UFCナッシュビル:デリック・ルイス、タリソン・テイシェイラを30秒KOで沈める

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 UFCヘビー級ランキング9位のデリック・ルイスは、無敗の同13位タリソン・テイシェイラを倒すのにわずか1分も必要としなかった。試合序盤、テイシェイラがルイスの目にサミング(親指が入る)を見舞い、これがルイスの怒りに火をつけた。ルイスは猛攻に転じ、左フックでテイシェイラをダウンさせ、地上で追撃。レフェリーが間に入って試合を止めた。

 この勝利でルイスは「UFC史上最多KO記録」をさらに更新しただけでなく、「UFC史上3位のフィニッシュ数記録」も獲得した。試合後、ルイスは次のように語った。

「一週間ずっと悪口を言ってた連中がいたけど、あいつがダメージを負ったのはわかってた。これまでずっとザコ相手にしか戦ってこなかった奴さ。UFCには感謝してるよ。次もブラジルのタクシー運転手みたいな相手を頼むよ。あいつらリムジンに乗ろうとしてるけど、俺のところには乗り込ませねえ」

セミファイナル
 元ウェルター級タイトル挑戦者で、ランキング12位のスティーブン・“ワンダーボーイ”・トンプソンは、ガブリエル・ボンフィン相手に自身の代名詞ともいえるキックを武器に第1ラウンドを戦った。ボンフィンは1度だけテイクダウンに成功し、強力なサブミッションを仕掛けたがトンプソンは耐えきった。

 第2ラウンドでは、ボンフィンがテイクダウンを繰り返し、チェックキックでトンプソンの顔にカットを作るも、トンプソンもラウンド終了間際に華麗なハイキックで反撃。最終ラウンドでは、ボンフィンがケージ際でコントロールしながら、打撃戦でも一進一退の展開に。僅差の判定でボンフィンがスプリット・ディシジョン(判定2-1)で勝利した。

 試合後、ボンフィンは語った。

「スティーブン・トンプソンはこの階級で最も経験豊富な選手で、本当にタフだ。僕たちは試合に向けた戦略を完璧に遂行した。それが勝利につながった。次に向けて、また一段と進化していくつもりだよ」

■ UFCファイトナイト・ナッシュビル ルイス対テイシェイラ
日時:現地時間2025年7月12日(土)
会場:アメリカ合衆国テネシー州ナッシュビル ブリヂストン・アリーナ

<ヘビー級マッチ>
○デリック・ルイス(米国)
 1R 00分35秒 TKO
●タリソン・テイシェイラ(ブラジル)

<ウェルター級マッチ>
○ガブリエル・ボンフィム(ブラジル)

 3R 5分00秒 判定 2-1(スプリット)
●スティーブン・トンプソン(米国)

<フェザー級マッチ>
○スティーヴ・ガルシア(米国)
 3R 5分00秒 判定 3-0(ユナニマス)
●カルヴィン・ケーター(米国)

<フェザー級マッチ>
○モーガン・チャイエー(フランス)
 3R 0分27秒 KO/TKO
●ネイト・ランドウェア(米国)
※ファイト・オブ・ザ・ナイト

<ヘビー級マッチ>
○ヴィトー・ペトリーノ(ブラジル)
 1R 4分16秒 サブミッション
●オーステン・レーン(米国)

<ライトヘビー級マッチ>
○トゥコ・トコス(イングランド)
 2R 4分25秒 サブミッション
●ジュニア・タファ(オーストラリア)