[ファイトクラブ]ZERO1新体制初開催! 『火祭り』2025見えた変化

[週刊ファイト6月19日]期間 [ファイトクラブ]公開中

▼ZERO1新体制初開催! 『火祭り』2025見えた変化
 photo & text by 鈴木太郎
・2024年『REAL ZERO1』-『栃木プロレス』分裂乗り越えた『火祭り』
・前年の連続出場12選手中僅か4選手の大幅入替
・イベントプロレス主体⇒都内大会移行は『栃木プロレス』の影響有
・”胸毛ニキ”八須拳太郎奮闘もクリス・ヴァイス勝負制する
・佐藤嗣崇-宮本裕向『火祭り』新旧覇者対決! 月面水爆宮本勝利
・新生ハヤブサ板橋見参! 勝利で「お楽しみはこれからだ!」肉声〆
・試合後マイクに見た新生ハヤブサの方向性


■ プロレスリングZERO1『火祭り2025』
日時:2025年6月11日 19:00開始
会場:東京・TOKYO SQUARE in Itabashi

 プロレスリングZERO1の毎年恒例行事となっている、真夏の祭典『火祭り』が2025年も無事開幕した。6・6新宿FACE大会の開幕戦から7・4新宿FACEの優勝決定戦まで、約1ヶ月間にわたって行われるシングルリーグ戦は、前年とは陣容が一変した。例年のように決勝戦が行われていた後楽園ホールでの開催は、新体制となったばかりということもあり見送られたものの、今年4月に両国国技館の『ルチャフェス』で衝撃の復活を果たし、その後はZERO1に参戦している新生ハヤブサが今回の『火祭り』に出場。プロレスリングFREEDOMSからマンモス佐々木も参戦し、田中将斗も2年ぶりの『火祭り』エントリーということで、ZERO1は一気にFMW色の強い陣容となった。

2024年『REAL ZERO1』-『栃木プロレス』分裂乗り越えた『火祭り』

 2025年から親会社が変わり、新体制となったZERO1だが、2024年は激動の1年となった。
 2020年夏からZERO1の親会社となっていたダイコーの意向で、2024年からは赤字興行が打てない方針となったことから、ZERO1の若手選手主体で活動している『栃木プロレス』が、同年元日の後楽園ホール大会よりZERO1の地方巡業開催を引き受けることになった。しかし、契約の絡みなのか、田中将斗を中心としたベテラン選手達をZERO1の興行に起用出来ない事態が発生してしまう。その事実を3月の靖国神社大会まで団体側が公表することも無く、ベテランの出ない大会で『栃木プロレス』代表が「『栃木プロレス』もZERO1です」という言葉を発したことから、長年ZERO1を応援してきたファンを中心に疑問の声が上がり、プロレスファンからも混迷を招く要因となった。

 2023年末より『REAL ZERO1』を名乗っていたZERO1のベテラン勢は、2024年から東京都内で『REAL ZERO1』興行を開催する一方、『栃木プロレス』が『ZERO1』の基本線と『栃木プロレス』の両方を担い、結果として別ブランドでないにもかかわらず「ZERO1を名乗る団体が2つも存在する」という異常現象が起きてしまう。しかし、『REAL ZERO1』は前述のダイコー側の御達しが効いたせいか、同年7月に行われた田中将斗の周年興行を最後に興行の開催が無くなり、事実上の活動停止状態となった。
 2024年にZERO1の『火祭り』を開催したのは『栃木プロレス』側だったのだが、ベテランが起用出来ない状況故に人選は難航した。当然、田中将斗も起用出来なかった為、2001年の『火祭り』開幕から唯一継続していた連続出場記録も不本意な形でストップすることになってしまった。
 2024年は阿部史典や土肥こうじといったフリーの実力者を起用し、『REAL ZERO1』からクリス・ヴァイスも参戦した一方で、人選も難航した。現役の社会人レスラーでありながら、別名義でJTOにも参戦しているレスラー・ブレイザー丹内にオッキー沖田がオファーをかけざるを得ない状況だったのだから・・・。リーグ戦の日程についても、参戦選手に各団体を股にかけて活躍する売れっ子レスラーが多いことで苦慮したのか、5月開幕~7月閉幕のロングスパンで公式戦が組まれ、大会は佐藤嗣崇の優勝で閉幕した。

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