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12月20日(現地時間)にフランス共和国ナンテールで『KSW 101: Le Classique』が開催された。
KSW(Konfrontacja Sztuk Walki=コンフロンタチャ・シュトゥク・ヴァルキ)は、ポーランドの総合格闘技団体。団体名はポーランド語で「総合格闘技が激突する」という意味。2009年に地上波Polsatで生中継されたKSW 12は、視聴者数650万人を記録しサッカー EURO 2012に抜かれるまではポーランドのスポーツ中継で史上2位の記録だったほど欧州最大のMMA団体となっている。2017年には本拠地ポーランドで6万人を集めた大会を成功させ、欧州最大のMMA団体として存在感を示している。
今大会は、記念すべき100回大会の次となり、本拠地ポーランドではなくフランス開催となった。メインはアフリカ系移民で一応現在の国籍はフランスで、二階級王者でもあるサラディン・パルナスが凱旋試合としてライト級王座戦が組まれた。対戦相手も、アフリカ系移民フランス人のウィルソン・バレラで、下馬評は圧倒的にパルナスとなっている。試合は下馬評通りパルナスが圧倒。グランドでバックマウントを奪ってパウンド連打でバレラが動けなくなり、レフェリーがストップ。パルナスがTKO勝利で王座防衛を果たした。
コメインイベントではUFC、ベラトール、PFLとメジャー団体を渡り歩いたマルチン・ヘルドが同じくベラトール経験者の地元フランス、デイビー・ガロンと対戦。試合はヘルドがギロチンチョークで締め落とし、一本勝ちでメジャーを渡り歩いた実力を見せつけた。
■ KSW 101: Le Classique
日時:2024年12月20日(現地時間)
会場:フランス共和国ナンテール
<ライト級タイトルマッチ>
○サラディン・パルナス(フランス/王者)
2R 1分00秒 TKO
●ウィルソン・バレラ(ポルトガル/挑戦者)
<ライト級>
○マルチン・ヘルド(ポーランド)
1R 2分24秒 ギロチンチョーク
●デイビー・ガロン(フランス)
<ミドル級>
○レイド・ゼルフーニ(フランス)
1R 1分41秒 TKO
●アラン・ヴァン・デ・メルクト(ベルギー)
<ウェルター級>
○ミカエル・ルブート(フランス)
判定 3-0
●ロマン・デビエンヌ(フランス)
<キャッチウェイト(174ポンド)>
○アルトゥール・シュチェパニアク(ポーランド)
2R 0分54秒 TKO
●アレックス・ロホレ(フランス)
<ライト級>
○ラムザン・ジェンビエフ(フランス)
1R 2分58秒 TKO
●エル・ハジ・ンディアイエ(フランス)
<フェザー級>
○アリウネ・ナハイエ(フランス)
判定 3-0
●エドゥアルド・ケクセル(ドイツ)
BOOM! 💥 A pinpoint straight left drops his opponent, and @SalahdineP finishes it with vicious ground-and-pound.
The champ retains at #KSW101! 🏆🔥
XTB #KSW101 | @RMCSportCombat & @CANALPLUS_SPORT & KSWTV pic.twitter.com/1s4A0xGucA
— KSW (@KSW_MMA) December 20, 2024