[ファイトクラブ]イッテンヨン棚橋弘至引退大特集! ウルフアロン衝撃デビュー他全試合

[週刊ファイト1月15日]期間 [ファイトクラブ]公開中

 ついに、新日本プロレスのエース棚橋弘至が引退を迎えた。今回は、いつもより内容拡張でお届け! 試合は勿論、引退セレモニー詳細、また過去の撮り溜めたのタナ写真集も公開! チャラい頃からあります(笑)。
 ほかにも、ウルフアロンデビュー戦や男子女子ともに二冠王者誕生など大会完全網羅!

▼イッテンヨン棚橋弘至引退大特集! ウルフアロン衝撃デビュー他全試合
 photo & text by 西尾智幸
・46,913人超満員札止め圧巻の観衆
・もったいない第0タイトルマッチ
・逆に長くて見せ場もなかった第1試合
・朱里は新日本女子王座2冠達成
・UEのXになんとジェイク・リーが現れる
・ジュニア4way、特に見せ場なく終了
・プロレスLOVEを感じさせたウルフアロン
・ウルフアロンNEVER戴冠の裏でEVIL Good job!
・辻陽太、K.TAKESHITA下し2冠王者 
・棚橋弘至33分超初めて疲れた試合
・うまく試合を作ったオカダ・カズチカ
・藤波辰爾、武藤敬司、内藤哲也ら豪華ゲスト


イッテンヨン棚橋弘至引退大特集! ウルフアロン衝撃デビュー他全試合

■ WRESTLE KINGDOM 20 in 東京ドーム 棚橋弘至引退
日時:2026年1月4日(日) 16時開始
会場:東京ドーム 
観衆:46,913人(超満員札止め)

 この日がやってきた。 1999年10月真壁伸也(現 真壁刀義)を相手にデビューした棚橋弘至。25年と3か月、どんな時も前を見て走り続けたが、遂にこの日引退試合となった。
 
 先に、11時から後楽園で東京女子の試合を観たが、終わったのが予想以上に遅く、会場をあとにしたのが、14時半を回っていた。
 そこからフードコートで食事をするも、ランチタイムはズレているのに凄いひと。更に階段を上がりドーム前に行ってびっくりしたのは、いつも以上にひとであふれ返っていた事。
 会場周辺には、棚橋の幟が沢山立っており、お馴染みのコスプレファンも多く見られた。
 否が応でも、気分は上がる。15時前には会場入口に着いたが、20ゲートが後楽園駅寄りで、かなり歩き、更に行列に並ぶ。着席した時には、15時半からの第0試合のゴングが鳴ったあとだったが、まだ第0なのに、もう最上階までびっしり。記者は、大阪在住で初イッテンヨンは2017年だったので、約47,000人札止めにも圧倒された。そして、ここから約5時間半の長旅が始まる…。

棚橋弘至必殺技大全集!世界のオカダ・カズチカの巧さと凄さ

<第7試合 棚橋弘至引退試合 60分1本勝負>
○オカダ・カズチカ
 33分3秒 レインメーカー⇒片エビ固め
●棚橋弘至

 素直に良かったと思うし感動もした。まさかの333(33分3秒)。棚橋の体力と体への負担を考えたら、頑張って20分くらいかと思っていた。
 結局、試合は終始オカダがリードしてうまく回していたと思う。
 あえて、ヒールの顔を出しブーイングを浴びるような事をやったり、棚橋コールを小憎たらしく煽ったり。
 会場を沸かす為に、あの手この手でやったし、相変わらずたった一発のドロップキックで会場を沸かしてみせた。中邑真輔もいいが、記者はオカダで正解だったと思う。
 介錯という意味では、レインメーカーはビッタリの技だったと思うし。

 棚橋も、ハイフライフロー、スリングブレイド、ダイビングサンセットフリップ、ドラゴンスープレックス、ドラゴンスクリュー、ドラゴン張り手、テキサスクローバーホールドなど得意技は、ひとつひとつを確認するかのように全部出し切っていた。更に武藤敬司のフラッシングエルボー、柴田勝頼のPK、中邑のボマイェも気持ちがこもっていて鳥肌であった! まあ、どれも本家には敵わないクオリティだったのは置いておいて(笑)。
 それぞれの選手への思いとして! それに、掟破りのレインメーカーまで繰り出した。


 試合後、小憎たらしかったオカダが、「棚橋さん、お疲れ様でした」。そして、素直に「ありがとうございました」と頭を下げるのもステキであった。場内、歓声と拍手に包まれた。
 そして、あとで詳しく書くが、1時間はあった引退セレモニーでは泣かされた。

勿体ない第0混乱第1試合 朱里新日女子二冠 ジェイク・リー復活

<スターティングマッチ 10分1本勝負>
○村島克哉 安田優虎
 6分19秒 逆エビ固め
嘉藤匠馬 ●松本達哉

<第0試合 NJPW WORLD認定TV選手権試合 15分1本勝負>
[王者]○エル・ファンタズモ
 11分48秒 サンダーキス’86⇒片エビ固め
[挑戦者]●クリス・ブルックス
※第9代王者が6度目の防衛に成功

