8・30RISE191中村拓己見どころコラム+選手インタビュー!

鈴木真彦インタビュー「“格闘技は1人だけど1人じゃない”っていう事を最近改めて分かった。ここから“新たな鈴木真彦”として注目してほしい」

-今年は今回で3試合目になりますか?

鈴木 そうですね。今年は4月と6月と今回の8月で試合ができています。

–かなりハイペースですね。

鈴木 最近の中ではハイペースかもしれないです。

–コンディション的には試合をやっていった方が良いですか?

鈴木 理想は3ヶ月に1回なので試合をやっていた方が良いですね。試合をやる方がモチベーションも上がります。

–元々鈴木選手は年に4回くらいのペースで試合をされていましたもんね。

鈴木 多い時では5回とかもありました。

–やっぱり試合数が多い方が気持ちを保ってやっていけるような感じなんですか?

鈴木 どの試合も一緒の意気込みでやっていますけど、コンスタントにやっていた方が気も引き締まりやすいですね。

–前回は6月に戸井田大輝選手と対戦しましたけれど、この試合を改めて振り返ってみていかがですか?

鈴木 戸井田選手との戦いは自分の中で良い経験にもなりましたし、階級が上の選手ではあったんですけど、僕と似たような選手と戦えて本当にいい勉強になりました。

–1ラウンドから近い距離で戦っていて、少し楽しそうに戦っている様に見えました。

鈴木 そうですね。久しぶりに試合を楽しめたというか、試合中に“格闘技良いな”って感じましたね。

–ラウンド間でコーナーに戻る時に少し笑顔も見られたので、ここ最近の試合とは違った気持ちで試合に挑めていたのかなという印象を受けました。

鈴木 試合までの過程もそうですし、試合中も拳を交えてみて“良い男やな”って思いましたね。

–対戦した者同士でしか分からないような“得るもの”があった感じですか?

鈴木 それはありました。

–最近は中々思うように勝ち星を得られないような状況もあったと思うのですが、今は手応えであったり自分が強くなってきているなという実感は感じられていますか?

鈴木 正解が分からない格闘技なので、その時はその時で、その時の自分を信じてやっているわけじゃないですか。でも今は信頼できる仲間もいるから心強いし、“格闘技は1人だけど1人じゃない”っていう事を最近改めて分かったので、そういうのは大きいですね。

–今のチームメイトと長くやってきているのもあって、信頼関係が築けてきている事も大きいですか?

鈴木 そこはやっぱり僕も色々あって、色々経験していく中でそういう事は思いましたね。

–客観的には“吹っ切れた”というか、“新たな鈴木真彦”として前に進んでいるようにも見えますが、それはご自身でも感じていますか?

鈴木 感じていますね。ここから“新たな鈴木真彦”として注目してほしいです。

–今回はランキング3位の加藤有吾選手と試合が決定しましたが、このオファーが来た時の心境はいかがでしたか?

鈴木 ずっと加藤選手もランキングの上位にいたので、いずれは戦うだろうと思っていましたけど、オファーが来た時は「来たな」という感じでした。

–加藤選手の印象は?

鈴木 アグレッシブなファイターですけど、その中に上手さもあったり“良いファイターだな”という印象があります。

–会見でも「噛み合う、熱い試合になる」というような発言もありましたけど、そこについては改めてどのように考えていますか?

鈴木 それは間違いないんじゃないですか。僕は相手が誰であっても熱い試合をするって思っていますけど、今回の対戦相手の加藤選手もそういうタイプの選手なので、必然と盛り上がる試合になるでしょう。

–試合まで約2週間ですが、ワクワクしているような試合が楽しみな気持ちもありますか?

鈴木 いつもと心境は変わらないですけど、圧倒的な勝ちで勝利を飾りたいので、真夏の後楽園ホールを熱狂させてやろうかなと思っています。

–同じ日にチャンピオンの大﨑孔稀選手が試合をします。会見では「めちゃくちゃ意識している」という発言もありましたが、そこについてはしっかり相手を倒して大﨑選手にリベンジするっていう所も見据えていますか?

鈴木 加藤選手も大﨑選手を目指してやっているから、絶対にそこは避けて通れない道だし、そこで圧倒的に勝つ事で近づくと思います。一緒の大会に出る大﨑選手もそうですけど、先日の世界タイトルマッチ(志朗vs.玖村)も現地で観戦したので良い刺激をもらいました。

–その志朗選手と玖村将史選手の世界タイトル戦はどんな気持ちで見ていましたか?

鈴木 “志朗選手は志朗選手だな”って感じでしたけど、その中でも一つ一つの精度であったり技術があって、また強くなっているなと感じました。

–まだまだリベンジしなければいけない相手がいっぱいいますね。

鈴木 そうですね。

–鈴木真彦アツいの試合を見せていけば確実に2人に近づいていくという気持ちがありますか?

鈴木 その気持ちもありますし、「僕だったらもっと面白い試合ができるんじゃないか」という思いもあります。

–自分だったらこうなるなと思いながら世界タイトル戦を見ていたような感じですか?

鈴木 そうですね。志朗選手が結果としてダウンを3回奪って圧倒していたので、そこは上回られたというか。でも目指すところは変わっていないですね。

–まずは加藤戦をクリアして一つずつ階段を登っていくような感じですね。

鈴木 地道に1個1個クリアしていけば自ずと見えてくると思うので、そこに向けて1戦1戦やっていきます。

–最後にいつも応援してくれる皆様にメッセージをお願いします。

鈴木 今回の8月30日のRISE191は-53kgのガチトーナメントだったり、僕の階級のバンタム級王者の大﨑選手だったり、すごいメンバーが出る中での僕の1戦ですけど、1番僕が会場を盛り上げて最高の試合を見せるので期待してほしいです。


加藤有吾インタビュー「後楽園ホールが爆発するような、とんでもない熱気のある試合になる」

–念願の鈴木真彦戦が決定しましたが、改めて今の心境はいかがですか?

加藤 そうですね。RISEに参戦する前から同じ階級で活躍する選手だったので、ずっと意識していたし自分とやったら面白い試合になるなと思っていたので、それがいよいよぶつかるので楽しみです。

–鈴木選手のことを意識し始めたのはいつぐらいからですか?

加藤 RISEに出るよりも前からで、肘ありを鈴木選手がやっている時、旧KNOCK OUTの時に自分が本戦に出れなくて、鈴木選手が本戦で自分が負けた相手に思い切りKOして勝っていたり、ずっとRISEで活躍して志朗さんとか天心君とかとせめぎ合っているのも見ていました。ずっとチャンピオンで、僕がRISEに参戦した時も王座にいたので、本当に意識するようになったのはRISEに参戦してからですけど、その前からずっと見ていました。

–最近になって“鈴木選手と戦いたい”という意志を口にしているような気がするんですけど、そこは自分も確かな実力を付けてきているという自信もあるからこそ、挑戦したいなという思いがあるんですか?

