4月14日、新日本プロレスより、UNITED EMPIREのジェフ・コブが本人の申し入れにより退団すると発表があった。ラストマッチは、次大会4月19日の後楽園ホールとなり、棚橋弘至とのシングル戦に決定した。
4月5日の両国大会で、カラム・ニューマンとIWGPタッグを奪取したばかりなのに、防衛戦を1度も行わずに返上とかなりの急展開となった。
一体、何が起きたのか? 退団後は、アメリカに拠点を移すことになるのか?
コブは、120kgの巨体でありながら、パワーファイトに加え、その場飛びのムーンサルトや打点の高いドロップキックなどの空中殺法も駆使。またレスリングでアテネオリンピックにも出場した実績もあり、投げ技に対してもフォームが美しく、コブが技を繰り出すたびに、会場はどよめく!
こんな実力者がまた1人、新日本から去っていくのは、非常に残念である。
パートナーであったニューマンは、負けてもいないのに返上することにショックはあるようだが、「俺はこれを転機と捉えて、ジェフ・コブが試合後にやたらとアピールしていたIWGP世界ヘビー級王座に俺が挑戦させてもらう」とコブの退団をチャンスと捉え、もっと上にのぼりつめるとIWGP世界まで視野に入れ、史上最年少王者をもくろんでいる。
新日本側も、4月26日広島において、オーカーンをパートナーに後藤洋央紀&YOSHI-HASHIとIWGPタッグ王者決定戦、そして5月4日福岡で後藤洋央紀のIWGP世界王座への挑戦も発表し、ニューマンに一気にチャンスがやってきた。
■ 以下、新日本公式ホームページより
新日本プロレスに所属しておりますジェフ・コブ選手に関して、お知らせいたします。
ジェフ・コブ選手は、本人の申し出により新日本プロレスを退団することとなりました。
コブ選手を応援してくださったお客様には、突然のお知らせになりましたことを心からお詫び致します。コブ選手の今後の活躍にご期待ください。
また、4月19日(土)後楽園ホール大会がラストマッチとなります。何卒ご了承いただけますよう、よろしくお願いいたします。
新日本プロレスリング株式会社