[週刊ファイト10月10日]期間 [ファイトクラブ]公開中
▼新日本神戸 五大王座戦&ドラゴン・ダイヤ参戦 TMDKのX大岩陵平
photo & text by 西尾智幸
・ドラゴンダイヤ、田口と組んで出場
・後藤洋央紀とGキッド突然ノーDQ戦に
・TMDKのXはNOAH帰りの大岩陵平
・TAKAみちのくの存在価値は?
・末恐ろしいボルチンオレッグ
・DOUKI防衛、次の相手は口の悪いSHOか?
・魂対決!鷹木信悟、HENAREから王座奪取
・DフィンレーYOSHI-HASHI倒し次は後藤か?
・長いだけで嚙み合わなかった内藤哲也とオーカーン
・4時間興行は客にとってもハードコア
新日本神戸 五大王座戦&ドラゴン・ダイヤ参戦 TMDKのX大岩陵平
■ DESTRUCTION in KOBE
日時:2024年9月29日(日)
場所:兵庫・神戸ワールド記念ホール
観衆:4528人(満員)
新日本プロレスが、神戸の地で豪華五大王座戦を開催。満員の観客が詰めかけた。満員と言っても、2階席は花道の後ろ側とその正面が全部潰されていたので、事実上は満員ではない。用意された席がほぼ埋まったという事だ。
コロナ以降多くの団体は観客が減りつつある中で、4500人入っているのは合格とみるのか、ダメとみるのかは、我々がごちゃごちゃ言わなくても団体が決めればいい事である。
全9試合中、5試合がタイトルマッチだ。他の試合もドラゴンゲートからドラゴン・ダイヤが参戦、ザックセイバーJrのパートナーにXが登場、また後藤洋央紀とゲイブ・キッドの抗争の決着戦が行われたりと話題に欠けない大会となった。
今回のメインはIWGP世界戦だったが、違う意味で語りたいので、第1試合から順を追って報告させて頂きたい。
《第1試合 20分1本勝負》
○海野翔太
田口隆祐
ドラゴン・ダイヤ
7分30秒 デスライダー⇒体固め
永田裕志
●本間朋晃
タイガーマスク
ダイヤ、海野、田口組は2階から登場した! 田口は今年4月のバイク事故でBEST OF THE SUPER Jr.を欠場。その代理をダイヤが務めた縁もあってか、ダイヤは田口のTシャツを着て、田口はダイヤと同じくスケボーを持参。試合は、この2人のお尻攻撃の連携があったりした。最後は海野が本間を十八番のデスライダーで沈め勝利した。
《第2試合 20分1本勝負》
辻陽太
○高橋ヒロム
BUSHI
7分25秒 アーム式足4の字固め
ジェフ・コブ
カラム・ニューマン
●フランシスコ・アキラ
この試合、改めてコブは凄いに尽きる。真ん中の写真、ヒロムが珍しくコーナーからボディーアタック? いや、コブが軽々とヒロムを空中に放り投げただけ(笑)。辻とは新展開があるか?
《第3試合 スペシャルシングルマッチ 30分1本勝負》
▲後藤洋央紀
1分44秒 両者リングアウト
▲ゲイブ・キッド
◎再試合~ノーDQマッチ 時間無制限1本勝負
○後藤洋央紀
8分24秒、GTR⇒片エビ固め
●ゲイブ・キッド
会場では、後藤のテーマ曲が鳴っているのに、暫くするとゲイブが出てきた。一瞬、間違って出てきたの?? と思ったが、ビデオカメラマンを引っ張っていきバックステージを映させると既にダウンしている後藤がいた。なるほど、そういう事ね。そこから、ずっと場外の二人。
レフェリーが場外カウントを始まるが、いつもより全然早い(笑)。こりゃ一旦両リンですな。案の定、ゲイブが俺達の闘いはこんなもんじゃないと、ノーDQを要求し再戦。まあ結局テーブルも出してきたけど真っ二つにした訳でもないし、優しめのノーDQではあったが会場は沸いたし、後藤がロープ調整の金具をゲイブに向けた時は流石にドキっとした。最後は、後藤がGTRで締めたが、ぶっちゃけ個人的には大して期待していなかったのでその分面白かった。
《第4試合 30分1本勝負》
ザック・セイバーJr
藤田晃生
○大岩陵平=X
6分30秒 THE GRIP⇒体固め
SANADA
タイチ
●TAKAみちのく
たまたま、記者の2席隣に知人が座っており、Xが誰かという話になった時、お互い迷う事なく大岩だった(笑)。ちゃんとNOAH卒業をしてきたばかりだし、それだろうと。まあそう感じいるお客さんも多かっただろうし、大岩登場にドッカンという感じではなかった。
それに、相手方にTAKAみちのくがいるじゃない。いつもお膳立てありがとうございます(笑)。
もう結果が見えてしまったけど、素直に「おかえり大岩」でいいかな!