新日本プロレス上半期の大一番、DOMINION in OSAKA-JO HALLが今年も開催された。
5つのタイトルマッチが行われたが、その内4つも移動するという大きな流れがあった。
IWGPジュニア選手権では、挑戦者である金丸義信が腕の負傷を訴え、SHOの新たなパートナーを用意していると強引にカードを変更。そこに登場したのは、今年1・4東京ドームで負傷し欠場中だったJUST 4 GUYSのDOUKIがなんと、HOUSE OF TORTUREのTシャツで登場!
試合中に金丸は、包帯を外して乱入。そして、DOUKIが執ようにマスター・ワトの脚を攻め、最後は鉄パイプから変形の四の字固めでから勝利を掴みげベルトを奪取。復活の狼煙をあげた!
IWGPタッグ選手権では、石井智宏とタイチと新タッグコンビが好連携を見せ、最後はタイチがカラム・ニューマンから必殺のブラック・メフィストで勝利を得た。
そして、NEVER無差別級選手権。今年2月に同じ大阪の地(エディオンアリーナ大阪)で、激突したボルチン・オレッグとKONOSUKE TAKESHITA。その時は、TAKESHITAが勝利し防衛したが、今回はボルチンが大健闘の末、シングル王座初戴冠となった。
セミでは、同じく2月の大阪では両者ノックダウンで引き分けた辻陽太とゲイブ・キッドがその試合の続きを見せた。内容はほぼ互角の熱い闘いだったが、最終的にはゲイブのほうが少し勝っていたようだ。
メインは、IWGP世界ヘビー級選手権。王者後藤洋央紀に難敵鷹木信悟が挑戦。激しい技の攻防となったが、新技後藤革命で鷹木を仕留め、早くも7度目の防衛に成功し、防衛記録を更新した。
バックステージでは、ザック・セイバーJrが挑戦を表明。
■ DOMINION 6.15 in OSAKA-JO HALL
日時:2025年6月15日(日)14時開始(第0試合は15時30分)
場所:大阪城ホール
観衆:6,525人
<第0試合 20分1本勝負>
○村島克哉 嘉藤匠馬
8分15秒 逆エビ固め
●安田優虎 永井大貴
<第1試合 30分1本勝負>
○SANADA 成田蓮 高橋裕二郎 X=ドン・ファレ
6分44秒 ギターショット⇒体固め
●ドリラ・モロニー クラーク・コナーズ チェーズ・オーエンズ 石森太二
<第2試合 30分1本勝負>
○ザック・セイバーJr 大岩陵平
11分23秒 ヨーロピアンクラッチ
●海野翔太 エル・ファンタズモ
<第3試合 棚橋弘至ファイナルロード~継(つなぐ) 30分1本勝負>
○棚橋弘至
9分30秒 エビ固め
●上村優也
<第4試合 IWGPジュニアタッグ選手権試合 60分1本勝負>
<挑戦者組>○DOUKI SHO
10分52秒 変型足4の字固め
●マスター・ワト YOH<王者組>
※金丸負傷(?)で急きょDOUKIに変更
※SHO&DOUKIが第79代目王者となる
<第5試合 IWGPタッグ選手権試合 60分1本勝負>
<挑戦者組>○タイチ 石井智宏
12分46秒 ブラックメフィスト⇒エビ固め
●カラム・ニューマン グレート-O-カーン<王者組>
※石井&タイチが第110代王者組となる
<第6試合 NEVER無差別級選手権試合 60分1本勝負>
<挑戦者>○ボルチン・オレッグ
13分12秒 カミカゼ⇒片エビ固め
●KONOSUKE TAKESHITA<王者>
※オレッグが第48代王者となる
<第7試合 ドッグカラーチェーンデスマッチ 時間無制限1本勝負>
○EVIL
23分5秒 TKO勝ち
●デビッド・フィンレー
<第8試合 IWGP GLOBALヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
<挑戦者>○ゲイブ・キッド
23分25秒 レッグトラップ・パイルドライバー⇒体固め
●辻陽太<王者>
※ゲイブが第5代王者となる
<第9試合 IWGP世界ヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
<王者>○後藤洋央紀
28分25秒 後藤革命⇒片エビ固め
●鷹木信悟<挑戦者>
※後藤が7度目の防衛に成功
※この大会の完全詳細版は、近々ファイトクラブにて公開されます。