2025年7月27日、浅草ビューホテルで8.3大田区総合体育館で行われる世界タッグ選手権試合の記者会見が行われた。会見は「8.3大田区大直前イベント」と題し行われ、前半は5選手が参加の大サイン会、後半に会見を実施し、宮原健斗、青柳優馬、鈴木秀樹が詰めかけたファンの前でタイトルマッチに向けての意気込みを語った。
7.17後楽園大会で”北斗軍”大森北斗&タロースを退け、世界タッグ王座3度目の防衛を果たした宮原&青柳。新調された世界タッグのベルトを巻いた2人の前に現れた鈴木は「ボクは本気の青柳優馬と試合がしたい。宮原健斗はこれでいい」と挑戦表明。1人でリングに上がった鈴木に対し、宮原は「これはタッグのベルトだ。一人じゃ無理だ。誰か一人連れて来いよ」と要求。鈴木はパートナーとして2AWの真霜拳號を呼び込むと、王者組も相手に不足無しと挑戦を認め、タイトルマッチの舞台を8.3大田区総合体育館に指定した。
7.24新木場大会で行われた三冠&世界タッグW前哨戦では鈴木が王者組を蹂躙。スリーパーホールドで青柳から直接ギブアップを奪うとマイクを握り「いつもの200倍の宮原健斗を大田区で見せてください」とまず宮原に対して言葉を投げ掛け、続けて青柳には「8月3日、オマエが体感したことのない、深い底に連れて行ってやる。そこはオマエが全力を出さないと助からない場所だ。覚悟しておけ」と通告。
7.26新木場大会では鈴木のマイクを受けた宮原が要望通り” 200倍ブラックアウト“で鈴木を沈めると「オレは一般人より常に200倍だ。いいか、今日は200倍だ。8.3大田区は400倍だ!」と想遥か上を行く400倍の宮原健斗宣言。前哨戦の熱気冷めやらぬまま今日の会見を迎えた。

■会見の模様
会見に先駆け、今回は欠席となった真霜拳號選手からのコメントが読み上げられた。
■真霜拳號選手コメント
「2AWの真霜拳號です。8月3日、世界タッグというプロレス界最高峰のタッグタイトル、そしてビジネスタッグという名タッグに敬意を持って挑戦させていただきます。改めて、遊びは無しだ。宮原、青柳、勝負しましょう」
鈴木「8月3日世界タッグのベルトを獲ります。以上です」
青柳「青柳優馬です。先日の新木場大会で秀樹さんに(締め)落とされて、その後にうろ覚えなんですけど秀樹さんがこうおっしゃってたと思うんですよ。僕が体感したことのない深い底に連れて行くと。すみません、僕が言うのは意気込みではなく、なかば愚痴になるんですけども、まとめられなかったらすみません。僕、そこそこなどん底は経験している自信はあります。なぜなら『全日本プロレスをプロレス界の一番にする』『全日本プロレスの顔になる』『全日本プロレスに骨を埋める』と数々のセリフを残して全日本プロレスから去って行った人たちがいます。そういうきれいごとを言っていた人たちはどんどんどんどん全日本プロレスを辞め、辞めていった人たちはまるで全日本プロレスに在籍していたことが無かったかのような振る舞いを常にしています。そんな、全日本プロレスに僕は10年間居続けました。本当に、表向きに言えない経験も多々あります。本当に、辛く苦しいプロレス人生を歩んでいる自信があります。なので、そこそこのどん底は僕にとっては日常です。まあでも、秀樹さんが言うことなので、かなりつらいのは覚悟してます。その代わり、秀樹さんも一緒に道連れです。以上です」
宮原「全日本プロレス、宮原健斗です。いよいよ夏のビッグマッチ、8.3大田区総合体育館が迫ってきました。前哨戦では、宮原健斗の200倍ブラックアウトにより、鈴木秀樹はTKO。それは、真霜も同じことになるでしょう。鈴木秀樹は、僕に言いました。8.3では200倍で来いと。皆様、ご存じかわかりませんが、宮原健斗は通常の状態でも、皆様が想像する一般のエネルギーより200倍ははるかに超えております。皆様わかりますか?わかります?俺が醸し出すエネルギーは?(会場から拍手が沸き起こる)それを鈴木秀樹が200倍と言った。だから俺は200倍ブラックアウトを閃いた。8.3大田区総合体育館では、俺はスーパースターだ。ファンの皆様が想像する遥かその上を、皆様に提供してきた自負がある。8.3も彼は200倍と言ったから、俺は400倍。400倍で行くつもりだ。ただ、宮原健斗が400倍を出せば、チャレンジャーチームは果たしてこの俺について来れるのか?そこはチャレンジャーチーム次第だなと思ってます。この宮原健斗が400倍を出せば、この夏、一番プロレス界で熱い夏を皆様に提供できると、俺は思ってますが皆様いかがでしょうか?(会場から拍手)宮原健斗は400倍、そしてプロレスファンも400倍の応援をお待ちしております」

■質疑応答
―宮原選手にお聞きします。前哨戦で200倍ブラックアウトを出して、具体的に通常のブラックアウトとの違いをお聞かせいただければ
宮原「(記者に対して)キャリアは何年だ、あなたは?そこそこ?俺はこのキャリア18年目で様々な技を開発してきた。ただ、それは全て閃きだ。ただ、スーパースターの閃きは全て成功する。8.3大田区で観てればわかるよ。そこそこのキャリアやってるんだから」
―鈴木選手は200倍ブラックアウトを食らった威力はどうでしたか?