 第0試合でタイトルマッチは珍しい。しかも相手はDDTのトップ選手である。
 第1試合を目指してくるお客さんも多いだろうから、15時半からのこの段階では、まだ客席は席を探してウロウロしている方も多く、落ち着かない状態。しかし、見応えのある試合だったと思うだけに、なぜに第0だったのか? 第1試合と逆にしたほうが良かったと思える。

<第1試合 NEVER無差別級6人タッグ選手権試合トルネードランボー 8組参加>
[挑戦者組]○ザック・セイバーJr 大岩陵平 ハートリー・ジャクソン(4)
 20分43秒 ヨーロピアンクラッチ
[挑戦者組]後藤洋央紀 YOSHI-HASHI ●ボルチン・オレッグ(6)
※矢野&YOH&ワトが4度目の防衛に失敗。ザック&大岩&ジャクソンが第32代王者組
退場順 ()内は入場順 Yuto-Ice&OSKAR&クラーク・コナーズ<3>、真壁刀義&田口隆祐&タイガーマスク(5)、海野翔太&上村優也&武知海青(1)、石井智宏&タイチ&小島聡(7)、成田蓮&SANADA&金丸義信(2)、[王者組]矢野通&YOH&マスター・ワト(8)


 THE RAMPAGEのパフォーマンスから始まった6人タッグのトルネードランボー。つまり、48人者選手が登場する。正直、ドンドン増えてくると、誰と誰が仲間なのかすら解りづらくなり、大きな見せ場もなく、20分以上続いた。
 シングルならまだしも6人タッグではちょっとこの方式は合ってないのではなんだろうか? それに、先に書いた通り、こちらの第0試合にした方がよかったと思う。
 最後はザック・セイバーJr組が後藤洋央紀組を下し勝利したが、ボルチン・オレッグがザックに食らいついていく場面もあり、後日1・18後楽園ホールでこの2チームがタイトルマッチで再び闘う事が発表される。

<第2試合 IWGP女子&STRONG女子選手権試合 60分1本勝負>
[STRONG女子王者]●上谷沙弥
 12分9秒 朱世界⇒片エビ固め
[IWGP女子王者]○朱里
※上谷がSTRONG女子2度目の防衛に失敗。第6代IWGP女子王者・朱里が初防衛に成功するとともに、第7代STRONG女子王者

 スターダムのリングでこのカードが組まれたなら、この倍以上の時間闘っていただろう。
 なので、試合内容はコンパクト時短版ではあるが、カウント2.9の攻防もあったし、過去のスターダムの扱いを考えれば、良かったのではないか? 
 特に2023年のイッテンヨンで、IWGP女子は、王者KAIRIに中野たむが挑戦する試合であったが、たった5分ちょいであっさりとたむが負けてしまい、ベルトの意味合い、真価が問われた。

 さて、これで乗りに乗っている沙弥様を破り、新日本が認定する女子シングルベルトの二冠王者となった朱里。この先、統一して一本化するのもありだろうし、どういう動きを見せるのか、楽しみな2026年のスタートとなった。

<第3試合 スペシャル10人タッグマッチ 30分1本勝負>
グレート-O-カーン カラム・ニューマン HENARE アンドラデ・エル・イドロ X=○ジェイク・リー
 13分17秒 FBS⇒体固め
鷹木信悟 デビッド・フィンレー ゲイブ・キッド ドリラ・モロニー ●高橋ヒロム

 特筆すべき事は、UNITED EMPIREのXがジェイク・リーであった事。流石に、場内もどよめいた。そもそも、ケガで欠場をして1年4か月。動向が全然分からなかったリーが元々いたWAR DOGSではなく、UEで戻って来たのだ。
試合は、そのリーが必殺のFBSで高橋ヒロムを沈めた。
 試合後、WAR DOGSと無所属の共闘関係は終わり、新ユニットアンバウンド・カンパニーとして活動する事を辻陽太から発表された。果たしてうまくまとまっていくのか?

<第4試合 IWGPジュニアヘビー級王座次期挑戦者決定4wayマッチ 60分1本勝負>
○エル・デスペラード
 7分35秒、ピンチェ・ロコ⇒片エビ固め
●SHO
※他に石森太二、藤田晃生

 DOUKIの持つジュニア王座の挑戦権を賭けて、4選手が闘ったのだが、意外と短めに終わってしまった。この4人ならもっと面白い展開が出来たと思うのだが。途中乱入もあり、個人的にはそれ無しでやって欲しかったところ。なので、余計第1試合の20分が勿体なく思えてくる。

ウルフアロンデビュー戦で王座獲得の快挙 辻陽太は二冠王者に!

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