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メインイベント
元フライ級チャンピオンでランキング2位のブランドン・モレノが、ランキング3位のアミール・アルバジと対戦し、次の挑戦者権をかけてオクタゴンに戻った。モレノは5ラウンドを通して優れたボクシングスキルでアルバジを圧倒し、見事な動きを見せたが、フィニッシュには至らなかった。判定勝利を収めるとともに、フライ級史上最多の有効打数記録も達成した。モレノは試合後、次のように語った。
「素晴らしい気分だ。新しい自分になった感じがする。家族と過ごしてリフレッシュする時間が必要だったんだ。前回の試合でこのパフォーマンスを見せられなかったことに少しフラストレーションを感じていたけれど、今日の試合は最高だった。カナダの皆さん、この試合を楽しんでくれたと思う。再びトップに戻りたい。タイトルを取り戻すために、これが他の選手への警告だ!」
コメインイベント
UFC女子フライ級ランキング3位のエリン・ブランチフィールドが、ランキング5位のローズ・ナマユナスとタイトル挑戦権をかけた激しい5ラウンド戦を繰り広げた。ナマユナスは最初の2ラウンドで巧みなスタンド戦を展開したが、ブランチフィールドは第3ラウンドでテイクダウンを決め、グラウンド&パウンドで攻勢に出た。第4ラウンドでは打撃とケージコントロールでリードを奪い、試合が2-2の接戦となる中で、第5ラウンドではさらにプレッシャーをかけてテイクダウンを決め、優位なトップポジションを保ちながら判定勝利を収めた。ブランチフィールドは次のように語った。
「本当にタフな試合だった。負けからの復帰だったから、どうしても勝ちたかった。私は生まれながらに強い。両親に感謝だ。第3ラウンドで彼女を倒し、プレッシャーをかけたことで、彼女が少し落ち着いたのが分かった。第4ラウンドでは自分の打撃が見えてきた気がする。(次は)アレクサ・グラッソと戦いたい。彼女は素晴らしいファイターで、ローズと同じようにずっと見てきた相手だから、ぜひ勝ちたい」
■ UFCファイトナイト・エドモントン
日時:現地時間2024年11月2日(土)、日本時間3日(日)
会場:カナダ・アルバータ州エドモントン
<フライ級>
○ブランドン・モレノ(メキシコ)
判定
●アミール・アルバジ(イラク)
<女子フライ級>
○エリン・ブランチフィールド(米国)
判定
●ローズ・ナマユナス(米国)
<ライトヘビー級>
○ブレンドソン・リベイロ(ブラジル)
判定
●カイオ・マチャド(ブラジル)
<女子フライ級>
○ジャスミン・ジャスダビシアス(カナダ)
3R 2分28秒 ダースチョーク
●アリアネ・リプスキ(ブラジル)
<ミドル級>
○ダスティン・ストルツフス(米国)
1R 4分28秒 TKO)
●マルク=アンドレ・バリオー(カナダ)
<ウェルター級>
○マイク・マロット(カナダ)
判定
●トレヴィン・ジャイルズ(米国)