[週刊ファイト10月10日]期間 [ファイトクラブ]公開中
▼CW移行NXTジュリア呆然Tウィリアムス奪回シカゴCMパンク配ピザ
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・大歓声ジュリア!女子王座ロクサーヌ・ペレス死守コーラ・ジェイド復帰
・元MSK対決ウェス・リー今回Chicago Street Fightザッカリー・ウェンツ
・次週セントルイス出張MizTVオバ・フェミ北米トニー・ディアンジェロ親分
・フェイタル・インフルエンス快勝も ビアンカア・べレア&ジェイドカーギル
・レフェリー=CMパンク 画面86日政権イーサン・ペイジに厳しいカウント
・真空飛び膝トリック・ウィリアムス返り咲き パンク客にシカゴピザ振舞う
■ WWE NXT
日時:10月1日(現地時間 日本WWEネットワーク木曜以降)
会場:米イリノイ州シカゴ近郊ローズモント オールステート・アリーナ
大歓声ジュリア!女子王座ロクサーヌ・ペレス死守コーラ・ジェイド復帰
現地での放送局がUSAネットワークからCWに変わっての初回である。しかも、シカゴの巨大なオールステート・アリーナが満杯になっているではないか。放送が始まってショーン・マイケルズ監督が登場。しかし、それだけではなくトリプルHまでお出ましで”Are you Ready?”とやったんだから、お客さんの興奮が早くも沸騰点に。そして口元だけの黄金マスクをつけたジュリア様の入場なんだから、試合の前からもうドカーンとなっている会場である。
試合はハードヒットの激闘かつ、一進一退の攻防で進行。セールだけでなく、攻撃もややオーバーアクション気味と思うかもだが、これはアメリカに合わせたというよりは、巨大アリーナなので出来上がっているお客さんの声援がバカデカいから、乗せられたからと冷静に採点すべきなのかも。いずれにせよ、日本でやっている試合と変わった印象はなかった。
CW移行の目玉としても、なんか王座交代になるというのを既成事実であるかのようにジュリアに(英語で)発言させて煽っていて、先週回なんか特にロクサーヌ・ペレス政権は空前の灯みたいな流れが強調されていたから、当初はシャーロット・フレアーがそうだったように、最初の王座挑戦でいきなり戴冠のインパクトで行くんだろうとも思っていたのが、「これはちょっとやり過ぎかなぁ」と思うように。
ちなみに冒頭のHBKとトリプルHは、今回からベルトも新デザインになったと披露していたんだが、ヤマ場でロクサーヌが飾ってある新ベルトを取りに行き、「コレはワタシの物」とばかり抱きしめてからリングイン、あたかもベルトで殴るのかという場面に。しかし、これは当然レフェリーが見ているから、「ダメだ、ダメだ」とベルトのリング持ち込みを断念させるのだが・・・。
ここで反対側のジュリアの足を引っ張って場外に引きずり落とした、フードに黒装束の女が登場。あ、怪我で長く消えていたコーラ・ジェイドじゃありませんか。ということで場外のDDTを喰らってフラフラのジュリアがリングに戻ると、ロクサーヌのポップアップが決まり、王座防衛となるのでした。
まぁ、よくよく考えたら、この方が面白いわな。前もひっついたり、離れたりを繰り返していたコーラとロクサーヌ、今回はヒールでのカムバックとなったのでした。
元MSK対決ウェス・リー今回Chicago Street Fightザッカリー・ウェンツ
TNA時代、ラスカルズという黒人-白人タッグを組んでいてWWEにスカウトされ、タッグ名もMSK、リングネームも変えられたんだが、ザッカリー・ウェンツは色々ありまして、本誌のバックナンバーにあるから繰り返しませんが解雇に。ザッカリーはTNAに戻って別の黒人選手とラスカルズを復活させていたが、NXTがTNAとの提携路線を始めて、元パートナー対決ということに。
▼ザッカリー・ウェンツ咆哮 元MSK対決Chicago Street Fightウェス・リー
もっとも毎週マメにNXT見ている視聴者なら、すでにもう何度もやってるじゃないかとなるんだけど、今回は凶器使用ありのChicago Street Fightということで、大箱用にお替わりアンコールがかかった。
ド派手な試合、絵的にもアリーナに映えます。最後はウェスのチェーンをひざ下に巻いたコーナートップからのシュバインが決まるのでした。