[週刊ファイト1月2日]期間 [ファイトクラブ]公開中
▼禁断の地下格闘技? 謎の暗殺術 地元蒲田にて”蒲田神拳”の祭典
第51代伝承者 源夢美寿が大田区蒲田の飲み屋街バーボンロードのとあるバーにて飲んでいたところを、謎の老人より縄文時代から伝わるという謎の暗殺術を伝授され、現代に活かす為に競技化した格闘術、蒲田神拳の祭典が大田区蒲田にある黒湯で有名なゆ〜シティ蒲田にて開催されるとのことで、私はネットに蔓延る格ヲタ民も知らないであろうこの胡散臭い格闘術を確認しに現地へ行ってみた。
会場であるゆ〜シティ蒲田には先ほど記した地下天然温泉である黒湯を始め電気風呂、そして薬膳風呂で汗を流したあと2階には風呂上がりのビール、美味しい食事、カラオケを楽しめる畳の宴会場がある。
受付を通り2階にあがる途中の階段、館内に響く重低音。辿ってみるとそこでは蒲田神拳の祭典が行われていた。蒲田神拳はスーパーセーフというメンホーのヘッドギア、レガース、ニーパッドを着用、手は素手またはオープンフィンガーグローブによる掌底のみ。ファールカップを着用しての金的攻撃が認められた暗殺術、もとい喧嘩術であった。元来肘での攻撃は有効だが、競技化のため蒲田神拳の祭典では肘による攻撃は禁止とされている。
以下、禁断の地下格闘技ルポタージュである。
■ 蒲田神拳の祭典
日時:12月21日(土)
会場:ゆ〜シティ蒲田
【試合結果】
<第1試合 第2回蒲田神拳ワンデートーナメント予選 2分1ラウンド>
◯川和真(TKO 1:48)覆面野郎●
※覆面野郎にダウン1回有
体格に勝る川和が素手にテーピングのみの掌底でスーパーセーフの上から脳を揺らす強烈な一発で勝利。
<第2試合 第2回蒲田神拳ワンデートーナメント予選 2分1ラウンド>
◯蒲田哲学カフェ(判定3-0)アリーフェニックス●
決勝戦は川和真と蒲田哲学カフェが進出
謎の中国武術を使うアリーにローキックと掌底をコツコツとヒットさせた哲学カフェが優勢勝ち。
<第3試合 蒲田神拳ワンマッチ 2分1ラウンド>
◯手乞い師松原(判定2-1)昭和勇次郎●
初代王者昭和勇次郎がキックベースに対し松原は掌底で前へ出る電車道殺法。両者実力は均衡したが、スピリット判定で松原が勝利。
<セミファイナル 蒲田池矢神拳初代覇者決定トーナメント決勝 1分1ラウンド>
◯源夢美寿(蒲田池矢アウト0:04)掌打マン●
※源夢美寿が初代蒲田池矢神拳覇者を戴冠
<特別試合 蒲田池矢神拳タイトルマッチ 1分1ラウンド>
◯源夢美寿(蒲田池矢アウト0:19)掌打マン●
※初代蒲田池矢神拳覇者の源夢美寿が初防衛成功
源がボクシング仕込のテクニックでアッパー掌底を使い分け、掌打マンを押し出すも審議あり。
再試合となるもアッパー掌底からのフック掌底でタイヤからアウトさせ2度勝利。胡散臭い競技だが、その実力はバッタ者ではないことを証明した。
<メインイベント 第2回蒲田神拳ワンデートーナメント決勝 2分1ラウンド>
◯川和真(判定3-0)蒲田哲学カフェ●
※川和真が第2回蒲田神拳ワンデートーナメント優勝
※川和真が初代覇者昭和勇次郎への指名挑戦者に
コツコツ打撃を当ててポイントを稼ぐ哲学カフェに対し強烈なインローそして、重低音が響く掌底で試合をコントロールした川和が勝利。優勝を納めた。