加藤 自分が説得力のある試合をして実力を付けないと、周りと変わらない感じになっちゃうので、しっかり実力を付けて目立ってちゃんとやり合える位置になって、名前を出していこうというのは思っていました。

–加藤選手にも“鈴木選手と戦いたい理由”を話していただきましたが、最近の傾向として鈴木選手と戦いたい選手が多いと感じています。それはなぜだと思いますか?

加藤 やっぱりファイトスタイルに魅力があるので、1番の理由はそこだと思います。魅力がある選手なので「戦いたい」って言う人は多いと思います。

–実際に熱望していた通りに対戦が決まり、試合まで約2週間となりましたが、現在のコンディションはいかがですか?

加藤 今年は“鈴木選手と戦う”っていう事をずっと思い描いていて、試合が決まる前からもトレーナーに「イメージして練習しろ」って言われたり、戦う時の作戦は考えていたので、対戦が実際に決まった時からやる事や作戦は頭にあって1ヶ月前くらいから仕上がっている状態でした。これをあとは磨いていくような感じです。

–戦いたいと思っていたからこそ、鈴木選手のイメージはある程度固まっていたんですね。

加藤 そうです。だからこんなに早く作戦やイメージとかを準備して試合に臨んだ事がなかったので、試合が決まった段階でやる事は決まっていたし、あとはどうやってそれの確率をより上げるように磨いていくというような感じですね。

–鈴木選手と対戦するにあたっての気持ちは、楽しみでワクワクしていたり、恐怖心があって緊張したりしていますか?

加藤 緊張とか恐怖心は多少ありますけど、やっぱりワクワクっていう気持ちが1番大きいです。自信もあるし上手くいっている絵も自分の中で見えているので、楽しみな気持ちの方が勝っています。

–試合内容としてはどんなイメージをしていますか?

加藤 競る試合内容になるのかなと思うし、一瞬で終わっちゃうような気もします。

–前回の鈴木選手の試合は見ましたか?

加藤 現地で直接見に行きました。

–その試合を見ていかがでしたか?

加藤 戦うと思っていたのでイメージしながら見ていたんですけど、今だったら勝てるなという風に思っています。

–鈴木選手もインタビューでは「加藤選手とだったら噛み合うような試合になるから、後楽園ホールを熱狂させたい」というような事も仰っていました。

加藤 後楽園ホールが爆発するような、とんでもない熱気のある試合になると思います。

–それだけ熱い試合になると思いますか?

加藤 本当に“上手くやって勝とう”とは思っていなくて。もちろんただ打ち合うだけではないですけど、“どっちが強いのか”というのがはっきり分かる試合になると思います。

–鈴木選手といえば、RISEの55kgの階級をずっと引っ張ってきた、志朗選手などと並んで象徴的な選手の1人ですが、ここを超えることによってこれからのRISEを引っ張っていきたいというような思いもありますか?

加藤 RISEを引っ張って盛り上げるという気持ちはあります。今回がその始まりになる試合になると思います。

–今回の試合で仮に鈴木選手に勝ったとしたら、やはり大﨑選手へのリベンジも果たしたいですか?

加藤 そこはずっと意識しています。

–最近の大﨑孔稀選手の試合を見てみて、どんな印象がありましたか?

加藤 隙がないし強いし上手いしって感じで、本当に“チャンピオン”って感じだなと思います。

–大﨑選手は加藤選手が一緒に練習している志朗選手と戦いたいという発言もしていますけど、逆に加藤選手は最終的にいつか志朗選手と戦ってみたいという思いはありますか?

加藤 今すぐとかではないですけど、本当にすごい選手なので“追いつきたい”っていう気持ちはあります。

–もし仮にそういう時が来たらどうしますか?

加藤 時が来たらそうですね…笑。志朗さんが引退するまでに、もしかしたらあり得るかなとは思います。

–志朗選手に追いついて、戦いたいとか辿り着きたい思いもあるんですか?

加藤 辿り着きたいっていう気持ちはあります。

–鈴木戦にむけて重点的に強化している部分はどこになりますか?

加藤 ニックさんはボクシングを教えるのがスペシャリストって感じで、RISEはボクシングが重要になると思うので、ボクシングを重点的にやっています。

–今回の試合についてRIKIXの会長やトレーナーの方たちは何か仰っている事はありますか?

加藤 作戦についてもそうだし、「ただ勝つのではなくて圧倒的に勝とう」っていう事をちゃんと目標にして一緒にやっています。

–最後にいつも応援してくれるファンの皆さまにメッセージをお願いします。

加藤 今回の鈴木戦では後楽園ホールが爆発するような激闘になると思う一方で、一瞬で終わるかなとも思うので、目を逸らさずに見てください。ガッテム!!


棚澤大空インタビュー「トーナメントの勝ちは誰にも譲る気がないので、これに勝ってしっかり次のステージに進めるように全員倒して200万を取りたい」

–試合にむけてどんな事を意識して練習していますか?

棚澤 感覚を研ぎ澄ませていって、自分の試合で「こうしたいな。こうできたらいいな」という動きになるべく近づけています。

–前回の試合では、末国選手と対戦して衝撃的なハイキックでKO勝ちでしたけれど、ご自身で振り返ってみていかがですか?

棚澤 何回見ても自分の試合じゃないみたいですね笑。

–それは出来すぎた内容だった?

棚澤 自分があんな動きをしているとは思えないくらい、良い意味で出来が良かったからです。練習ではめちゃくちゃ弱いというか、試合みたいな動きはできていないんですよ。どちらかというと本番に強いタイプではあるんですけど、それでも何回見ても“こんな動きしていたんだ”ってびっくりしました笑。

–試合中はセコンドの声は聞こえている方ですか?

棚澤 セコンドの声はめちゃくちゃ聞こえます。

–その声で体が動くような感覚なんですか?

棚澤 それでというよりかは、常に冷静でいられる感じはありますね。冷静で周りもしっかり見れている感覚で、セコンドの指示も「いま蹴れ」っていう声もしっかり聞こえていて、すぐに対応できるような体は常に作れている感じがします。

–前回の試合も映像で見ると、セコンドの言っている事がそのまま攻撃に繋がっていたような印象だったのですが、それは日頃から練習しているイメージ通りの流れだったんですか?

棚澤 あの動き自体がそもそもずっと練習でやっていた事だったので、体の動きに合っていることを言ってくれていたと思うんですけど、日頃から練習でやっていた事が出たって感じですね。

–この間の会見では「危ないところに突っ込めるのが自分の強さだ」と発言していましたが、そういう部分では格闘技をやる頭の使い方などは長けている方ですか?

棚澤 キックボクシングはまだ2年しかやっていないけど、空手を3歳からやっているので、格闘技IQの方は他より長けているのかなと思います。

–格闘技だけをやってきたからこそですね。

棚澤 そうですね。試合中の閃きや発想であったりとかは、普通の人が思い浮かばないことが浮かんでいたりするので、他の人よりあるのかなと思います。

–前回の末国戦を経て、今回は『RUF presents 200万総取りトーナメント“GACHI!!”』への出場が決定していますが、そこに出場するにあたって反響はありましたか?

