マグナムTA&グレッグ・ガニアがレスリングフィギュア問題に言及
プロレスファンほど情熱的なファンベースは存在しないかもしれないし、プロレスフィギュアを集めるコレクターほど情熱的な人々もいないかもしれない。
顧客は長らくアップデートを待っている。PowerTown(往年の名レスラーを精巧にフィギュア化することを主眼とした会社)に関しては、最初の「Ultra Series One」でブルーザー・ブロディ、ルー・テーズ、バーン・ガニア、スタン・ハンセン、ケリー・フォン・エリック、マグナムTAをラインナップした。
初期ロットに欠陥があることをマット・カルドナとブライアン・マイヤーズが指摘し、PowerTownは修正を行い、コレクターから高い評価を得た。
その後、第2弾シリーズが発表され、AWA時代のRemcoライン復刻、さらにはTNAのフィギュアシリーズ化も決定。いずれも事前販売が行われ、顧客は注文を入れたが、その後は音沙汰なし。沈黙にフラストレーションが募り、PowerTownの存続自体が疑問視される事態となった。
プロレスレジェンドのマグナムTAは、グレッグ・ガニアに招聘されてPowerTownの「顔」となった。ガニアは主に人材獲得を担当したが、経営や財務面には明るくなかった。
ガニア曰く:
「参加した時、『6体だけ作る』なんて聞かされなかった。『もしフィギュアを作るならどうする?』と聞かれて『歴史を振り返り、基盤を築くべきだ』と答えたんだ。そこから声をかけていったら、最終的に245人ほどのタレントが契約に応じた。それから事前販売の話が始まったが、レスリング界に精通しつつビジネス感覚のある人間が必要だと痛感したんだ」
では現状は?TAとガニアはポッドキャスト「Straight Talk With The Boss」で生配信を行い、最大の疑問「フィギュアはどこにある?」に答えた。
マグナムTA:
「製品の一部はすでに100%完成している。ただしまだ出荷されていない。TNAとシリーズ2用の金型はすべて完成していて、初期パーツも作られた。しかし、最終承認を経て洗練された製品はまだ出来ていない。資金が揃い次第、すぐにでも飛行機便で発送するつもりだ。すべて今年度中に届ける。それに加えて、輸送費は全額こちらが負担する」
誰も「期限なしの回答」は聞きたくないが、それはTAとガニアも同じ。TAはコミュニケーション不足を認めた。
「製品が第一、顧客満足も第一。ここ1年半でその両方が欠けてしまったが、今後は二度とそうはしない」
ガニアも同意。
「僕もコミュニケーション不足には苛立っている。でも、下手に発表して後で覆るのは避けたい。TAが仕上げ次第、正式に発表する。できるだけ早く。それしか言えないが、我々が誠実であることは理解してほしい」
事前販売が混乱の根源だった。今回の製品群が処理されれば、フォーマットを完全に見直すという。
マグナムTA:
「もう二度と『事前販売』なんて聞きたくない」
ガニア:
「そうだ。もう事前販売はやらない」
オンラインで批判を浴びても、ガニアとTAは「正しい理由でこの事業に関わっている」と断言する。
「我々はレスリング、そしてファンに情熱を持っている。このフィギュアを届けることを約束する。我々の言葉は金(ゴールド)だ」
