8・31RISE181へ向け、参戦選手インタビュー!各自が思いを語った

SEIDOインタビュー『負けて当然じゃないけど、誰も僕が勝つなんて思ってない。だから面白い。』

–今年は暑い日が続いていますが、コンディションはいかがですか?
SEIDO 7月に試合の話があって6月くらいからコンディション作りはしていたので、今が1番調子はいいです。

–長い期間で体作りができていたんですね。

SEIDO 年齢も40歳になるので若い子みたいにいきなり6kgを落とすことはできないので、計量をクリアした中でもしっかり動けるように2、3ヶ月かけて減量しています。

–今年の12月に40歳になられるというところで、肉体的な衰えを感じる部分はありますか?

SEIDO 慢性疲労ですね(笑)。「年齢を感じることはありますか?」って聞かれた時に、今まではなかったんですけど、試合のための追い込みは計画的に追い込む日を決めないと練習ができないくらいになってしまうので、そこら辺は体をケアするようにしています。

–プロデビューしてからキャリア的には何年目になるんですか?

SEIDO 2010年くらいにデビューしていると思うので14年くらいじゃないですかね。

–長期間プロとしてモチベーションを保ち活動をすることが出来た理由を教えて下さい。

SEIDO 強くなりたいっていうのが1番の理由ですね。子供の頃はいじめられっ子で、強さというものに対しての憧れがありました。強くないと生き残れないみたいな。その強さへの憧れがどうしても消えないので、強くなりたいというのがモチベーションになっています。

–それがSEIDO選手が競技をやっていく上での大きな力になっているんですね。

SEIDO 試合に負けて「格闘技は俺に向いていないな」って諦められたら良いんですけどね。1ラウンド目で派手に倒されて失神KOとかだったら諦めもつくかもしれないんですけど、意外と強い選手とやっても判定までいく事が多いんですよ。そういう意味では、もうちょっと頑張ればっていう気持ちがあるので辞められないのかもしれないです。

–2021年の森下戦以降、負けが続いていましたけれど、まだまだやれるという気持ちがあるという事ですね。

SEIDO 内容的には判定で負けていますけど、判定で2-1とか延長判定になってくると、俺の中では今の勝っていたなという煮え切らない部分が出てくるんですよね。あと先生とかを含めて応援してくれる仲間たちの喜ぶ顔が見たいっていう気持ちもあります。

–そういった思いを持ち続けてきたからこそ、前回はRISEではないですが久々に1ラウンドKO勝利を納めました。3年ぶりの勝利はいかがでしたか?

SEIDO 勝ったのは嬉しかったですけど、相手が相手っていうのはあったので、次回の試合に対してのモチベーションのためって感じでしたね。やっぱりRISEで勝ちたいので、嬉しかったけど次の試合しか考えていないです。

–今回の対戦相手は勝次選手になりましたが、対戦オファーがあった時はどんな心境でしたか?

SEIDO 最高に嬉しかったですね。今まで若い選手との対戦が多くて、若い子がベテランを食うっていう構図で負けられないし胸を借りられている立場だったんですけど、勝次選手はWKBA世界チャンピオンで僕がデビューした時から活躍していますし、新日本キックボクシングのチャンピオンになったりKNOCK OUTでも活躍しているのを見ていたので、その選手とぶつかれるのは楽しみですね。

–何か熱くなるものがありそうですね。

SEIDO 負けて当然じゃないですけど誰も僕が勝つなんて思ってないので、だからこそ面白いっていうのがありますね。

–勝次選手といえば数々の激闘を繰り広げてきた選手ですが、SEIDO選手も負けずに激闘で会場を盛り上げる試合をしてきています。相手が勝次選手ということで試合内容について意識することはありますか?

SEIDO 激闘で会場を盛り上がるのが1番ですけど、盛り上がる前に勝って終われたらベストですね(笑)。何もさせずにハイキックやカーフキックで1発で倒すのが理想ですけど、最終的には本能で殴り合うんじゃないですかね。彼も気持ちが強いし、僕もこの歳までずっと格闘技をやっているので気持ちでは折れないのでぶつかり合いになるかなと思います。その中でRISEを盛り上げたいですね。

–勝次選手にインタビューした際も同じように「激闘するつもりはない。終われるなら速攻で終わった方が嬉しい」って仰っていて、しようと思って激闘はできないって感じでした。

