナメント1回戦、12月にもDEEP☆KICKで防衛戦をしたりと短いスパンで試合をしていましたが、試合を振り返ってみていかがですか?

棚澤 11月2日は初めての両国国技館という大舞台でやらせてもらって、ずっと昔から見ていたので開会式の入場から感動しまくっていて笑。「自分ここに立てんの?」みたいな感じはあったんですけど、しっかり楽しんでやろうって感じで、そこで名前も実力もある選手に判定ではあるけど勝ちを収められたので、次に活かそうと思っていました。だけど12月に関してはちょっと力んでしまって、50点くらいの試合をしてしまったので、勝てたのは良かったんですけど、そんなの言ってる場合じゃなく次は仕上げないとなと思っていました。なのでその2試合は、1人の選手として成長できた1年の最後になったかなと思います。

–強敵に勝った後にそういう試合があったことで、今回の試合に活かされているわけですね。

棚澤 そうですね。

–じゃあ今回の試合はその反省も活かしつつ、連勝の勢いもあって完璧な状態ですね。

棚澤 完璧です。全てが上手いこといってこの舞台が用意されている気がするんですけど、風はこっちに向いているんじゃないかなと思います。

–お馬鹿キャラで注目されていますけど、数島選手との試合の後に格闘技IQが高いと仰っていましたが、格闘技のIQは高いんですか?

棚澤 高いんじゃないですかね笑。選手の中では考えながらやっている方だと思います。でも上にいる選手はやっぱり皆んな考えているし、考えないと勝てない部分が多いですね。考えざるを得ないというか、そこは人よりめっちゃ考えてやっているつもりではいます。

–そんな格闘技IQの高い棚澤選手なんですけど、試合中は何かひらめきで戦うタイプですか?それとも元々用意していた作戦に沿ってそれを遂行して戦うタイプですか?

棚澤 どっちもです。元々やっていたものを試合中にやっている中で、ひらめきでそれをやったりします。

–ハイキックで末國選手をKOしていましたが、あれはひらめきか狙っていたのかどっちですか?

棚澤 あれは狙っていました。練習でずっと当てたりしていたので、良いイメージはずっとありました。その他はタイミングであったりとか、練習していたものを出す前にやっていることもひらめきが多いです。やっている中で考えながらフェイントを使ってひらめいて、そのフェイントを使いながらひらめきの技をやったりとか考えてやっています。

–格闘技になると全然おバカキャラじゃないんですね。

棚澤 格闘技って深いのが面白くて、簡単じゃないのが良いですね。

–ちなみに2月23日はRISEの旗揚げ記念日にもなるんですけど、23周年ということで棚澤選手よりも年上になります。

棚澤 本当ですよね。こんな18歳がそんなメインに立って良いのかなっていうくらいです笑。

–今回は旗揚げ記念日で松本天志選手とのタイトルマッチになりましたが、松本選手の印象などはありますか?

棚澤 この前の試合でいうと思い切りインローを蹴ってくるなという印象と、あとは気持ちが思ったより強いファイターだなっていうのと、手数があってまとめる所をまとめてキレのある選手だなと思います。あまり攻撃をもらわないようにしたいです。

–危険な1発を持っている選手だと思うんですけど、その対策もバッチリですか?

棚澤 松本選手に限らずパンチは基本的にもらいたくないので、それはもらわず当てて圧倒的に勝とうと思います。

–結構顔面でガードしている印象がありました。

棚澤 僕ですか?ですよね。今自分で言いながら思ってました笑。

–あれはガードなんですか?

棚澤 “いなし”ですね笑。

–松本選手のパンチもいなせますか?

棚澤 いなせます。全部バチっと当たっていると思うんですけど、実はいなしているので大丈夫です。

–試合はどんな展開になると思いますか?

棚澤 1ラウンドに1回は打ち合いになるんじゃないかなと思っているので、その中で僕が倒しにいけるタイミングで倒しにいって、僕のKO勝ちになるんじゃないかなと思います。

–今回の試合のポスターが可愛く仕上がっていますけど、最初見た時にどう思いましたか?