鈴木「知りません(苦笑)」
―鈴木選手、世界タッグのベルトが(7月17日後楽園大会から)新しくなりましたが、チャンピオンには似合っていると感じる?
鈴木「似合っていると思いますよ。だから、そういうチャンピオンから取るのが一番いいんじゃないですかね」
―鈴木選手、先ほど青柳選手に対して『深い底』という表現をしていましたが具体的にそれはどのようなところ?
鈴木「それは宮原健斗との昨日の試合見たらわかるでしょ。まあ、あとは自分で大変だったっていうのはたいして大変じゃなかったと思うので、それもそこそこなのかなと思います」
―鈴木選手、挑戦表明後一度も真霜選手と組んで試合をしていない状況で8月3日の世界タッグ戦を迎えることについて不安はある?
鈴木「いや、別にあまり関係ないですね。今回は宮原健斗の200?200が普通だからその上の全力をね、見るのと青柳優馬の大変苦労されたという、そこと似たようなことを思ってるかどうかわからないですけど。まあ、関係ないですね。キャリアもあるので2人(鈴木&真霜)とも。問題ないです」
―青柳選手に伺います。鈴木選手から「本気の青柳優馬がみたい」という発言について、前哨戦で直接取られていますがまだひょうひょうとしているような印象を受けます。8.3大田区に向けてこれまでと変わらない温度感で行くのか、それとも一段ギアを上げていくのか?
青柳「まあ、特に変えるつもりはないです。常に全力でやってます」
―鈴木選手、青柳選手はこう言っていますがどう感じますか?
鈴木「それはもう水掛け論になっちゃうから、これ以上いいんじゃないですかね。彼は本気だと言っているし、僕は24日の新木場でのお客さんの反応が答えだと思いますよ。お客さんはそれを求めてるって言うことだと思います。青柳優馬が必死になるところは、まだ見てないんだと思うので、それを大田区で出したいと思います」
―鈴木選手、世界タッグ王者はこれまで宮原選手の髪の毛だったり名前だったりを懸けてきましたが、今回、鈴木選手から何か懸けてほしいものはある?
鈴木「いや、ないですよ。それも言ってたと思いますけど、もういいんじゃないですかね。そういうのは。もういいというか、必要な時と必要じゃない時があると思うんで。そこの切り替えができない、できる人は別にいいと思いますけど、できない人がふざけている、ふざけているっていうか、面白くやっていても、ただの悪ふざけだし、自己満足にしかならないんで。切り替えはできると思ってますけど、その切り替えも幅がどれくらいあるか見たいなっていうのもあるので」

浅草ビューホテルで8.3大田区総合体育館で行われる「ゼンニチJr.フェスティバル2025」優勝決定戦の記者会見が行われた。会見は「8.3大田区大直前イベント」と題し行われ、前半は5選手が参加の大サイン会、後半に公開記者会見を実施。昨日の新木場大会で各ブロックを1位で突破したライジングHAYATO、青柳亮生が登壇し、ファンの前に姿を見せた。
これまで、時にはパートナーとして、時にはライバルとして全日本ジュニアでしのぎを削ってきた2人。2人のシングルでの対戦は2023年の8.6幕張大会で行われた世界ジュニアヘビー級王座次期挑戦者決定戦以来2年ぶりとなる。大田区総合体育館という大舞台で、全日本プロレスのジュニアヘビー級の代表としてメインイベントを務めることについて、「俺と亮生がずっと第1試合とかシングルマッチだったり、道場で雑用したりだとか、そういう経験を2人で乗り越えてきたっていうのがあるから、感慨深い」(ライジングHAYATO)亮生は「正直不安な部分もあって、この試合がコケればジュニアの先はないっていうか」と不安ものぞかせたが「Aブロックの代表者がライジングHAYATO。で、Bブロックが青柳亮生。これはもうやるしかないって思ったんで、試合を見て頂きたいですね」と意気込んだ。
■会見の模様
HAYATO「まずはここまで応援してくれたみんな、ありがとう。このお礼は優勝して返させてもらうよ。対戦相手の亮生とは、今までいろいろなことがあって。飲みに行ったこともあるし、組んだり、戦ったり、勝ったり、負けたり色んな事があったよね。(いきなり亮生との距離を詰めると)どう?調子どう?俺はいまベストコンディションなんだけど。今回のジュニフェスは俺が勝たせてもらうよ」