棚澤 1dayトーナメントというハードルの高いトーナメントなので、そこに対しての“頑張れよ”って気持ちはみんなから受けています。

–第1回では同門で先生でもあるスアレック選手が優勝したというところで、TEPPEN内でも2大会連続優勝みたいな雰囲気やプレッシャーは感じていますか?

棚澤 プレッシャーは感じないですね。どちらかというと“ここで勝たないとあかん”っていうプレッシャーの方が自分の中で感じています。

–周りからのプレッシャーというよりは、自分からのプレッシャーの方が感じているんですね。

棚澤 周りからのプレッシャーは自分の力にしかなっていないです。今回のトーナメントに勝って次に進まないといけないので、このトーナメントは負けられないですね。出場選手の皆んなが思っている事だと思うんですけど、自分もそこにプレッシャーというか危機感を感じている部分があるので、そういう所を含めた上で自分でプレッシャーになっているのかなと感じています。

–スアレック選手からは1dayトーナメントという部分も含めて、アドバイスなどはもらいましたか?

棚澤 ロンさん(スアレック)はですね、「余裕」としか言わないんですよね笑。だから参考にはしていないです笑。

–その辺りは参考にできなさそうですね笑。

棚澤 ロンさん(スアレック)っぽいなというか、流石だなって感じです笑。

–今回トーナメントに出場する他のメンバーについては、何か印象はありますか?

棚澤 1回戦目の酒寄選手に関しては、組み立て方が上手いなと思っています。やっぱり僕より長年やっているだけあって、ずっとキックボクシングという業界に関わって練習をやっていると思うんですけど、僕の2年に比べたら組み立て方は僕より長けているのかなと思います。プロ戦績でいう経験に関してはほとんど差はなくて、パワーに関してはどうなんだろうと思う部分はあるので、そこでどう自分の持ち味を活かして上手いこと戦っていくかという部分が肝心かなと思います。あとは試合に向けて今がどうではなくて、試合の時はその時の自分に任せようと思っているタイプなので、2完成度とその考え方でその時の自分に任せようと思っています。

–反対のブロックについてはいかがですか?

棚澤 ここは中々面白いカードになりそうですよね。僕はそっちの方が楽しみです笑。

–麗也選手もキャリアが長くてタイトルも取ってきてるような選手なので、ハイレベルな試合になりそうですよね。

棚澤 1番難易度の高い決勝になるかなと思います。

–キャリアという部分が麗也選手の武器にもなっていますが、仮に戦うとしたら思い切りの良さでいくようなイメージですか?

棚澤 全力でぶつかってやろうかなと思います。

–少し気が早くなりますが、賞金の使い道は決まっていますか?

棚澤 旅行に行きたいなと思っているのですが、親の誕生日が近いので親孝行をしつつという感じですかね。

–先日SNSを拝見したのですが、お母様は何かコンテストに出られているんですか?

棚澤 ミセスオブザイヤーっていうやつです。

–元々そういう活動をされている方なんですか?

棚澤 元々美容系の仕事をしていて、そこでお客様の信頼度を得るためだったり自分に自信を持つためっていうので、今年初めてチャレンジしたみたいです。色んな人間関係の繋がりがあって今回はそういう機会を頂いたみたいで、ずっと気になってはいたそうなんですけど、中々勇気が出せなくてみたいな。ただ昨年おじいちゃんとおばあちゃんが(母方の両親)亡くなったというのもきっかけで、自分に自信を持って息子達に良い姿を見せたいっていうので頑張ってチャレンジとして参加していました。

–素敵なお母さんですね。試合前に刺激を受けたんじゃないですか?

棚澤 俺もやるぞって感じはありますね。

–今回は-53kgでのトーナメントですが、今後はどこの階級を目指してやっていきたいとか目標などはありますか?

棚澤 ずっと-53kgでこだわりを持ってやっていたので、最終的には-53kgでベルトを持ってこだわってやりたいと思っています。

–最後にいつも応援してくれているファンの皆様にメッセージをお願いいたします。

棚澤 200万トーナメントの勝ちは誰にも譲る気がないので、これに勝ってしっかり次のステージに進めるように全員倒して200万を取りたいと思います。


JINインタビュー「1日で僕の試合を2試合見れるっていうこれ以上お得なことはないので、見に来て損はさせない」

–今回『RUF presents 200万総取りトーナメント“GACHI!!”』の出場が決まって、会見やYoutubeなどに出て露出が増えてきましたが、反響とかはありましたか?

JIN 結構調子良いですね。

–連絡やDMなどが送られてきたりしましたか?

JIN 「映像を見たよ」とか「頑張ってください」とか送られてきました。

–今までも色々な所で試合に出ていますが、その辺りは“今までと違うな”と感じる部分だったりしますか?

JIN 期待してくれているなって感じます。

–色んな方の声が後押ししてくれているんですね。

JIN そうですね。試合が楽しみです。

–という事はズバリモテるようにもなってきたんですか?

JIN まあ、まあ、まあ、まあ。

–ノってる感じが出ていますね笑。

JIN 正直マジでノってます笑。

–そんな中で元々対戦予定だった綺斗選手が怪我で欠場という形になって、麗也選手が本戦に上がって対戦することになりましたけど、その事について何か思う事や感じる事はありますか?

JIN あのエンタメのヘタレが抜けて、麗也君が入って4人とも全員ガチになったと思うので、両方潰し合って決勝に上がるじゃないですか。そのボコボコの状態で決勝をやれるのがバリ楽しみですね。

–逆にバチバチにやり合った上で決勝に行くことが楽しみなんですね。

JIN 賞金とかっていうより、ボコボコになった状態でもう1試合挑むわけじゃないですか。そこが初めてなので楽しみですね。

–どこまでできるのかという事も含めて楽しみですか?

JIN そうですね。結構ワクワクしています。

–無名というか分からない存在だった綺斗選手から、しっかりキャリアのある麗也選手に対戦相手が変わって、やりづらさや警戒心などで身が引き締まる部分はありましたか?

JIN めちゃめちゃあったし「あ、麗也か」みたいになって、これなら本当にボコボコの状態で楽しめるなって思いました。酒寄選手と棚澤選手も両方ボコボコになってくるじゃないですか。決勝は両方ボコボコの状態で潰し合うので本当に楽しみです。

–後先は考えず、まずは1回戦という感じですか?

JIN まずはしっかり1回戦を見ています。

–麗也選手とはどんな試合になると思いますか?

JIN 麗也選手は堅い選手なので、タフファイトになるかなと思っています。

–前回の麗也選手の試合もバチバチにやり合う試合をしていましたけど、そういう試合を想定していますか?

JIN ボコボコの良い試合ができるかなと思っています。

–逆に麗也選手よりJIN選手の方が勝っている部分はどういう所だと思いますか?

