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メインイベント
ストロー級ランキング6位のマッケンジー・ダーンと8位のアマンダ・ヒバスが再戦し、予想通りの展開となった。打撃とテイクダウンを駆使し、柔術と柔道がぶつかり合う攻防が繰り広げられた。初回はダーンがグラウンドコントロールで制し、第2ラウンドはヒバスが有利なトップポジションを確保して取り返した。そして第3ラウンドでは、ダーンが火のついたようなパフォーマンスを見せ、完璧な腕ひしぎ十字固めでタップを奪った。この結果、両者の対戦成績は1勝1敗となり、3戦目が組まれる可能性が高まった。
ダーンは試合後に次のようにコメントした。 「本当に嬉しい。この勝利で私のサブミッション記録を伸ばせたかった。彼女の柔道も知っているから、私が下になるのは良くない状況だったけど、改善すべき点がたくさんある。5年前の試合からこの勝利を掴むまで、ずっと重圧を感じていた。連勝できて嬉しいし、タップを奪えたこともすごく満足している。次はランキング上位の誰かと戦いたい」
コメインイベント
オールラウンダーのサンティアゴ・ポンジニッビオとカールストン・ハリスが激闘を繰り広げた。試合は第3ラウンドまで進み、激しい打撃戦が続いた。両者とも大きなダメージを受けながらも戦い抜き、最終的にはポンジニッビオがハリスをぐらつかせて一気にパンチを畳みかけ、TKO勝利を収めた。
勝利後、ポンジニッビオは次のように語った。 「この相手に拍手を送ってほしい。本当に素晴らしい試合をしてくれた。ケージの中で心を込めて戦った。UFCのケージで戦って12年になるけど、ここにいる全員が本当にタフだ。2025年の初試合で勝ててすごく幸せだ。今年の目標はアクティブに戦うことだ。自分のレベルはわかっているし、チャンピオンになれると信じている。もっとケージで学べる機会がほしい。またUFCアルゼンチンで試合をするのも良いと思わないか?」
■ UFCファイトナイト・ラスベガス101ダーン対ヒバス2
日時:現地時間2025年1月11日(土)
会場:アメリカ合衆国ネバダ州ラスベガス UFC APEX
<女子ストロー級メインイベント>
○マッケンジー・ダーン(米国)
3R 4分56秒 腕ひしぎ十字固め
●アマンダ・ヒバス(ブラジル)
<ウェルター級>
○サンティアゴ・ポンジニビオ(アルゼンチン)
3R 3分13秒 TKO
●カールストン・ハリス(ガイアナ)
<ミドル級>
○セザール・アルメイダ(ブラジル)
1R 4分16秒 KO
●アブドゥル・ラザク・アルハッサン(ガーナ)
<ミドル級>
○ロマン・コピロフ(ロシア)
3R 4分59秒 KO
●クリス・カーティス(米国)
<フェザー級>
○クリスチャン・ロドリゲス(米国)
判定 3-0
●オースティン・バシ(米国)