棚澤 これRISEのポスター?みたいな笑。いつもかっこいい感じでやっていたと思うんですけど、今回全然ちゃうやん。何のポスターこれ?みたいな感じでした笑。「今日好きっぽいポスター」みたいなコメントももらいました。

–今回の試合に勝って、タイトルを取った後の展望はありますか?

棚澤 53kgに上げるか、やることは変えずに格闘技の価値と自分の価値を上げるために次のことにチャレンジしていって、自分のレベルアップにつながるような試合をしていきたいです。

–最後にファンの皆さまに向けてメッセージをお願いします。

棚澤 2月23日はどんな展開になるか分からないですが、僕のKO勝ちは見えているので瞬き厳禁でお願いします。


麻火佑太郎インタビュー「4年越しのリベンジなので勝って過去を払拭したい、夢だったRISEのベルトを諦めたくない」

◇麻火佑太郎インタビュー

–試合までちょうど2週間ですが、コンディションはいかがですか?

麻火 コンディションもバッチリで今までの2倍練習できているので、そこを試合でどれだけ出せるかというのが自分の今回の課題だと思うので、純粋に楽しみです。

–どういった点がコンディションが良いと思う理由ですか?

麻火 まず身体の使い方を1から勉強していて、今までそこを知らずに格闘技の練習ばかりやっていたんですけど、自分の身体を理解して上手く身体を使いこなすっていう所を学ばせていただいています。そのおかげで体も連動してきていて、自分がまだ成長できるんだなっていうのを感じながら練習できています。

–それってどういうトレーニングなんですか?

麻火 細かくは言えないんですけど、あるパーソナルトレーナーさんを紹介していただいて、その方に自分の身体の課題を教えていただいて、与えられたメニューを毎日やっているという感じです。

–牙の抜けたケルベロスを退治する準備は万全ですね。

麻火 前回の試合までは牙が生えていたと思うんですけど、僕が煽りもしないですし、素の木村颯太と戦うみたいな感じになっているので、勝手に牙が抜けてしまっていますよね。ただやっぱり試合の感じを見ていると、熱いものは絶対持っているんだろうなっていう、元々のファイティングスピリットみたいなものは持っていると思うので、リング上では結構熱くなると思います。4年越しのリベンジなので勝って過去を払拭したいです。

–前戦の試合を振り返らせていただきたんですけど、前回は惜しくも敗れてしまいましたがあの試合を振り返ってみていかがですか?

麻火 ソンヒョン選手との試合は、自分の根本的な弱さが出ました。経験値があるのはもちろん分かっているので自分はテクニックを練習してきたんですけど、それを上回るフィジカルというか前に出る力っていうのがソンヒョン選手は強かったですね。ただRISEの採点基準も変わってきているので、今までのスタイルではダメだなっていうのもそこで改めて感じました。

–直近の戦績を見るとトップレベルと言われている選手との試合で負けてしまっていて、トップではない選手との試合ではKO勝ちしたりしているんですけど、トップの選手との試合ではどの辺が課題だと思いますか?

麻火 そこはやっぱり自分でも気にしているんですけど、RISEのトップ4って呼ばれている原口選手、チャド・コリンズ選手、白鳥選手、ソンヒョン選手がいる中で、そのうちの3人に勝てていないという所で、精神的なところだなというのは1番感じています。正直持っているものは差がないと思うんですけど、そこで格闘技に対する精神的な強さっていうのがあの選手たちにはあって、そこが課題だなと3人と対戦して思いました。

–今回ケルベロス選手との試合は、リベンジマッチを受けてもらう立場ですけど、相手のケルベロス選手は「麻火選手の方が格上なので、むしろ対戦してくれてありがとう」って仰っていました。

麻火 牙抜けてますね笑。

–ちなみに麻火選手が会見やRISE’s PRIZEでも良い人って言い続けていますけど、ケルベロス選手にインタビューした時にその話をしたらだいぶ気持ち良くなっているみたいでした。

麻火 白鳥選手の時もそうで、かっこいいキャラが本人の中にもあったと思うんですけど、そういうのを解いてあげた感じがあるので、そういう役割だなと思います笑。

–相手の心を操作するのも戦略のうちですか?

麻火 戦略ではやっていないですけど、今牙が抜けているんだったら後ちょっとで勝てるんで作戦通りですね笑。

–前回ケルベロス選手と4年前に対戦した時と、最近のケルベロス選手の試合を見ていて、相手の穴は見つけましたか?