JIN 気合ちゃうっすか。気合と楽しみ具合です。向こうは金に貪欲じゃないですか。僕は別に金が欲しいわけではなくてこのトーナメントを優勝したいって気持ちの方が大きいので、気持ちの面でも僕の方が勝っているのかなと思います。

–4選手それぞれにこのトーナメントに参戦する思いがあって。その中でもJIN選手は楽しんでいるなという印象がすごくあります。

JIN その通りです。

–今回出場する他の3人のメンバーについては、印象やキャラクター的な部分などをどのように見ていますか?

JIN みんな良いキャラしているなと思うし、麗也君も奥さんと仲良さそうな感じで200万をしっかり取りに来るなっていう印象です。みんな取りに来るなって感じなので、全部でぶつかり合えるので本当に楽しみですね。

–特に気になる選手はいますか?

JIN 1番気になるとかはないですけど、誰が来てもやってやります。

–決勝でどちらと戦いたいとかもないですか?

JIN 別にないですけど、棚澤大空選手との方がおもろい試合をできるかなと思っています。

–今回は-53kgの試合でトーナメントに出る形ですけど、今後は狙っている階級などはありますか?

JIN 狙っている階級で言うと本当は60kgに行きたいんですけど、まだまだ体が追いついていないので、とりあえずまだ無敗の55kgでやっていきたいですね。

–そうすると弟の礼司選手と階級が被りませんか?

JIN 礼司は57.5kgでやっていくと思うので大丈夫です。若干被るかもしれないですけど。

–体も変わってきて、最終的には60kgの階級を目指していきたいという思いがあるんですね。

JIN ごっつい鬼バキバキの感じでいきたいですね。

–どちらかというと、ファイターとしては身長も高くてリーチも長くてシュッとしているタイプだと思うんですけど、本当はバキバキになりたいんですか?

JIN なんか今の自分ヒョロくないですか笑。ガチってしている方がファイターっぽいですし。あと世界で戦っていきたいので、ゴツくしていきたいです。

–そういう部分でもフィジカルを作っていって、海外の選手とぶつかり合えるような選手になりたいという事ですね。

JIN そうです。

–将来的には海外でやっていきたいという思いもあるんですか?

JIN 海外でMMAとかオープンフィンガーとかもやっていきたいですね。

–元々MMAなどもやってみたいという思いがあったんですか?

JIN MMAは自分と同じジムの人がやっていて、めっちゃおもろそうだなって思っていたのと、ONEでオープンフィンガーでやっている試合を見てめっちゃおもろそうだなと思ったんですよ。最近の大田区大会で戦っていた花岡竜vs塚本望夢の試合を見て“やばいな”って感じたんですよ。オープンフィンガーだったら絶対倒せるわって。

–自分のファイトスタイルに合った戦いだなと感じたんですか?

JIN グローブは重いので邪魔です笑。

–なければない方がいいという事ですか笑?

JIN そうですね。パンパーンといけるんで笑。

–じゃあ今は色んなことに挑戦したいという思いがあるんですね。

JIN 向上心しかないですね。

–それは強くなりたいからですか?

JIN そうですね。強くなりたいです。

–その先には“モテたい”という思いもあるわけですね。

JIN ほぼそれですね笑。

–話はそれますが、先日8月2日の大田区大会にも会場へ来られていましたけど、蝶野正洋さんのサイン会に並んでましたよね?

JIN 並んでました笑。

–写真も撮られていましたが、元々好きだったんですか?

JIN 元々は僕のお母さんが好きで、天才てれびくんとかガキ使で見させてもらっていて、それで好きだったので撮ってもらいました。

–プロレスも見られたりするんですか?

JIN プロレスは1回しかないんですけど、テレビで見ている「ガッデム」って叫んでいる印象がありました。

–蝶野さんにはこの夏、RISEのアンバサダーを務めていただいていて、もちろん8月30日の後楽園大会もそうですが、その辺りでアピールしたい思いはありますか?

JIN この試合を見てもらって(蝶野さんの)印象に残ったら繋がれるかもしれないので、一緒にご飯行きましょうって感じです笑。

–最後にいつも応援してくれるファンの皆さんと、後楽園ホールに来てくださるお客様に向けてメッセージをお願いします。

JIN みんなのお陰で今回も200万トーナメントに出ることができたので、そのチャンスを無駄にしないように必ず200万を取りに行くので応援をお願いします。あと1日で僕の試合を2試合見れるっていうこれ以上お得なことはないので、見に来て損はさせないので会場に来てください。押忍。


憂也インタビュー「“RISEのミドル級には憂也あり”という試合をする」

–目の下にできているのは傷ですか?

憂也 前回の試合前に練習中なんですけど、ミットでラッシュをしている時に気がついたら血だらけになっていて笑。

–6月の試合前の練習でできた傷ですか?

憂也 そうです。

–てっきり今回の練習の追い込みとかでできた傷だと思いました。

憂也 しかもミットでっていう笑。

–前回6月の試合は中国での試合でしたが、異国の地での試合はいかがでしたか?

憂也 日本でやるのとまた全然違った経験ができて、そこでもう一歩成長できたかなと思いました。

–何かハプニング的なことはありましたか?

憂也 向こうにとってはハプニングではないんですけど、こっちではありえない事がいくつもありましたね。

–例えばどんな事があったんですか?

憂也 計量の開始時間から計量の準備を始めていて、ポスターとか貼りだして1時間くらい待たされました笑。

–結構大事な1時間ですよね。

憂也 他には控室がパーっと変わったりとか、細々した事が色々ありましたね。

–競技的な問題はなかったですか?

憂也 特になかったです。

–色々良い経験になったんですね。

憂也 そうですね。良い経験になって楽しかったです。

–そう言った環境の中でもKO勝ちできた事は自分の収穫になったんじゃないですか?

憂也 相手のレベルが少し下だったので、倒さないといけないなって感じだったんですけど、でも本当に良い経験になりました。

–1月のRISEでのサモ戦では悔しい結果になりましたが、あの試合の反省点は?

憂也 練習内容とかではなくて、メンタル的な事で負けている感じがあったので、また違う経験を積みたいと思って中国での試合を受けました。

–今までも試合を重ねてきているとは思いますが、1月の試合では気持ちが乗れない部分があった?それとも不安要素があって自分の思うような試合ができなかった?

憂也 どちらかと言うと不安要素があって、守りに入ってしまっていたかなと思います。

–守りに入ってしまったため、最後に力を出せずに判定で負けてしまったという事ですか?

憂也 そうですね。

–そういう意味では海外で試合をして、普段とは違う環境でKOを勝ち取るというのは良い経験になりましたね。

憂也 良い経験ができたし、前回の中国での試合の後から考え方も少し変わったりしたので、そこを今回の試合では出せたらなと思います。

–今回はその経験を経て髙木覚清選手とRISEでの試合が決まりました。高木選手は別団体のチャンピオンで、RISEではまだ1戦しかしていないですが、前回のモトヤスック戦など試合をご覧になった事はありますか?

憂也 モトヤスック戦で初めて見ました。

–試合を見て印象などはありますか?

憂也 勢いに乗っていて、気持ちも強い選手だなと思いました。

–同階級で若手で勢いのある選手が出てきたなという感じですか?