SEIDO 気持ちが強い人と戦えるのは嬉しいですよね。気持ちが弱い選手は好きじゃないですけど、強い人はリスペクトを持って戦えるので。勝次選手は世界チャンピオンですからRISEさんには本当に感謝しています。僕は勝てない中でもこういうチャンスをもらえていて、勝次選手も連敗中なのでお互いチャンスですし、彼も這い上がるための1歩として僕を使ったのかもしれないですけど面白いですよね。

–SNSを拝見していたら「男の勲章No.1決定戦」と書かれていましたね。

SEIDO 鼻が曲がっちゃっているので、だいたいどこに行っても「格闘技をやっているんですか」って言われます。日常生活だとそんなに鼻が曲がっていると思わないんですけど、片方はずっと詰まっていますね。治すとお金がかかるしもう1度折れたら治すのが大変で格闘技ができないって言われているので、もし治すのであれば辞め時かなと思っています。

–ちょうど同じ方向に勝次選手もの鼻も曲がっていますね。

SEIDO 左フックですよね。もしくは強風が吹いていたんだと思います(笑)。2人が並んでいると格闘家としての箔があるというか、対戦カードの画像も結構気に入っています。

–試合に関しては一緒に練習しているレオナ・ペタス選手や半澤トレーナーからアドバイスはもらっていますか?

SEIDO レオナさんだったり半澤先生にアドバイスをもらいながら練習をしています。レオナさんとは毎週火曜日にスパーリングをやらせてもらっているんですけど、勝次選手対策でレオナ・ペタス選手と戦うのはキツいですね(笑)。

–身近に強い選手がいて一緒に練習をしている事で、それが自信になっているんですね。

SEIDO 彼とやるっていうのは本当に試合みたいで、1週間に1回試合以上の緊張感があって、本当に死ぬんじゃねえかっていうくらい結構ブルーになるんですよ。それが良い刺激になっています。

–今後のRISEでの目標はありますか?

SEIDO 中々難しい事ですけどチャンピオンベルトは巻きたいですね。あとはランキング戦で負けたやつ全員にやり返したいです。

–現在9位ですけどリベンジしながら這い上がっていきたい?

SEIDO 全員ぶっ飛ばしてやろうと思っているのでそこは変わっていないです。1回負けて仲良くするのも嫌だし負けた相手と僕がSNSで写真を撮ってYouTubeでコラボなんかしたくないし、仲良くもしたくないので、そこは格闘家なのでみんなぶっ飛ばしたいです。

–最後にいつも応援してくれる皆さまにメッセージをお願いします。

SEIDO 若い子がいる中で自分みたいなベテランが40代くらいになって、格闘技で40代って相当年上だと思うし20歳が輝いて見えると思います。年齢と共に夢を諦めてしまう中でも、僕の姿を見て頑張りたいと思ってくれたら嬉しいですし、勇気を与えたいです。熱い試合をして本当に盛り上がって良かったと言わせるような試合をしてみせます。勝次選手と試合を盛り上げるので楽しみにしていてください。よろしくお願いします。


勝次『今回の試合は負けたら終わり。ここでしっかり勝ってランキング入りして新たなスタートを切る』

–勝次選手は戦績を見ると、次で80戦目になるんですね。

勝次 そうですね、80戦目です。

–デビューしてから20年以上が経ちますが、デビュー当時はここまで試合をやっていくとは思っていましたか?

勝次 全く思っていなかったですね(笑)。

–その時はどんな気持ちでやっていたんですか?

勝次 東京に来て2年くらいでチャンピオンになれるだろうと思っていました。

–色々な団体を渡り歩いてきた勝次選手ですが、昨年末にRISEに参戦するようになってから、今はいかがですか?

勝次 やっと距離の感覚というか、肘ありとなしでのルールの違いにアジャストできてきたかなという感じです。

–そういう意味では今までの攻撃力などの、本来持っている強みの部分が見れるような試合になりそうですね。

勝次 僕の強みの距離、もっとレベルを上げないといけない距離を把握したので、次はちゃんとアジャストして良い距離で戦えると思います。

–前回は肘ありルールでの試合でしたが、残念ながら判定負けという結果に終わってしまいました。その試合を合わせて3連敗中です。ここまで連敗した状況は今までのキャリアの中でも少ないと思いますが、ご自身では今の状況をどのように分析していますか?

