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10月31日(現地時間・放送日)に『TNA iMPACT!』が放送された。
今放送では、ニック・ネメスの保持する団体最高峰王座であるTNA世界王座へ挑戦したものの、フランキー・カザリアンや、JBL(ジョン・ブラッドショー・レイフィールド)の乱入もあり、結果的に敗れて悲願の王座奪取に失敗したジョー・ヘンドリーのコスプレをして現れたカザリアンが俺はバカだとヘンドリーをバカにするパフォーマンスを行い会場からブーイングを浴びた。それに対し、本物のヘンドリーが現れ、それを中断させ、更にネメスに敗れ、王座奪取出来なかったのは、(試合に介入した)カザリアン、JBLがネメスと裏で繋がっていて、自分はハメられたんだとアピール。するとネメスも現れ、自分はJBLの乱入とは無関係であり、実際に、その乱闘の時、自分はダウンしていて、見ていないので無実だとアピール。しかし納得出来ないようなので、今夜、王座戦の再戦を行いたいと番組ディレクターであるサンティーノ・マレラに頼んだが、すぐに再戦は認められず、先にザ・システム退治を要求してきたという。当然、ザ・システムのエディ&アリーシャ・エドワーズ夫妻とJDCが現れ、ネメスらと激しく口論。ネメスは今夜はヘンドリーと組んでザ・システム退治をすると宣言した。するとカザリアンが戻ってきて、自分も入れて6人タッグマッチにしようとネメス、ヘンドリーの肩を組んで提案。当然、ネメスはスーパーキック、ヘンドリーはスタンディングオベーションをカザリアンにお見舞いして、その要求を却下した。
そしてメインで行われたタッグマッチは、ネメスとヘンドリーは共にベビーフェイスだが、王座戦を巡って遺恨があるので、連携が上手くいかず。長時間、ネメスがザ・システムに捕まり、更に、ヘンドリーのクローズラインがネメスに誤爆してしまう。その隙をついてエドワーズが必殺のボストン・ニー・パーティーを決めてネメスからフォール勝ち。試合後、ヘンドリーはネメスに謝罪するも、ネメスは受け入れず、両者が激しく罵りあう展開となった。
ジョシュ・アレキサンダーは、自分の軍団ノーザン・アーモリーが税関で拘束され、今大会に出場出来ない事になり、これは誰かにはめられたと怒りのアピール。そしてエリック・ヤング、ジョナサン・グレシャム、スティーブ・マクリンとヒール転向したアレキサンダーに煮え湯を飲まされた三人と対戦。アレキサンダーにはザ・グッド・ハンズ(ジェイソン・ホッチ & ジョン・スカイラー)が付いたものの、実力差はいかんともしがたく、アレキサンダーは途中で試合を放棄して、控室に引き上げてしまう。最後はスカイラーがマクリンにフォール負けとなり、三人がアレキサンダーに一矢報いた形になった。
■ TNA iMPACT!
日時:2024年10月24日(現地時間・放送日)
会場:アメリカ衆国 TVテーピング
<タッグマッチ>
○ザ・システム(エディ・エドワーズ & JDC)
ピンフォール
●ニック・ネメス、ジョー・ヘンドリー
<シングルマッチ>
○レイ・リー・イン
ピンフォール
●マギー・ムーア
<シングルマッチ>
○アッシュ・バイ・エレガンス
ピンフォール
●ダニ・ルナ
<6人タッグマッチ>
○エリック・ヤング、ジョナサン・グレシャム、スティーブ・マクリン
ピンフォール
●ジョシュ・アレクサンダー、ザ・グッド・ハンズ(ジェイソン・ホッチ & ジョン・スカイラー)
<タッグマッチ>
○ファーストクラス(AJ フランシス & KC ナヴァロ)
ピンフォール
●ザ・ラスカルズ(トレイ・ミゲル & ザカリー・ウェンツ)
EXCLUSIVE: Tensions are ready to explode between @NicTNemeth, @ryrynemnem and @joehendry. #TNAiMPACT @milanmiracle pic.twitter.com/PXdgsipN2O
— TNA Wrestling (@ThisIsTNA) November 1, 2024