憂也 本当に勢いに乗っている若手の選手なので、あの試合に勝ったら次は自分に回ってくるなと思っていました。

–髙木選手が「ミドル級は自分が掻き回す」というような発言をしていましたけど、そこはまだ“自分が立ちはだかるぞ”という思いもありますか?

憂也 それはもちろんあるんですけど、そういう選手が上がってきてくれて、もっとミドル級が注目されて盛り上がればいいなと思っているので、この1戦はミドル級としても大事な1戦になるかなと思っています。

–ファイターとしての髙木選手の印象に残っている部分はありますか?

憂也 後半になるにつれてどんどん乗ってくる感じがするので、そこが怖い部分ですね。

–そこに対して憂也選手は、1ラウンドから積極的に行こうと思っていますか?それとも自分のリズムで戦っていきますか?

憂也 どっちも考えていますけど、自分のリズムでいって倒せたらなと思います。

–高木選手は前回の試合で、足払いで崩してからのハイキックでダウンを奪っていましたけど、そこに対しての対策などはしていますか?

憂也 しています。皆んなが対策してくれていて、僕に対して足をかけてきてくれます笑。

–あの動きが印象的で、ジムの皆さんが抜かりなく対策してくれているんですね。

憂也 そうですね。

–リング上で対面したとして、どんな試合になると思いますか?

憂也 僕が最初に距離を取れたとしても、最終的には近い距離になると思うので、そこでの攻防が激しくなってくる展開になるんじゃないかなと思います。

–では近い距離で打ち合うようなイメージをしているんですね。

憂也 そのイメージで練習しています。

–現在はジムも移転して、新しくなったんですよね?

憂也 そうなんですよ。

–既に内装工事なども終わって完成した状態なんですか?

憂也 そうですね。それまでは違うジムを借りたりとかしていました。

–練習は今のジムで林先生を中心に魁塾の皆さんでやっている感じですか?

憂也 そうですね。それと他から色んな方が出稽古に来てくれたりしています。

–試合に向けて対策はバッチリできていますか?

憂也 僕以外が高木選手の試合を見て対策を練ってくれていて、僕は自分の動きを調整する期間を作りたいなと思って最近まではその期間を設けていたんですよ。だけど最近は高木選手の試合を見始めて、自分でも対策し始めているっていうところです。

–いつも試合前の対策期間はそのサイクルなんですか?

憂也 そうですね。なんなら見ない時もあります。

–それは対策とかではなく、自分のスタイルを貫くというイメージが強いんですか?

憂也 林塾長とかが対策を練っていて、それを体に刷り込むという形だったんですけど、今回は自分でも見て対策を練ろうかなと思っています。

–この高木戦後の今後の目標や思い描いている事などはありますか?

憂也 僕的には高木選手に勝って、モトヤスック選手に負けているのでリベンジして「日本には相手がいないぞ」っていうのを見せつけないとチャンピオンにも挑めないと思うので、そこを見せていきたいです。

–再びチャンピオンを振り向かせるためにも、勢いに乗る高木選手やリベンジしなければいけないモトヤスック選手を倒して、先に進むという事ですね。

憂也 そういうストーリーを僕は思い描いています。

–最後に応援してくれているファンの皆様にメッセージをお願いいたします。

憂也 前回負けてしまったんですけど、“RISEのミドル級には憂也あり”という試合をするので応援をよろしくお願いいたします。


髙木覚清インタビュー「必殺技(崩しからのアッパーやハイキック)は”こけし”」

–目が腫れているような感じですけど、練習でできたものですか?

髙木 スパーリングでできたんですけど、毎回気が付いたら腫れています笑。

–結構バチバチなスパーリングをやっているんですか?

髙木 ラウンドもこなすようにしていて、疲れても動けるようにやっています。

–SNSを見ていると、RIKIXではもちろんの事、フィジカルトレーニングやボクシングのジムなどでも練習をしているようなイメージですが、現在の練習状況は1日何部練習で週に何回くらいやっているんですか?

髙木 1日に2,3部練習して、日曜日以外は練習しています。

–週6で朝昼夜と練習している?

髙木 時々そんな感じで、あとは朝と夜とかに分けてやっています。

–それはプロになってからずっと続けているんですか?

髙木 東京に出てきてからですね。

–RIKIXに移籍してからかなり好調で勝ち星も上げていると思うのですが、大きく変わった所は練習環境が1番の要因ですか?

髙木 練習環境が1番大きいと思います。

–色んな所で練習できる環境が作れているんですね。

髙木 あとは練習が合っているか合っていないかを聞ける人たちが身近にいるのが大きいですね。

–前回はモトヤスック選手との試合で、RISEに出場したのが約6年ぶりでしたけど、久々のRISEのリングはいかがでしたか?

髙木 緊張はしたんですけど、そんなにアウェイという感じはしなくて結構楽しかったです。70kgに階級を下げてパワーとかどうかなと思ったんですけど、パワーもスピードも落ちなくて調子も良かったです。

–前回70kgに落としてみて、減量自体はきつかったですか?

髙木 減量を70kgの体にしても、通常体重を76kgぐらいにするようにしているので、ほぼ水抜きだけで減量できるようにしています。

–フィジカルトレーニングの影響もあってか、筋肉量も増えつつ体がシャープになっている印象を受けました。

髙木 フィジカルトレーニングも2,3年前から通い始めて、最近特に体つきが変わってきて動きやすくもなりました。

–前回対戦したモトヤスック選手は強豪で色んなベルトを取っていて、RISEでも憂也選手に勝っている選手で、その選手からダウンを奪って判定勝利を収めましたが、あのダウンを奪ったシーンを振り返ってみていかがですか?

髙木 練習でやっていたことが出たなという感じです。

–あの崩しからのハイキックという所は、元々はハイキックではなくアッパーが多かったんですよね?

髙木 アッパーはよくやっていたんですけど、思ったよりもモトヤスック選手がガードを下ろして崩れていたので、ハイキックに変えてみたら入りました。

–その時の戦況と閃きでハイキックが出たというような感じだったんですね。

髙木 はい。

–あの技には“技名”があるんですよね?

髙木 はい。“こけし”です。

–それはどこから生まれた名前なんですか?

髙木 これは岡山ジムの代表と会長がタイに行った時に「そろそろ名前を付けようか」となって、なぜか“こけし”になりました笑。

–岡山ジムの所属時代から崩しからのアッパーは使っていたんですか?

髙木 元々崩しだけを使っていて、2年前くらいからアッパーも混ぜて使い始めたんですよ。そしたらスパーリングをしている時にも「絶対に使った方がいい」と言われて。それで藤村戦で初めて崩しから右アッパーを使って、そこからずっと使っています。

–崩しで空いた所にアッパーやハイキックを入れたり、技の引き出しも増えてきているんですね。

髙木 はい。

–今回戦う憂也選手はランキングが1つ上の選手ですが、印象などはありますか?