勝次 人生で初めての3連敗がTEPPEN GYMに移籍してからの3連敗でした。これでは那須川会長の顔も立たないですし、那須川会長に教えてもらっている部分を次の試合で出して、きっちり勝ってRISEのランキング入りからが勝負かなと思っています。

–移籍したTEPPEN GYMでの練習環境はいかがですか?

勝次 週3、4回は行けていて、対人練習を主にやっているので距離感や当て感を練習できています。

–若い選手も多くて色々なタイプの選手が多数在籍していますが、それも良い刺激にもなっていますか?

勝次 階級も別々でスピードもバラバラですけど、いろんな武器を持っている選手がいるので様々な練習ができています。

–ベテランになってからの移籍ではあるけれど、刺激を受けてまだまだ進化しできているんですね。

勝次 そうですね。

–RISEの試合は4月の『漢気トーナメント』以来となりますけど、今回はSEIDO選手との対戦が決定しました。この試合のオファーが来た時はどんな心境でしたか?

勝次 ずっとRISEのランカーと試合がしたくて、RISEのデビュー戦ではSEIDO選手辺りとの試合になるかなと思っていたんですけど、いきなり3位の常陸選手だったので1発目からRISEは厳しいなと思っていました(笑)。でも今回の試合は負けたら終わりだなと思っているので、ここはしっかり勝ってランキング入りしてからが新たなスタートを切ります。

–SEIDO選手の試合は見たことはありますか?

勝次 何度か見たことがあります。

–どんな印象を持ちましたか?

勝次 骨が強くてガツガツ系の選手だなっていう印象です。

–SEIDO選手は今年40歳になる選手ですが、勝次選手が年上の選手と戦う機会も減ってきていると思います。そんなガツガツ来る年上の選手を相手にどのような試合展開になると思いますか?

勝次 新しい距離感で戦おうと思っているので、相手は混乱するかなっていうのと、その中でも相手がガンガン来たら合わせられるような練習はしているので、どの距離でも戦える自信はあります。

–どちらかと言うと相手のテンポに付き合うと言うよりかは、自分の距離で試合を支配するような展開になりそうですね。

勝次 今回は相手に合わせる必要は全くないと思っているので、1ラウンド目でも倒せるポイントがあればガンガン攻めて効かせて倒したいです。

–勝次選手は激闘の試合をたくさんやってきている選手なので、どうしても「激闘派」と言われる事が多いですよね。ご自身的には激闘を求めてやっている訳ではないんですか?

勝次 本当は全然激闘をしたくないです。

–本来の自分が考えている理想の試合は、全然激闘はイメージしていないんですか?

勝次 毎試合秒殺を目指しています(笑)。

–早く試合を終わらせるイメージだったんですね(笑)。

勝次 そういうイメージでやっています。

–激闘ながらも80戦をしてきたという事が、凄いことなんだと改めて思いました。

勝次 僕だけの力じゃなくて、怪我をしたら治してくれる先生だったり、栄養管理をしてくれる方だったり、色々な人がサポートしてくれているので、そのサポートのおかげで僕はまだ試合ができていることに日々感謝です。

–体のケアを色々なところでされているようですけど、年齢と共にコンディション作りに気を使うようになってきましたか?

勝次 今まで相談したことのなかった、別ジャンルのスペシャリストの方なんですけど、その方が色々なことに関して知識が豊富で、体重や栄養面などの相談をしてみたら練習や寝る時間についても教えてくれて、37歳からもうワンランク上げるために必要なことのアドバイスをもらいました。それを実践し始めてまだ1週間経っていないんですけど、これでまた新たな自分を作っていこうと思います。

–80戦をやっているとはいえ、まだまだ新しい発見もいっぱいあるんですね。

勝次 格闘技は技術も常に新しくなっていくので、取り残されないようについていかなくてはいけないです。

–最後にいつも応援してくれるファンの皆さまにメッセージをお願いします。

勝次 今回こそは久しぶりの僕の良い勝ち方をお見せできると思っていますので、皆さん応援をよろしくお願いします。


TAKUインタビュー『相手の土俵に付き合わないで自分のペースで自分のやりたいことをしたい』

–暑い日が続いていますが体調は大丈夫ですか?

TAKU 暑さも得意なのでバッチリです。

–パリオリンピックは見ていましたか?

TAKU 種目によっては見ていましたけど、ハイライトで見ていました。

–印象に残った競技はありましたか?