麻火 穴っていう穴は今は言えないですけど、スタイルはあまり変わっていないので長所が変わっていないんだろうなっていうところですね。元々の自分の形があって、そこに年齢とともにフィジカルが強くなっていってる印象なので、プラスで何か武器が増えているというよりかは、元々あった強さにフィジカルが上乗せされているんだなという印象です。

–ちなみにリベンジで思い出したんですけど、会見の時に「リベンジして行く1年にしたい」と仰っていましたが、これに勝ったら白鳥選手とのタイトルマッチとかチャド選手とのリベンジマッチとかも見えてくると思うんですけど、ここを勝ったらどうしていきたいか具体的な目標はありますか?

麻火 この間白鳥選手にも直接言ったんですけど、今度勝ったら白鳥選手本人がやりたいって言いますと言っていて、自分の理想では7月に200回記念の大会があると思うんですけど、そこで後楽園ホールを満員にして白鳥選手にリベンジするのと、また今年1年の1番良い試合を2人でしたいなという目標があります。

–RISE’s PRIZEに初参加でしたけどどうでしたか?

麻火 会場やゲストの方も豪華だったり、選ばれている選手はRISEのトップの選手なので、ずっとRISEに憧れていた自分がここに今いるんだっていうのを感慨深く過ごしていました。あの賞をいただいて家に帰ってから泣きそうになった事があって、ずっと長野県にいる時に恩師が「佑太郎ならRISEのチャンピオンになれるよ」ってずっと言ってくれていたんですけど、その時はRISEに出ていなかったので、遠い世界の話のようにずっと感じていたんですよ。正直ありがたいのと自分なんかでいけるのかっていう葛藤があって、RISEに出たい選手がいっぱいいる中で1番良い試合という事で選んでもらえたのは本当に頑張ってきて良かったなと思いました。ただ勝っていないので、次は勝ってあの賞をいただきたいですね。

–何賞が1番欲しかったですか?

麻火 Best KO賞ですね笑。

–あれは美しいハイキックでしたね。

麻火 KO賞いけるかなと思いました笑。

–今回試合のある2月23日がRISEの旗揚げ記念日になるんですけど、記念すべき日に試合をすることで心境はいかがですか?

麻火 上京前に一度出させていただいた事があるんですけど、2022年の2月23日のチャッピー吉沼選手との試合があった記念大会で本格的にRISEデビューさせていただきました。2戦目にケルベロス選手に負けてしまったんですけど、2月23日っていうのは自分の中でもRISEデビュー戦のような感覚で挑んだ試合なので、そこで勝ててランキングも入れましたし、その2年後ぐらいに出させていただいた2月23日の試合でも勝てているので、自分にとって2月23日の大会というのは思い出で、過去のことも含めてプラスの大会だなと思います。

–今まで2回出て2回とも勝っているんですよね。

麻火 縁起の良い日でだいぶ追い風が吹いているので、自分の大会にしたいですね。

–ちなみにケルベロス選手に追加で何か言っておくことはありますか?

麻火 ラウンドガールとご飯に行きたいって言っていたと思うんですけど、かっこいいし僕の周りにもケルベロス選手のこと好きな人もいるんですよ。だから今のキャラを貫抜いて素のままでいけば絶対にモテると思います笑。

–頑張りなよってことですかね?

麻火 自ずとモテるんじゃないっていう感じですね笑。頑張らなくても良い子なので。ただケルベロスとして生きていた頃は辛かったのかなって聞きたいですね。だってあんなに良い子があんなマイクを言うわけじゃないですか。だからどんな辛い思いをしてきたんだろうって純粋に気になりますね笑。

–最後にファンの皆さまにメッセージをお願いします。

麻火 さっきも話にあったんですけど、トップどころに勝てない自分の弱さはあるんですけど、変わらず信じて応援してくださっている皆さんがいるから自分はずっと戦えていますし、夢だったRISEのベルトを諦めたくないので、今年僕がベルトを巻く姿を楽しみにしていただきたいですし、一緒に戦っていただきたいのでぜひ今年も麻火佑太郎の応援をよろしくお願いします。2月23日は必ず熱い試合をして勝ちます。楽しみにしていてください。


木村“ケルベロス”颯太インタビュー「今回もダウンは奪れると思う、そこからの進化を見せないといけないので、判定で勝つんじゃなくてしっかり倒しにいく」

◇木村”ケルベロス”颯太インタビュー

–TEPPEN OSAKAでの稽古お疲れ様でした。

木村 ありがとうございました。

–出稽古をやってみてどうでしたか?

