秒殺!一撃!KO決着続出の「WINDY」アマ大会!MVPは山本と所!

 8月16日(日)東京・新木場1stRINGにて、WINDY事務局主催興行「WINDY Super Fight 2015」(以下、WINDY)のアマチュア大会が開催された。

名称再変更の「WINDY Super Fight」8・16新木場は完売!急遽立ち見席販売!

 堀越義久氏が新代表となって初の大会は、オールワンマッチ形式での開催となった。WINDYといえばトーナメント戦だが、オールワンマッチ形式でのアマチュア大会は、旧WINDY体制から通算しても今回が初となる。
 新体制となったWINDYでは、格闘技そのものの底辺拡大を狙いとし、従来のムエタイルールに加え、キックルールの2種類のルールを完備。今大会でも両ルールで激闘が繰り広げられた。アマチュアでは珍しいKO決着が続出。1R秒殺KO、一撃KO、パンチ連打でレフェリーストップといった、ハイスピード&アグレッシブファイトが展開され、アマチュア大会では珍しい、倒し倒されの試合が多々見られた。

 中でも、強烈なインパクトを残したのは、藤原敏男杯の決勝戦に出場経験のある山本アリーヤカレ(橋見塾)だった。パンチャーの畔上拳星(パワーオブドリーム)相手に、左フック一撃で畔上を倒した。アマチュア大会、特にジュニアの試合ではあまり見られないだけに、一撃KO劇は、度肝を抜かれた。その山本は、今大会2試合出場し、共に勝利を収め、今大会のMVPに選出された。150816-windy
 MVPに選出された選手はもう一人いる、所風雅(Refre’k)だ。 山本同様、2試合を戦い抜き、共に勝利を収めた。所は、初戦で馬場藍希(WSRフェアテックス池袋)と対戦し、首相撲からヒザの連打で有効打を稼ぎ、判定勝利を収めた。150816-windy-fuuga-1続く2試合目は、WINDY KICK -23kg級王者の大野月海(T-BEAST)と対戦。(トップ画像) 大野は前回のWINDYでMVPを獲得しており、MVP同士の一戦という珠玉のカードが実現。大野の左ミドルに、所はパンチで応戦。 2Rに手数を上げ、所が判定勝利を収め、WINDY王者を破る金星を挙げた。兄・仁翔も出場し、勝利を収めている。所兄弟は、それぞれタイトル戦に挑戦するも、あと一歩のところで王座を逃す姿が散見された。が、現在、兄弟揃ってビッグバンジュニア王座を獲得。上り調子で、急成長を遂げている所兄弟の更なる活躍を期待したいところだ。
 また、一般の部では、テザワコウタ(RAHU SPORTS GYM)vsサトウケンタ(ミクニスポーツジム)で、激しい打ち合いがなされ、手澤がダウンを取り、これが決め手となり、手澤が判定で勝利を収めた。手澤は今回が試合初参戦とのことで、初参戦とは思えないアグレッシブな戦いを見せた。
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<MVP受賞>
山本アリーヤカレ(橋見塾)
所風雅(Refre’k)