髙木 全部が強くて当て勘も良いし目も良いし、強い選手だなとずっと前から思っていました。

–それこそ先輩である緑川選手などとも対戦経験があったり、この階級では日本のトップに居続けている選手ですが、試合自体は憂也選手と高木選手のファイトスタイルは噛み合うと思いますか?

髙木 噛み合わなくても無理やり噛み合わせられるように、逃げて回られても無理やり自分の距離にするような練習をしているので噛み合うと思います。

–自分の戦いが常にできるような練習をしているんですね。

髙木 はい。

–憂也選手と対戦経験のある緑川選手ともスパーリングをされているみたいですが、緑川選手はアドバイスはしてくれますか?

髙木 アドバイスはいっぱいもらっています。

–結構一緒に練習しているんですか?

髙木 スパーリングとミットも時々持ってもらったり、朝練の相手がいなかった時は創さん(緑川選手)に連絡して呼び出させてもらっています笑。

–階級的には練習パートナーを探すのが大変だと思うのですが、その辺りは緑川選手がいる事で補ているんですか?

髙木 創さんに色んな方を紹介してもらっているので、スパーリングパートナーも増えて練習に困っている状況ではないですね。

–ちなみに今後は「サモ・ペティ選手と戦いたい」という発言もありましたが、自分で描いているRISEでのストーリーはありますか?

髙木 本当はチャンピオンの海人選手と戦いたいんですけど、いきなり海人選手の名前を出しても戦えないのは分かっているので、憂也選手とサモ選手にしっかり勝って海人選手と戦いたいです。それでベルトを奪れたら世界の選手とも戦っていきたいです。

–今は高木選手が3位で憂也選手が2位でサモ選手が1位なので、そこの2人をクリアしたら文句なしに海人選手の名前を出す権利は得られるから、そこを確実に狙っていきたいというわけですね。

髙木 はい。

–その先は今仰ったように、世界を見据えているという事ですか?

髙木 GLORYの選手も結構RISEで戦っているので、70kgのGLORYの選手と戦ってみたいです。

–GLORYにはベズタティという世界トップの選手がいたりしますが、そういう選手とも戦ってみたいですか?

髙木 どんどんやってみたいです。

–最後にいつも応援してくれているファンの皆さんにメッセージをお願いします。

髙木 憂也選手とサモ選手に勝って、来年には海人選手にたどり着くので応援をよろしくお願いします。


島田知佳 インタビュー「準決勝に全集中して、前回以上のKOで勝ちたい」

–試合まで2週間となりましたが、現在のコンディションはいかがですか?

島田 良い感じに疲労も溜まってきていて、でもその疲労が“やっと試合前だな”という感じもあって、すごく調子が良いです。

–絶賛追い込み中ですか?

島田 そうですね。

–前回の奥村選手との試合を改めて振り返ってみていかがですか?

島田 結果的には1ラウンドKOをできて嬉しかったんですけど、やっぱりVASILEUSの先輩方みたいに1発でスコーンと倒せるような選手になりたいので、まだまだ改善点がいっぱいあるなという感じでした。

–KOで勝ったものの、倒し方という点では満足してないんですね。

島田 そうですね。

–とはいえ、初めてのKO勝利はいかがでしたか?

島田 最高でしたね。

–リング上で熱くなって喜んでいるのも印象的でしたが、今まで戦ってきた3試合に比べると、また違った勝利の味がしましたか?

島田 初めて相手をちゃんと見た上で効かせられたなというか、今までは自分本位な戦い方をしてしまっていたので、相手を見る事によって的確に効かせられるんだなという事を学べた試合になりました。

–今仰ったような「相手を見る」という部分というのは、今まで闇雲に戦っていた部分やファイトスタイルを見直すきっかけがあったからですか?

島田 前回の奥村選手は前に前に来るような選手で、それにプラスして尻上がりにどんどん調子が上がっていく選手だと思っていました。なので自分も最初から自分本位に行きすぎると、ただガス欠してしまうなと思ったので「相手をしっかり見て的確に攻撃を当てる」っていうのを考えていたら、結果的にKOができたという感じですね。

–元々考えていたプランを実行できた試合だったという事ですね。

島田 そうですね。

–そういう部分では得るものが大きかったんじゃないですか?

島田 「相手を見ていいんだ」と思えたことで心にも少し余裕ができたんですよね。今までは圧力をかけて手数を増やしてっていうのばかり考えてしまっていたので、相手が来るのをもう少し利用したらもっと楽に戦えるなっていうのが収穫になりました。

–良い意味で冷静に戦えていたんですね。

島田 そうですね。

–風羽選手との対戦が決定しましたけど、風羽選手に対して印象はありますか?

島田 距離を取って上手に戦う選手なのかなという印象ですね。

–去年島田選手がデビューした日、島田選手の次の試合が風羽選手の試合だったのですが、覚えていますか?

島田 覚えています。

–試合直後でその日の試合はゆっくり見れなかったと思うのですが、それ以降の試合でご覧になったものはありますか?

島田 試合自体は見てはいないですけど、試合結果は見ていました。

–今回の風羽選手との試合に向けて、特別に強化している事や新たに取り組んでいる事はありますか?

島田 前回は奥村選手が来てくれたことでKOできたと思っているんですけど、今回の風羽選手は距離を取って戦う選手だと思うので、そういう選手でもしっかり倒し切る練習をしているところです。

–VASILEUSの皆さんも決戦間近の方が多いと思うのですが、ジムの雰囲気はいかがですか?

島田 ジムの雰囲気はとても楽しく練習させてもらっています。

–これから試合の選手が多いと活気も良くなってきて、先輩達から刺激を受けることも多いんじゃないですか?

島田 世界で活躍している選手が限界突破しながら毎日練習されているのを見ると、“自分はこんなのじゃダメだ”と思わされます。もっと考えて頭も使いながら練習をしないといけないなっていうのがありますし、アドバイスとかも結構いただけるのですぐに吸収して試合で出せるように練習しているところです。

–色んな経験をして色んなチャンピオンになられている方が身近にいるジムっていうのは心強い環境ですね。

島田 本当にありがたい環境ですね。

–先日会場にもいらっしゃって、決勝で待ち受けている平岡選手がリング上から「やりましょう」というようなコメントを発言していましたが、あの試合はご覧になってみていかがでしたか?

島田 結構近距離の戦いをするんだなと思いました。それでああいう打ち合いの中だと、やっぱり気持ちや執念が強い方が勝つんだなっていうのを感じました。

–決勝戦はタイトルマッチになりますが、そこを戦っていくイメージは湧きましたか?

島田 自分も決勝をやるなら平岡選手とやりたいなと思っていたので、ああやって言っていただけるのも嬉しいですし、ずっとトップで戦って来られている選手なので楽しみです。まずは準決勝に全集中して勝たないと何も実現しないので、落とさないようにやっていきます。

–風羽選手との試合では、ある程度フィニッシュやこういう風に倒そうというイメージはついていますか?

島田 倒し切るところまでイメージしながらいつも練習しています。

–試合まであと2週間ですが、試合が楽しみな状態になってきていますか?

