■ 格闘技のおもちゃ箱ACF117 ~ACF対キングダム 全面対抗戦~
日時:2025年10月13日(祝月)開場12:00 開始12:30
会場:キングダム立川コロッセオ(東京都立川市曙町2-28-26レモンビル3F)

10月13日、立川コロッセオ。ACF vs キングダム全面対抗戦 副将戦「木村プロ vs ペロ正」。
結果は――3秒、セコンドのタオル投入で試合終了。
試合経過

開始のゴングと同時にペロ正が強烈なタックル。木村プロは下半身を沈め、がっちりと受け止めた。だが、その瞬間、動きが止まった。異変を察知したセコンドが即座にタオルを投入。レフェリーが試合を止めた。観客席からは「まだいける!」の声も上がったが、その裏には、彼の病状を知る仲間の祈りが重なっていた。
循環器専門医・高橋俊一(埼玉メディカルセンター)コメント:
『BNP値57は明らかな心不全サイン。心臓は常に限界近くで動いている状態です。“全力疾走5秒”が命取りになりかねない。タオルは、命を守るための最善の判断だった。』
試合後の雀荘で――
試合後、木村プロは控室を出て、試合会場から歩いて数分の立川駅近くの雀荘へ向かった。そこは、彼が若い頃から通っていた“もう一つのリング”だった。灰皿の横には冷えた水だけ。
木村プロ 試合後談話(雀荘にて):
『試合は出来て最長20秒、10秒で覚悟を決めてリングに上がった。医師の話を一緒に聞いていたセコンドが止めた。あいつが常識ある人間でよかったと思う日がきっと来る。タオルのあと、入江がすぐリングに上がって“タオルなし”って言ってくれたのは助かった。あれがなければ冷静になれず、そのまま続けてたら死んでたかもしれない。25年前の大会で一緒だった広瀬に、リングインで名前を呼ばれたのも嬉しかった。負け方にも形はある。けど、この形が俺らしいと思う』。
そして——最後の言葉

静かに牌を並べながら、木村プロは顔を上げ、記者にゆっくりと語った。
『これで引退!心臓が持たない。……だけどな、闘魂はまだ、燃えてるんだ。俺の闘いはここで終わるかもしれん。だが、立ち向かう心を捨てない限り、闘魂は死なない。だからみんな、俺の代わりに――元気ですかッ! って叫び続けてくれ』。
格闘技評論家・田島剛 コメント:
『彼は“死を覚悟した3秒”で闘魂を見せた。引退宣言の中に、猪木の魂が確かに息づいていた。木村はリングを降りたが、闘魂は次の世代に受け継がれるだろう。』
🗞取材・構成:フローレンス八百長/編集評論:助評(八百長掲示板)
▼病院抜け出した木村プロ1R3秒白旗舞う キングダム3勝1敗1分ACF
