■ 株式会社上町建物管理Presents『天王山2024』準決勝・優勝決定戦
日時:9月23日(月・祝)
会場:アゼリア大正ホール
観衆332人(超満員札止め)
以下の通り、試合結果を修正いたしました。
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<天王山2024 準決勝戦 30分1本勝負>
○TORU
7分50秒 垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め
●大瀬良泰貴
※TORUが天王山2024決勝戦進出。
ローグ・ネイション同士による準決勝戦。
このカードが天王山準決勝で実現するということはローグの勢いを証明することになる。
ゴングと同時に大瀬良が自ら横たわりTORUに勝利を献上するかと思われたが、大瀬良はカウント2でキックアウト。
その後はロープすり抜けトぺコンやトルネードDDTなど持てる技を全て出す猛攻でTORUを攻め立てる。
完全に裏をかかれたTORUは怒りの猛反撃に出てコーナーに投げっぱなしブレーンバスターを決めるなど仲間でも容赦なし。
TORUの猛攻を耐え抜いた上で逆襲に転じた大瀬良だったが、会心のナックルパートが決まり、棒立ちの所を垂直落下式ブレーンバスターでTORUがいち早く決勝進出を決めた。
<天王山2024 準決勝戦 30分1本勝負>
○入江茂弘
11分42秒 胴絞めスリーパーホールド
●タイガースマスク
※入江茂弘が天王山2024決勝戦進出。
悲願の初出場初優勝まであと2つまで来た入江は気合十分でタイガースをぶちかまし圧倒する。
しかし、百戦錬磨のタイガースはインサイドワークと得意の蹴りを駆使して対抗し、入江の右腕を蹴りで痛めつける。
そこの多種多様な腕攻めで入江を追い込むも、入江はカウンターのラリアットを右腕で打ったが苦痛の表情でうずくまる。
咄嗟にだしたスリングブレイド式のスリーパーでタイガースに大ダメージを与える事に成功。
これで閃いた入江はなりふり構わずパウンド乱打で闘志を削いでから一気に締め上げて執念の決勝進出を決めた。
<8人タッグマッチ 30分1本勝負>
ゼウス 松房龍哉 HUB ●佐野蒼嵐
10分31秒 クロズライン・フロム・ニューヨーク⇒片エビ固め
クワイエット・ストーム ゴリアテ 浅川紫悠 ○菊池悠斗
正規軍とローグネイションによる全面対決。
試合開始から会場全体を使ったド派手な場外乱闘から総力戦になる。
両軍が入り乱れた展開の中、HUBが八面六臂の大活躍を見せ場内大歓声に包まれる。
しかし手ごわいローグ・ネイションは堂々の反撃に転じて前日は失敗したストームとゴリアテのクロスボンバーを今日は見事に決めて結束をアピール。
孤立した佐野にとどめを刺すべく浅川が椅子を持ち出すが、ストームはそれは不要と浅川を制して自らの剛腕で仕留めた。
<6人タッグマッチ 30分1本勝負>
ツバサ タコヤキーダー ●大坂丈一郎
10分51秒 ライジングドラゴン
ビリーケン・キッド ザ・ボディガー ○えべっさん
これぞ大阪プロレスを体現する元祖「ごちゃ混ぜ」プロレスはツバサとビリーの華麗なルチャリブレの攻防からボディガーのパワーファイト、えべっさんらのコミカルファイトと様々なスタイルのプロレスが見事に融合した理想形に。
途中、ツバビリーにくいえべが憑依するなどいつもと違う見どころもあり、お得感満載な試合に。
最後はボディガーが丈一郎を得意技で締め落としハッピーエンド。
<天王山2024 優勝決定戦 時間無制限1本勝負>
●入江茂弘
23分59秒 垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め
○TORU
※天王山2024優勝はTORU。
※初出場初優勝を狙う入江と3度目の正直を狙うTORUによるどちらが勝っても初優勝となる天王山優勝決定戦。
TORUはローグ・ネイション全メンバーを引き連れふてぶてしく入場。
対する入江は準決勝で痛めた右腕のテーピングが痛々しい。
当然TORUは入江の右腕に集中砲火。
苦痛に顔が歪む入江はTORUの猛攻に耐えるのみ。
カウンターのブラックホールスラムで逆襲に転じるも単発に終わる。
対するTORUは入江をエプロンの角に河津落としを仕掛けたり、対する入江もエプロン上でパイルドライバーをみせるなど共に優勝に向けて荒業を見せる。
一度はTORUの必勝パターンに入ったかと思われたが入江は準決勝で見せた片羽締めで食い下がる。
しかしTORUは前後から閃光魔術3連弾から垂直落下式ブレーンバスター2連発で入江を仕留め3度目の正直で悲願の初優勝を決めた。
《試合後》
ローグ・ネイション全メンバーから祝福されてマイクを握ったTORUは、大阪プロレスに憧れてプロレスを始めた時から苦節16年で天王山を制した喜びを伝えた。
そして天王山優勝の記念にお願いがあるとしてゼウスの持つ王座に挑戦を表明した。
そしてこれからもローグ・ネイションは大阪プロレスに刺激と熱を注入し続けるから目を離すなと改めてファンに宣言し、締めをボスであるストームに託す。
しかし、ストームが締めようとした所を背後から襲い掛かりメンバー全員でストームをフルボッコにしてストーム追放を宣言。
これ以上ないサプライズで今年の天王山が幕を閉じた。