島田 前回1ラウンドKOできて、世間の声的に評価が上がり過ぎているんじゃないかなっていうプレッシャーもあるんですけど、そこをさらに超えていかないといけないと思っているので、前回以上のKOで勝ちたいと思っています。

–最後にいつも応援してくれているファンの皆様にメッセージをお願いします。

島田 いつも応援いただきありがとうございます。次戦の準決勝は8月30日に風羽選手と戦いますので、絶対KOで勝って決勝に駒を進めるので、今後とも応援の程よろしくお願いします。


風羽インタビュー「RISEのベルトも獲りたいですし、シュートボクシングのベルトも獲りたい」

–今年は成人式を迎えて20歳になって生活などは変わりましたか?

風羽 特に変わっていなくて、成人した実感は全然湧いていないです笑。

–ガラッと変わった事も特になくという感じですかね。

風羽 はい。いつも通りです。

–成人してやってみた事となどはありますか?

風羽 お母さんとかに頼まれて、コンビニなどでお酒を買ったりしました笑。

–堂々と止められる事もなく買う事はできましたか?

風羽 年齢確認はされました笑。

–RISEの公式からインタビューを受けるのは初めてだと思うので、色々とお話を伺えたらと思うのですが、元々格闘技を始めたきっかけはなんだったのでしょうか?

風羽 幼馴染の子がやっていて、一緒にやり出したのがきっかけです。

–最初からシュートボクシングを始めたんですか?

風羽 最初は龍生塾の本部でやっているグローブ空手に入って、そこから練習しだして曜日とかも多くなってきて、そこでシュートボクシングのクラスに入ったのがきっかけです。

–ちょっとずつ練習を積んできて、シュートボクシングをやっていくのが楽しくなってきたというような感じなんですか?

風羽 そうですね。

–初めて試合に出た時はどんな感じでしたか?

風羽 習い始めて3ヶ月くらいで試合に出させてもらって、めっちゃボコボコにされて火が付いて練習するようになりました。

–その時に悔しいという思いが出たのは、格闘家として向いている性格だったんですね。

風羽 そうですね笑。

–2022年にデビューしていますが、その時はまだ高校生ですか?

風羽 デビューした時は高校生です。

–それこそRISEで西原選手との試合でしたが、デビュー戦が決まった時はどんな心境だったんですか?

風羽 最初はシュートボクシングでデビューするのかなと思っていたんですけど、まさかRISEに出れるということでめちゃくちゃ嬉しかったです。

–その試合は覚えていますか?

風羽 めっちゃ緊張し過ぎて試合内容も覚えてないくらいガチガチでした。

–そこから12戦試合を経験して去年はONEにも出場していますが、格闘技を始めた時から今のプロで活躍するご自分の姿というのは想像できていましたか?

風羽 ONEに出てオープンフィンガーで試合をしているなんて1個も想像していなかったです。

–RISEでもランキングに入っていて、今回のトーナメントに出場する事になりましたが、このオファーが来た時はどんな心境でしたか?

風羽 出れると思っていなかったのですごく嬉しかったです。決まったからにはベルトも獲りたいし頑張りたいなって思いました。

–このトーナメント自体の他の試合は見ていましたか?

風羽 ずっと見ていました。

–まさかそこに自分の声が掛るとは思っていない状況でしたか?

風羽 自分でも誰が勝つのかなっていう予想もしていたので、「まさか」って思いました。

–オファーが来た時に迷いはなかったですか?

風羽 特になかったです。やってやるぞっていう気持ちでした。

–今回は島田選手との試合になりますが、島田選手の試合はご覧になられていますか?

風羽 島田選手のデビュー戦の時に一緒の大会に出させてもらているので、すごい強い人が出てきたなと思っていました。

–島田選手のファイターとしての印象は何かありますか?

風羽 ステップがすごく速くて、蹴りとパンチも強いなと思いました。

–伝統派空手をバックボーンに持っている事もあって、独特なステップと間合いで入ってくる選手ですけど、そこに対しての対策などは考えていますか?

風羽 サウスポーの対策もしているんですけど、入って来られないようにしたりとか、自分が足を使って動いたりする対策をしています。

–普段シュートボクシングでの試合だと44kgなどで試合をされていて、RISEだと46kgになりますが、その辺りの体重のアドバンテージや体重差を感じる部分はありますか?

風羽 46kgの時はあまり感じないですね。

–もう少し上の階級だと流石に体重差を感じる事もありますか?

風羽 そうですね。

–今回の島田選手に勝つと、次は決勝で平岡選手との対戦という事になりますが、この間の平岡選手の試合はご覧になられましたか?

風羽 平岡選手の試合が終わった後のマイクで、自分が眼中にないって感じで言われていたので、決勝にいってボコボコにしたいなって思いました。

–その辺りはコメントも相まって燃えていますね。

風羽 はい。

–島田選手に勝って決勝に勝ち進んでベルトを獲りたいという思いは強いですか?

風羽 はい。

–今回のRISEでの出場にあたって、新たに取り組んでいる事や強化している事はありますか?

風羽 フィジカルの面で違うジムに通って、体の使い方を教えてもらっています。

–いつぐらいから通っているんですか?

風羽 最近始めたばかりで、8月に入ってから通うようになりました。

–これからその効果が出てくるのが楽しみですね。

風羽 はい。

–今後の格闘家としての目標はありますか?

風羽 もちろんRISEのベルトも獲りたいですし、シュートボクシングのベルトも獲りたいですし、将来は海外の選手にも勝っていけるような選手になりたいです。

–最後にいつも応援してくれているファンの方に向けてメッセージをお願いします。

風羽 いつも応援ありがとうございます。RISEのベルトを獲って、少しでも恩返しができるように今回の試合に勝って決勝にいくので、沢山の応援をよろしくお願いします。

【RISE191】中村拓己さん見どころコラム「バンタム級戦線がさらに激化、スーパーフライ級でGACHI!!開催、この夏最後の後楽園決戦は新たな戦いの幕開けだ!」
 6.21RISE横浜BUNTAIからスタートしたRISE夏の6連戦=RISE SUMMER FIGHT SERIESも残すところ2大会。ナンバーシリーズとしては8.30後楽園ホールで開催されるRISE191が最後の大会となる。

 RISEの夏を締める今大会のメインとセミにはバンタム級のトップファイターが顔を揃えた。メインはRISEバンタム級王者・大﨑孔稀とジラリー・キャルービーのスーパ―ファイト、セミは2位・鈴木真彦vs3位・加藤有吾のトップランカー対決だ。

 2023年12月に鈴木真彦を下して王座を戴冠して以降、大﨑はヨーブアデーンとの国際戦、大森隆之介との初防衛戦、ONE Friday Fightsでのフオ・シャオロン戦、地元名古屋での元フェザー級王者・門口佳佑戦と、様々なタイプの相手と戦ってすべて勝利を収めてきた。当然その目は志朗が保持するRISE世界バンタム級王座を見ており、ここからは世界王座に挑戦に向けた戦いが続くことになる。