木村 スアレック先生に教えてもらってめちゃくちゃ勉強になりました。

–スアレック“選手”ではなくて“先生”はどうでしたか?

木村 先生すごいですね。僕負けているので技術もしっかり吸収したいです。

–対策練習とかしていたと思うんですけど、どんなことをやりましたか?

木村 具体的なことはバレるので言わないですけど、勝つための方法ですね。

–なかなかハードなスパーリングもしていたみたいですけどどうでしたか?

木村 めちゃくちゃ前に出てくるし元気ですね。200万を取り返しに来たんですけど、ちょっと無理でした笑。

–またリベンジしたいですね。

木村 はい。いつかリベンジしにきます。

–試合に向けてンディションはいかがですか?

木村 疲れは溜まっていますけど調子自体はいいですし、この試合に向けて気持ちも入っていますし、しっかり追い込めているのでバッチリです。

–会見でも麻火選手に言われていましたが、最近可愛いキャラになっていますけど牙抜けちゃってないですか?

木村 それ結構言われるんですけど、抜けてますね笑。でも試合の時はちゃんと牙生えてケルベロスとして戦うので問題ないです。

–前回の試合を振り返っていきたいと思います。前回の田中佑樹戦でのKOが評価されてRISE’s PRIZE 2025のBest KO賞でもノミネートされていました。会心のKOだったと思うのですが、ご自身ではいかがですか?

木村 あれは会心で気持ちよかったですね。ちゃんと狙っていました。試合終わりの会見で「出したら当たった」とか言ったんですけど、ちゃんと狙っていました。だからラッキーパンチではないです。

–得意なパターンの右ストレートですよね。

木村 あれは得意です。勝手に出るので右ストレートは得意です。

–次もあのストレートは見れそうですか?

木村 見れます。いや見せます。

–2月23日はRISEの旗揚げ記念日になりますが、記念すべき日に試合をすることについてはどう思いますか?

木村 嬉しいですね。毎年記念大会は見ていますけど、そこに僕が出場させてもらえるなんて嬉しいです。おめでとうって気持ちで戦います。

–記念大会は初めてですか?

木村 初めてです。

–じゃあいつもと違った気持ちで試合ですね。

木村 そうですね。

–今回は麻火佑太郎選手との試合ということで、リベンジマッチを受ける形になるんですけど、リベンジを受ける側になった心境と相手の印象を聞かせてください。

木村 リベンジマッチを受けるというか、今ではランキングも実績も麻火選手の方が上ですし、受けてくれてありがとうございますと思っています。印象は強くなっていますね。実績も出てきて結果も残しているじゃないですか。でもあんまり言ったらバレるので言えないですけど勝てます笑。

–前回の麻火選手との試合は2022年5月なので3年以上前になるんですけど、その時はダウンを奪って一方的な展開でしたが、今回はどうなりそうですか?

木村 ダウンは奪れると思うんですよね。でもそこで進化を見せないといけないので、前みたいに判定で勝つんじゃなくてしっかり倒しにいきます。

–麻火選手をKOするのは至難の業で、チャド・コリンズ選手とかトップ選手しかKOしていないですけどKOできそうですか?

木村 できます。上に挑戦できるし結構ここがポイントだと思っていて、負けたら自分はそこまでだったっていう事で実力がわかると思うし、KOで見せつけたいと思います。

–自分がリベンジを受けるというよりは、上に挑戦できるという気持ちなんですね。

木村 そんな気持ちです。

–その麻火選手を倒すとしたら、どんなフィニッシュになると思いますか?

木村 フィニッシュは右ストレートが理想ですけど右の跳び膝ですね。当たると思うんですよね笑。けっこうマジで。

–右ストレートは有言実行で当てていますけど、今回は右膝を当てたいですね。

木村 当てたいですね。いつも会見で新しい技を出すって言って全然出てないので、次こそはいきます。

–ちなみに会見やRISE’s PRIZEでも麻火選手に良い人って言われていますけど、気持ち良くなって油断してないですか?