亮生「青柳亮生です。調子はバッチリです。そうですね、やっと来たっていうのが正直な感想というか、さっき言ったように一緒に飲みに行ったり、組んだり、戦ったり、勝ったり、負けたり。その中で、何て言うんですかね、ジュニアってどうしたら盛り上がるんだろう。全日ジュニアってどうしたら盛り上がるんだろうって2人で悩んだ時期もあり、そういうのを経て、大田区のメインでシングルマッチができるってところにまでたどり着いたっていうか。会社が、全日本プロレス側が持ってきてくれたっていうものに全て応えたいっていう気持ちはありますし、まだその答えが見つかっていないので、この大田区のシングルマッチで、優勝決定戦で答えが出るんじゃないかっていう期待もありつつ、ここは青柳亮生が勝って、全日ジュニアってなんだっていうのを見せたいと思います」

■質疑応答
―お2人に伺います。激しい戦いの連続のリーグ戦でしたが、リーグ戦を通して改めて他の全日本ジュニアの選手に感じたことを教えて下さい
HAYATO「みんな、言葉にすると安くなっちゃうけど、熱いよね。熱さは業界一だと思う。今回10人しかいないけど、少数精鋭で、どの試合もメインイベントになってもおかしくないようなすごい戦いだったんじゃないかと思ってるよ。でも、一番すごい試合は俺と亮生がさせてもらうから、楽しみにしてて」
亮生「僕が欠場してから、全日本ジュニアを盛り上げてくれたメンバーで、画面の人物じゃないですけどそういう人たちと戦って、見ててすごいなと思ってたんですけど、戦ってさらにすごいなと感じましたし、そこを超えた今の青柳亮生が最強だと思うんで、楽しみにしててください」
―お互いのことをよく知っていると思いますが、相手の一番すごいなというエピソードを教えてください
HAYATO「それは試合?プライベートのことは言えないことばっかりだから、試合の話をさせてもらうね。初めて後楽園ホールのメインを亮生として、まだその時はコロナ禍だったから、お客さんもガラガラで、2人ともベストコンディションだったけど、一言でいうと俺の3倍くらい身体能力は高いと思うよ。まあ、正直そこが一番すごいというか、うらやましいと思ってるとこかな」
亮生「そうですね、すごい所いっぱいあるんですよね。なかでも衝撃的なのは、公式ファンクラブのライブ配信で…これ知ってる人いますかね?酒を飲み散らかして動画が削除されたっていう。そういう、本当に何をするかわからない所があるっていうのが、ライジングHAYATOのすごいところだと思います。足元をすくわれないようにしたいと思います」
―大田区ではヘビー級の試合を差し置いてメインイベントになったわけですが、お2人の中でヘビー級に対する意識はどれくらいありますか?
HAYATO「まあ、これまで全日本プロレスイコールヘビー級っていうイメージが強かった中で、でもやっぱりジュニアも面白いよねっていう。『ヘビー級依存症』って言葉を俺は使わせてもらってるんだけど、全日本のヘビー級依存症を俺と亮生で直してあげようかなと思ってるよ」
亮生「やっぱりヘビー級が主体の全日本プロレスの中で、ジュニアってどうあるべきなんだって僕はずっと悩んでいて。超えるっていうのも違うし、意識する部分はもちろんあるんですけども、ジュニアのすごさ、面白さっていうのを僕は前面に押し出せたらと思います。で、気づいたら、全日本すごいと、そうなってたら嬉しいです」
―7月シリーズをジュニア主体でシリーズを駆け抜けてきたことに対する思いや、ついにジュニアの戦いが大田区総合体育館のメインに辿りついたことについての思いをお聞かせください
HAYATO「今回、7月を通してジュニアが主体でやってきて、お客さんの入りとか詳しいことは俺はわからないけど、会場の、お客さんの熱とかはヘビー級に負けてないんじゃないかって自分でも思ってるし。大田区のメインっていう大舞台で試合をするっていうこと、それは俺と亮生がずっと第1試合とかシングルマッチだったり、道場で雑用したりだとか、そういう経験を2人で乗り越えてきたっていうのがあるから、感慨深いね」
亮生「7月シリーズはね、間違いなく盛り上がったと、僕だけじゃないジュニアの選手全員が思っていると思います。その集大成じゃないですけど、大田区で、メインでっていう嬉しさもあるんですけど、正直不安な部分もあって、この試合がコケればジュニアの先はないっていうか。うーん、なんだろうな、難しいな。正直その不安の方が大きいんですけど、Aブロックの代表者がライジングHAYATO。で、Bブロックが青柳亮生。これはもうやるしかないって思ったんで、試合を見て頂きたいですね」