■ 株式会社上町建物管理Presents「天王山2024」1回戦後半戦
日時:9月15日(日)
会場:アゼリア大正ホール
観衆342人(超満員札止め)
<天王山2024 一回戦 30分1本勝負>
○大瀬良泰貴
12分34秒 クロスフェースロック
●ビリーケン・キッド
※大瀬良泰貴が天王山2024二回戦進出。
※大瀬良泰貴が天王山2024二回戦進出。
※大方の予想に反して正攻法での試合となり、ビリーが勢いのままトぺに行こうとした所を椅子で迎撃したのを皮切りに大瀬良がラフに転じる。
コーナーに叩きつける荒業から攻守が入り乱れる好勝負の中、ビリーの猛攻を耐え抜いた上で大瀬良がクロスフェースロックを仕掛け、ビリーは無念のタップ。
<6人タッグマッチ 30分1本勝負>
ゼウス ○HUB 佐野蒼嵐
13分19秒 レフェリー暴行→反則
クワイエット・ストーム TORU ●菊池悠斗
※大阪プロレス正規軍とローグ+孤高の菊池による善悪対決となり、菊池が椅子でレフェリーを殴打し反則裁定となる。
※大阪プロレス正規軍とローグ+孤高の菊池による善悪対決は6人がそれぞれの持ち味を大いに発揮する血沸き肉躍る白熱の好勝負に。
なかでもこの1年遺恨が続くゼウスとストーム、来週の天王山2回戦でぶつかるゼウスとTORUが闘志むき出しでやりあう。
そんながっぷり四つの中、孤高のヒールを貫く菊池が椅子を持ち出し、対戦相手ばかりかレフェリーも椅子で殴打する暴挙で反則裁定となる不透明決着となった。
<天王山2024 一回戦 30分1本勝負>
○浅川紫悠
14分01秒 ホワイトナックルライド→片エビ固め
●ツバサ
※浅川紫悠が天王山2024二回戦進出。
※ルチャスタイルのツバサとジャパニーズスタイルの浅川によるイデオロギー対決は序盤でのグランドの応酬では互角に渡り合う。
しかし徐々にツバサの奥深いジャベ地獄に苦戦が続く浅川は、なりふり構わない打撃や場外乱闘で応戦する。
最後までかみ合わない水と油の展開に業を煮やした浅川が秘技を決め、強引に勝利を奪い取った。
<天王山2024 一回戦 30分1本勝負>
○松房龍哉
18分25秒 龍蟠虎踞→片エビ固め
●タコヤキーダー
※松房龍哉が天王山2024二回戦進出。
※ライトヘビー級王座戦の再戦が早くも天王山で実現。
捲土重来を図るタコヤキーダーと王者として返り討ちにしたい松房の闘志がメラメラと燃え上がる。
松房の空中技をスピアーで返り討ちにする危険な技で松房のボディを射抜いたタコヤキはボディを狙い撃ちにする。
対する松房はタコヤキの後頭部に狙いを定め、強烈な膝を効果的に繰り出し応戦。
共に自らのダメージを顧みない殺伐とした技を出し合いしのぎを削る。
しかし負けられない松房が膝の乱れ撃ちから頭突きを乱打し食い下がるタコヤキのソバット連発を耐え抜き、粘るタコヤキを龍蟠虎踞で振り切った。
<6人タッグマッチ 30分1本勝負>
スペル・デルフィン ●くいしんぼう仮面 タイガースマスク
11分41秒 体固め
大坂丈一郎 ザ・ボディガー ○えべっさん
※殺伐とした試合が続く中、一服の清涼剤の様なほのぼのとした試合。
懐かしのデルフィン軍団再結成で数々の伝統芸と今の大阪プロレスのお笑いのぶつかり合いは終始楽しい展開が続く。
最後はボディガーが自慢の剛腕を炸裂させロープをブルブルさせて見栄を切っている間に、コスチュームを脱ごうとしていて見えない状態のえべっさんが倒れているくいしんぼうにつまづき、上に乗る形でラッキーな勝利を飾った。
<天王山2024 一回戦30分1本勝負>
○入江茂弘
体固め
●ゴリアテ
※が天王山2024二回戦進出。
※2人の猛獣によるモヒカン対決が本日のメインイベント。
獣の咆哮付きのどう猛なぶつかり合いは全くの互角。
ゴリアテはエプロン上でのバックドロップでペースを掴むと場外でも大暴れし、制止に入ったセコンドも投げ飛ばす暴れっぷりで制御不能状態に。
入江も世界を股にかけて暴れるだけにやられっ放しでは済まさず、立体的な動きで反撃に転じ、激しいぶつかり合いの度に館内から驚嘆の声があがる。
度重なるラリアットの相打ちでは勝てないと悟ったゴリアテは豪快な技のコンビネーションで猛攻をかける。
対する入江も雪崩式バックフリップで強烈すぎる逆襲から捻りを加えたスプラッシュから渾身のビーストボンバーで猛獣狩りに成功した。
《試合後》
激勝を飾った入江は勢いのままにマイクを持ち、大阪プロレス教室時代から憧れていた天王山への初出場を果たし、そのまま初優勝の大記録を狙うと超満員の観衆に高らかに宣言した。