木村 正味気持ち良くなってます笑。RISE’s PRIZEでもダウンさせらたのでやり返します。

–その時に話も出ていましたけど、ラウンドガールとは飲みにいきたいですか?

木村 めちゃくちゃ行きたいです笑。勝ったら行きましょう。

–ちなみに誰が良いですか?

木村 そんなの言えません。皆んな行きましょう。

–麻火選手に勝ったら白鳥選手とのタイトルマッチとかは考えていますか?

木村 もちろんベルトは欲しいので考えてます。でもその前にまずはここを勝たないとベルトはないと思うので、ここを逃したら本当にないので、とりあえず勝ちます。

–じゃあここで勝って次に繋げたいですね。

木村 何としても繋げたいです。

–麻火選手には良い人と言われていますが、逆に何か言っておくことはありますか?

木村 何回も同じことになりますけど、ラウンドガールと飯に行っててずるい。それだけです。

–試合前はまんまとやられている感じですね。

木村 試合は噛み殺します。安心してください。

–最後に試合に向けてファンの皆さまにメッセージをお願いします。

木村 いつもありがとうございます。ここをしっかり勝ってベルトを巻くところまでいきます。応援お願いします。

■ RISE196 -RISE 23rd Memorial event-
日時:2月23日(月・祝)
会場:東京・後楽園ホール

<メインイベント[第11試合] 第4代RISEフライ級(-51.5kg)王座決定戦 3分5R延長1R>
棚澤大空(TEAM TEPPEN/同級1位、第7代DEEP☆KICK-53kg王者、RUF presents 200万総取りトーナメント GACHI!! スーパーフライ級優勝)
vs.
松本天志(TARGET SHIBUYA/同級3位、RISE NEW WARRIORS フライ級トーナメント優勝)

<セミファイナル[第10試合] フェザー級(-57.5kg)王座次期挑戦者決定戦 3分3R延長1R>
梅井泰成(Mouton/同級3位、第4代RISEフェザー級王者)
vs.
大森隆之介(EX ARES/同級4位、バンタム級1位)

<第9試合 スーパーライト級(-65kg) 3分3R延長1R>
麻火佑太郎(PHOENIX/同級2位)
vs.
木村“ケルベロス”颯太(心将塾/同級7位)

<第8試合 フェザー級(-57.5kg) 3分3R延長1R>
翔(REVOLT/同級5位)
vs.
戸井田大輝(TOP LEAD GYM/同級7位)

<第7試合 フェザー級(-57.5kg) 3分3R>
松下竜之助(Team +1/Stand up King of Rookie 2022 -57.5kg級優勝)
vs.
有井渚海(team VASILEUS)

<第6試合 フライ級(-51.5kg) 3分3R延長1R>
水野夢斗(TEAM TEPPEN/同級12位、Stand up King of Rookie 2024 -51.5kg級優勝)
vs.
正木翔夢(OISHI GYM)

<第5試合 バンタム級(-55kg) 3分3R延長1R>
福井萌矢(建武館/同級14位、Stand up King of Rookie 2021 -55kg級優勝)
vs.
堀本祐惺(TRY HARD GYM/STRIKE NEXUS初代スーパーバンタム級王者)

<第4試合 スーパーフェザー級(-60kg) 3分3R>
白鳥光希(正道会館KCIEL)
vs.
堀佑太郎(IDEAL GYM/2024年Amateur RISE Nova全日本トーナメント-65kg級優勝)

<第3試合 スーパーフライ級(-53kg) 3分3R>
小野琥大(TARGET/2025年RISE Nova全日本大会ジュニア-55kg級優勝)
vs.
内山朋紀(TEAM +1/2018年全日本学生キックボクシング連盟フライ級王者)

<第2試合 アトム級(-46kg) 3分3R>
まりも(NEXT LEVEL渋谷)
vs.
小西江美香(CYCLONE GYM)

<第1試合 フライ級(-52kg) 3分3R>
毬那(Y’ZD豊見城GYM)
vs.
奥村樹里(HAYATO GYM/2024年RISE Nova全日本女子トーナメント-57kg級優勝)