■ コスメフェリーチェ株式会社presents「天王山2025」準決勝・優勝決定戦
日時:9月28日(日)
会場:大阪・アゼリア大正ホール
<第1試合 天王山2025準決勝戦 30分1本勝負>
●アルティメット・スパイダーJr
13分16秒 エビルベアーボム⇒エビ固め
○三原一晃
※三原一晃が優勝決定戦進出
準決勝第1試合は、若手時代から幾度となく闘ってきたスパイダーと三原による脂が乗った者同士の対戦からスタート。
どん底から這い上がってきたスパイダーのテクニックか、それとも大阪マットで久々に勲章を欲する荒熊・三原のパワーか。小細工なしに真正面から組み合うも、力では三原が有利。規格外のパワーで攻め立てる三原に対し、スパイダーは防戦一方となるが虎視眈々と反撃の機会を狙う。
一瞬の隙を突いて決死のトぺコンを合図に反撃開始。豪快なミサイルキックからスパイダーピストル、アメイジングカッター、ソバットと畳みかける。勝負をかけてコーナー最上段に登るスパイダーだったが、息を吹き返した三原が雪崩式ブレーンバスターで切り返す。さらにラストライドでコーナーポストに叩きつける荒業も披露。
丸め込みで応戦するスパイダーだったが、メガトンラリアットを喰らい万事休す。最後は必殺エビルベアーボムに沈み、三原が力でねじ伏せて決勝進出を決めた。
<第2試合 天王山2025準決勝戦 30分1本勝負>
○松房龍哉
10分34秒 龍蟠虎踞⇒エビ固め
●TORU
※松房龍哉が優勝決定戦進出
準決勝第2試合は、一戦一戦着実に勝ち上がってきた松房がローグネイション首領・TORUと対峙。
自らを“ミスター天王山”と豪語するTORUは、松房の入場時に背後から奇襲を仕掛けて神経を逆撫でする。怒りの松房が反撃に出るが、TORUは急所攻撃やエプロン上でのDDTで主導権を譲らず。場外カウント17で辛うじて生還した松房に、TORUは得意技のオンパレードで畳みかける。
ピンチの松房だったが、起死回生のジョン・ウーから膝を叩き込み形勢逆転。我龍天睛、変形三角締め、鳳飛龍舞と大技を繰り出すも自爆もあり試合は混沌とする。互いの意地をぶつけ合う打撃戦を制した松房がフライングフォーアームを狙うと、TORUが膝で迎撃。さらに急所攻撃を狙うTORUに、松房が強烈な膝を叩き込み龍蟠虎踞に繋げて丸め込み。劇的勝利で松房が決勝進出を決めた。
<第3試合 バトルロイヤル 30分勝負>
○タコヤキーダー
9分43秒 ダイビングエルボードロップ⇒片エビ固め
※退場順
①ビリーケン・キッド
②手塚基伸
③くいしんぼう仮面
④スペル・デルフィン&ツバサ
⑤大坂丈一郎
⑥ザ・ボディガー
⑦えべっさん
大阪プロレスを象徴する“ごちゃ混ぜ文化”を体現したバトルロイヤル。総合格闘技出身の手塚は初体験ながら順応し、場内に大爆笑を巻き起こす。
大見得を切ったビリーを背後から締め落とした手塚が脱落第1号。続いて5人がかりの関節技で手塚がギブアップ。くいしんぼう仮面はケブラーダを狙うもデルフィンクラッチで敗退。回転エビの応酬でデルフィンとツバサも脱落し、残るは4人。えびすボトムで丈一郎も退場。えべっさんとタコヤキーダーがボディガーを挑発して脱がせようとし、騙し討ちでボディガーも退場。
最後はえべっさんとタコヤキーダーの一騎打ち。こじんまりとしたダイビングエルボードロップでタコヤキーダーが勝利し、大阪名物のベルト挑戦を表明。12月7日エクスカリバーでの開催が決定的となった。
<第4試合 8人タッグマッチ 30分1本勝負>
タイガースマスク ○佐野蒼嵐 入江茂弘 クワイエット・ストーム
12分56秒 無双⇒片エビ固め
ゴリアテ 大瀬良泰貴 ●浅川紫悠 TiiiDA
正規軍とローグネイションによる8人タッグマッチ。奇襲から始まり場外乱闘で大ブーイング。リングに戻ってもローグネイションが主導権を握り、タイガースを集中攻撃する。
窮地を脱したタイガースがストームに交代すると、一人で4人を相手に大暴れし場内は大興奮。混戦の末、最後は佐野と浅川の対決に。タイガースのアシストを得た佐野が無双を決め劇的勝利。
試合後、佐野はマイクで「天王山でゴリアテ、そして今日浅川から勝った。エクスカリバーでタイガースさんとタッグを組み王座に挑戦させろ!」と宣言した。
<第5試合 天王山2025優勝決定戦 時間無制限1本勝負>
●三原一晃
22分50秒 龍胆
○松房龍哉
※天王山2025優勝は松房龍哉
19回目を迎えた天王山の決勝戦。初優勝を狙う三原と松房が激突。序盤は松房が三角飛びプランチャや我龍天睛で主導権を握るが、三原もラストライドで反撃し一進一退の攻防に。
互いに得意技を惜しみなく繰り出し、壮絶な消耗戦に突入。最後は松房が三原のメガトンラリアットを切り返し、龍胆で締め落として悲願の初優勝を飾った。
<試合後>
精魂尽き果てた松房はトロフィーを手に「2020年のデビュー戦で三原さんにボコボコにされた。5年経って天王山決勝で再び闘えたことを嬉しく思う。またやりましょう」と感謝を述べた。
さらに「今年一番大阪で強いのは俺や。この団体のてっぺんを獲った。もう一つのてっぺん、大阪プロレス王座に挑戦する!」と宣言。王者TORUも「待ってたよ。エクスカリバーで戦おう」と承諾し、年末ビッグマッチでの王座戦が濃厚となった。



