SEAdLINNNG記者会見3・20に向け選手たちが意気込み語る

 3月10日(月)、シードリングが都内にて記者会見を開き、3・20カルッツかわさき大会に出場する選手たちが意気込みをコメント。練習生ゆきのリングネームも発表された。

▽リングネーム発表

 南月「練習生『ゆき』のリングネームが決まりましたので、発表させて頂きます。(書を掲げて)『風南ユキ』(ふうな・ゆき)と読みます。どうですか?」

 ユキ「意味が知りたい…(笑)」

 南月「シードリングで羽ばたいて新たな風を吹かせていってほしいという願いを込めたのと、南という字は南月たいようから取らせて頂きました」

 ユキ「大変光栄です。この名に恥じないように精いっぱい頑張ります」

 中島「一緒に考えさせて頂いて、シードリングのみならず女子プロレス界にどんどん風を巻き起こしていってほしいなと思います」

 南月「皆さんよろしくお願いします!」

<第1試合 新人デビュー戦 15分1本勝負>
風南ユキ vs. 高瀬みゆき

ユキ「第1試合、務めさせて頂きます。お相手は高瀬みゆきさんということで、お客さんも皆さん“高瀬さんが第1試合から空気を変えていくんじゃないか?”と思っているはずですが、私がお客さんも高瀬さんもテンションの上がるような試合をお見せします!」

高瀬「デビュー戦の相手ということで、人生で1度きりのデビュー戦。世の中の人がユキちゃんの試合を見るのが初めての時ということで、私もすごく責任を感じてます。いま見てたらこんなに可憐で可愛らしいんで、“打撃とか遠慮しちゃわないかな?”って心配してたんですけど、さっき名前が決まりましたよね? “南”は南月さんの南ということで、つまり南月さんの化身ということで…南月たいようを感じれるってことは遠慮なくボコボコにできると思うので! ラリアットも水平チョップもブチこんでいってやろうと思いますんで、覚悟しててね!?」

ユキ「はい!」

━━デビュー戦が近づいてくる今の心境は?
ユキ「とにかく、あせっています。ただ、不安とか楽しみとかいろんなモノがゴチャゴチャになっているので。今はその気持ちを全部楽しみながら、デビュー戦を待ち望んでいる状態です」

━━これまでのスポーツ歴は?
ユキ「中学校3年間ソフトボールを未経験からやって、県大会に行ったことがあります」

━━ポジションは?
ユキ「セカンドです」

南月「(小声で)一緒だ…」

高瀬「ますますこれはヤル気が沸いてきましたね(笑)」

<第2試合 20分1本勝負>
光芽ミリア vs. YUNA

ミリア「仙女のYUNAさんとはもうシングル・タッグ含めて6度目の対戦になるんですけど、初めて対戦したのは去年の10月のじゃじゃ馬トーナメントのメイン(※仙女10・3新木場)で闘わせて頂いて、そこがYUNAさんの自団体での初勝利だったみたいで。あそこで負けたことがすっごい悔しくて、そこから何度もチャンスを頂けたのに4度も直接負けてしまって、悔しさと同時に自分自身にイラ立ちしかなく…。だからこそ今回絶対このシードの大事なビッグマッチで、絶対勝たなきゃいけない! YUNAさんから絶対勝利を取りたいと思います」

━━これまで負け続けている敗因は?
ミリア「技の部分もそうなんですけど、“やっぱり気持ちが足りないんだろうな”って思います。何度もこうやって負け続けることは、自分の気持ちが足りないからだと思います。だからここは今までの悔しさも全部ぶつけて、今までとは違う光芽ミリアをYUNAさんにぶつけていきたいと思います」

<第3試合 20分1本勝負>
花穂ノ利 vs. ウナギ・サヤカ

穂ノ利「こないだの『ぱぱぱ令和パーティー』のオーディション(ウナギ・サヤカ主宰イベント)の結果、私は“保留”でした! 私は保留にする意味がわからない!!! なので3月20日、シードリング・カルッツかわさき大会! 私と試合をして決めてほしい! ウナギさんは確かにすごい人ですけど、私は試合でいっさい負ける気がしないので! そして『ぱぱぱ令和パーティー』で両国国技館に出てシードリングを広めていきたいと思っています。シードリングのためにも、この試合で合格してみせます!」

━━「試合で負ける気がしない」という根拠はどこにある?
穂ノ利「私の負けん気の強さ! これは誰にも負けないので!! そこでウナギさんに勝ってみせます!」

━━最近話題を振りまいているが、自身ではどう思う?
穂ノ利「ありがたいです。まさかこんな話題にして頂けるとは思ってなかったので。自分の中でもすごいビックリしてます(笑)」

━━復帰から3ヶ月ほど経過したが。
穂ノ利「この3ヶ月間、いろんな試合にも出させて頂いて、話題もいっぱいあげて頂いて…これからもっともっと話題にできるように頑張っていきます!」

メインイベントでVENYの持つビヨンド・ザ・シー・シングル選手権に挑む堀田祐美子は記者会見をボイコット。調印書にサインがないとタイトルマッチと認められないことから、南月が大会当日までに堀田のサインをもらうことを約束。堀田の不在に憮然とするVENYだが、しぶしぶサインを入れた。

<第4試合 SEAdLINNNG BEYOND THE SEA シングル選手権試合 30分1本勝負>
[王者]VENY vs. [挑戦者]堀田祐美子

堀田「記者会見? 意気込み? そんなもんいらねぇよ。当日、金網だけ用意しとけ!」(※不在のため文書にてコメント)

VENY「“金網用意しとけ”って金網デスマッチなの?」

━━シードリングとしてはこのタイトルマッチを金網でやることに関してOKなのか?
南月「そうですね。VENY選手もよければ団体としては」

VENY「私さぁ、そんなにヒマじゃないんだよね。なんで来ないの? なんで呼んどかねぇんだよ。会見も参加しないで“逃げ”じゃん。動けんの? そもそも」

━━金網デスマッチはリング内で決着がつくルールとエスケープルールがあるが、どちらを希望する?
VENY「私は優しいから挑戦者に任せます。言ってたよね、“私が全部決める”って。どっちでも…私の前回の金網も川崎だったんだよ(2019年2・16、超花火とシードリングの共催)」

━━金網で闘うことは受諾する?
VENY「いいよ。私もやりたかったから」

━━堀田が来ない理由は?
南月「わからないです」

━━挑戦者にほんろうされている?
VENY「ほんろうなんかされてません。腹立つだけ。だって私、今日、東北新幹線止まってたんだから。宮城から来たのに。ギリギリで到着して、便所で着替えたんだから! 今から試合だよ? ありえない」

━━2月の新宿では敗れた堀田に、どのように仕返しする?
VENY「血ぃ出させて骨の1本・2本折ってやろうかな…?」