 その大﨑に用意された相手は今回が2度目のとなるキャルービー。昨年3月に大﨑の兄・大﨑一貴と対戦して判定負けを喫しているが、その後は破竹の6連勝をマーク。一貴との一戦では線の細さが目立ったキャルービーだが、最近の試合を見るとパワーと攻撃力が格段に上がっており、前回の来日時とは別人のように成長を遂げている。大﨑にとっては世界タイトルを目指すうえで、ヨーロッパの強豪をどう攻略するかが試される戦いだ。

 王者である以上追われる立場でもある大﨑だが、鈴木と加藤の一戦はまさに大﨑の首を狙うもの同士の戦いとなった。鈴木は大﨑に敗れてベルトを失ってからは黒星が先行していたが、6月の戸井田大輝戦では鈴木らしい思い切りのいい試合ぶりで勝利を掴み、“新生・鈴木真彦”の第一歩を歩み始めた。対する加藤は2023年8月に大﨑に敗れて以降、6戦5勝1敗と好調を維持。ムエタイの強豪ジャルンスック・ブーンラナームエタイに敗れてからは4連勝しており、以前から対戦を熱望していた鈴木との対戦を実現させた。

 互いにパンチ主体のアグレッシブなスタイルかつ、大﨑へのリベンジに燃える2人の対戦。どちらが勝者になるにせよ、試合内容でも大﨑VSキャルービーを超えて大﨑に挑戦状を叩きつける勝利を掴みたいところだ。

 8.2RISE大田区大会では志朗が元K-1の玖村将史から3度のダウンを奪う判定勝利で世界王座を防衛。志朗が世界王者としての強さを見せると共に、敗れた玖村もカーフキックを軸に最後まで志朗に食らいつき緊張感ある試合を繰り広げた。大﨑vsギャル―ビー・鈴木vs加藤には志朗vs玖村から続くバンタム級の熱戦を期待したい。

 そして今大会では6月後楽園に続いてRUF presents 200万総取りトーナメント GACHI!!をスーパーフライ級で実施。当初は礼司、綺斗、棚澤大空、酒寄珠璃がオーディションを追加してトーナメントに名を連ねたが、綺斗の負傷欠場により麗斗がリザーブファイトから繰り上がり、試合前から波乱の予感がするトーナメントだ。スーパーフライ級は花岡竜が王者として君臨し、政所仁、長谷川海翔、そして階級転向初戦で政所を下した那須川龍心がトップグループを形成。このトーナメントの優勝者が今後このトップグループにチャレンジするチャンスを掴むことになるだろう。またRISE伊藤隆代表は11月からスタートするフライ級王座決定トーナメントの一枠について「8月のGACHI!!にはフライ級で試合が出来る選手もいるので、GACHI!!の結果を踏まえて最後の一人を選考したい」と話しており、勝ち上がりによっては王座戦へのチャンスに直結する可能性も出てきた。6月のGACHI!!優勝者のスアレック・TEPPEN GYMにはGLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(-65kg)STANDING TOURNAMENT に代替出場するチャンスが巡ってきているが、今回のGACHI!!も“何者でもない者が一夜にして何者かになれる”を体現するものになるはずだ。

 第3代RISE QUEENアトム級(-46kg)王座決定トーナメントでは準決勝では島田知佳と風羽が対戦。すでに決勝進出を決めている平岡琴とベルトを争うのはteam VASILEUS所属・プロ無敗の島田か、それともRISE・SBで活躍する風羽か。ミドル級ではRISE初参戦でモトヤスックをKOした髙木覚清が長らくトップランカーで戦い続ける憂也に挑む一戦、 王者・宇佐美 秀 メイソンが頭一つ抜けているウェルター級では稲井良弥vs和田哲平・野口紘志vsKENTAの2試合が組まれており、中量級の新たな動きも今大会から生まれるだろう。

 一戦一戦の勝敗はもちろん、この結果がどんなストーリーにつながっていくか。この夏最後の後楽園決戦は新たな戦いの幕開けになる。

■ RISE191
日時:8月30日(土)
会場:東京・後楽園ホール

<メインイベント 第11試合 SuperFight! バンタム級(-55kg)3分3R延長1R>
大﨑孔稀(日本/OISHI GYM/第8代RISEバンタム級王者)
vs.
ジラリー・キャルービー(フランス/CARCHARIAS GYM/ISKAフリースタイル世界フェザー級王者)

<セミファイナル 第10試合 バンタム級(-55kg)3分3R延長1R>
鈴木真彦(TEAM 寿/同級2位・第7代RISEバンタム級王者)
vs.
加藤有吾(RIKIX/同級3位)

<第9試合 RUF presents 200万総取りトーナメント GACHI!! スーパーフライ級(-53kg)決勝戦 3分3R延長1R>
一回戦勝者①
vs.
一回戦勝者②

<第8試合 第3代RISE QUEENアトム級(-46kg)王座決定トーナメント準決勝② 3分3R延長1R>
島田知佳(team VASILEUS/同級3位)
vs.
風羽(龍生塾ファントム道場/同級5位)

<第7試合 ミドル級(-70kg)3分3R延長1R>
憂也(魁塾/同級2位)
vs.
髙木覚清(RIKIX/同級3位)

<第6試合 ウェルター級(-67.5kg)3分3R延長1R>
稲井良弥(TARGET大森/同級3位・ISKAオリエンタルルール日本スーパーウェルター級王者)
vs.
和田哲平(FASCINATE FIGHT TEAM/同級8位)

<第5試合 ウェルター級(-67.5kg)3分3R延長1R>
野口紘志(橋本プレボ/同級7位・Stand Up King of Rookie 2023 -67.5kg級優勝)
vs.
KENTA(HAYATO GYM/スーパーライト級14位・第4代DEEP☆KICK-63kg王者)

<第4試合 RUF presents 200万総取りトーナメント GACHI!! スーパーフライ級(-53kg)リザーブマッチ 3分3R延長1R>
相沢晟(TARGET)
vs.
井上蓮治(RAUSU GYM/第62回K-1アマチュアAクラス-55kgトーナメント優勝)

<第3試合 RUF presents 200万総取りトーナメント GACHI!! スーパーフライ級(-53kg)一回戦② 3分3R延長1R>
JIN(楠誠会館/MA日本バンタム級王者・JAPAN CUP KICKバンタム級王者)
vs.
麗也(team AKATSUKI/同級5位)

<第2試合 RUF presents 200万総取りトーナメント GACHI!! スーパーフライ級(-53kg)一回戦① 3分3R延長1R>
棚澤大空(TEAM TEPPEN/同級6位・第7代DEEP☆KICK-53kg王者)
vs.
酒寄珠璃(TRY HARD GYM/第284回新空手道交流大会 K-2トーナメント軽軽量級優勝)

<第1試合 スーパーフェザー級(-60kg)3分3R>
戸田龍将(フリー/2023年RISE Nova全日本大会-65kgトーナメント優勝)
vs.
加古大晴(team Bonds)