多摩の荒くれ龍 原巧海＜たくみ＞激勝！！
ＭＣ×格闘技融合イベント ＦＩＲＳＴ ＩＭＰＡＣＴ１０・２７
日本初を銘打ち、ＭＣバトルと格闘技を融合させた新ジャンルイベント『ＦＩＲＳＴ ＩＭＰＡＣＴ＜ファーストインパクト＞』が、若者の街渋谷のクラブＣＡＭＥＬＯＴで開催された。注目は団体期待の軽量級王者・原巧海で、他団体との対抗戦に出場した。
試合は地下格闘技ルールの3分で、対抗戦の為延長ラウンドはマスト判定1分。必ず決着がつくルールだ。ちなみに、レフリーは格闘家のＭＡＸ宮沢。
試合展開は、オーソドックスの構えからワン・ツーが伸びる原。相手選手もハイキックで応戦。組み際にテイクダウンを許すが、すぐに立ち上がる。左フックから右ストレートを決め、そのままシングルレッグからテイクダウンを狙う原だったが、そうさせない相手選手はフロントチョークを狙い、その体勢のままヒザ蹴りを放つ。ブレイク後、蹴り足を取りテイクを狙う原を、相手選手は首投げでテイクダウンに成功。しかしこれを耐えブレイク。再開後、綺麗なワン・ツーをヒットさせる原。お互いが組み合ったところで試合終了。判定は割れドロー。1分間の延長戦へ。
延長に入ると、水を得た魚のように相手に襲いかかる原。右ローからワン・ツーで相手はたまらず背中を向ける。多摩の荒くれ龍の面目躍如か。残り試合時間30秒。圧力をかけ前に出る原に、相手はスリップ気味ではあるが下のポジションへ。すかさず上からの蹴りでたたみかける。立ち上がった相手の蹴り足を原が取り、ロープ際に押し込み連打したところで試合終了。判定は原に軍配が上がる。
原の最終ラウンドの猛攻の動画
試合後、マイクをとった原は「調子どうですか～渋谷！ファーストインパクトの看板がかかった試合に勝てて良かった。俺がファーストインパクト軽量級チャンピオンの原です。覚えて帰って下さい！」と、叫んでいた。
試合後、本誌インタビューに答えた原は「塩試合ですね。」と、一言呟いていた。