TAKU アメリカのバスケチームですね。レジェンドたちが凄かったです。

–バスケは好きなんですか?

TAKU スポーツを見るのはなんでも好きですけど、たまたま決勝を見れたのでバスケは見ました。

–前回5月に吉岡選手と対戦しましたが、あの試合を振り返ってみていかがですか?

TAKU 落とせない大一番の試合になると思って臨んだので、率直に勝てて嬉しかったです。

–具体的にはどういう覚悟で臨んでいた?

TAKU Stand upで優勝してランキング入り後、初戦がランカーの選手だったので、ここで負けちゃうと振り出しに戻ってしまうので、勝つことによってまた別の上のランカーの方とやらせてもらえるかなと考えていたので、ここは落とせないという覚悟がありました。

–アマチュアでの試合経験も豊富で、テクニックがある選手でしたが、そういう選手と戦ってみて得られたものはありましたか?

TAKU テクニック的には劣る部分がありましたが、自分の強みである打たれ強さや1発の強さに頼ってしまうのは良くないことだけど、その強みで勝てたことは大きな財産になりました。

–前回の試合を経験したことで次戦に向けて補う部分や強化している部分というのはありますか?

TAKU ディフェンス面で固まってしまう部分が多かったので、次の相手はパンチを振ってくると思うので、左のストレートとローキックが多い印象なんですけど、スピードとテクニックで上回っていきます。

–次戦の対戦相手は竹市一樹選手になりましたが、試合映像などはご覧になられましたか?

TAKU 倒せる感じの雰囲気はない印象なので、ここが怖いっていうのはないですけど、自分は良くも悪くも相手に合わせてしまう癖があるので、それが出ないように自分でペースを作って相手に付き合わないように戦いたいです。

–それは相手がどんなタイプのファイターだろうと相手の土俵に行ってしまうということですか?

TAKU そうですね。相手に付き合ってしまうタイミングが戦っている中で出てきてしまうので、今回の相手でいうとスピードは確実に僕の方が上回っているので、出入りを使って翻弄して戦いたいです。

–相手選手は戦績を見れば負けこそ多いですが46戦も戦っていて他団体でも王者になっているようなベテランの選手です。ここまでのキャリアがある人と対戦するというのはいかがですか?

TAKU 中盤や終盤になるにつれて長年の経験の差が出てくると思います。どろどろにされるとやりにくいので、相手の土俵に付き合わないで自分のペースで自分のやりたいことをしたいと思います。

–試合中はセコンドからの声は聞こえていて冷静に戦える方ですか?

TAKU 聞こえています。

–アドバイスを聞いて体を動かせているような感じなんですね。

TAKU パヌワットさんに言われるのは、逆に自分の考えをもっと持てという風に言われます。聞いてから動き出すと終わっても遅かったり、タイミングがずれて届かなかったりという部分があるので「自分でも考えられるようにしよう」っていう風に普段から練習で言われています。

–どちらかというと相手の試合をたくさん見て研究するタイプですか?

TAKU そんなに研究はしないですね。そこまで器用ではないので、相手の強みや怖さがある攻撃はしっかり見てそれだけ貰わないように気を付けています。ディフェンスの練習はしますけど、具体的な対策はそこまでしていないですね。

–デビューしてから7戦7勝ですが、今まで7戦してきて自分の武器や長所は何だと思いますか?

TAKU 体の強さとずっと野球をやっていたので、投げる動作と右ストレートの動作が似ている感じがするので右の攻撃は得意です。

–投球動作をイメージしてストレートを出しているんですか?

TAKU 自然と始めた当初からその感覚に近いものがあって、強く打てる感じがしましたね。

–今回の試合はどんな試合内容や展開に持っていきますか?

TAKU 相手はベテランで実績もあって上の選手ですけど、上位戦線に食い込んでいくには今回の勝ち方を見られると思うので、倒し方や勝ち方の前にしっかり倒すっていうのを前提に組み立てていきます。最後にそれが右ストレートで終わるのか蹴りで倒せるのかはまだ定まってはいないですけど、倒せる技を作って試合の当日までに磨いていきます。

–TAKU選手の階級のチャンピオンは中村寛選手ですが、そこに辿り着くまでに対戦してみたい選手はいますか?

TAKU 北井選手はパンチが強いですし、噛み合って倒すか倒されるかみたいな面白い試合ができると思っています。

–最後に応援してくれているファンの皆さまに応援メッセージをお願いします。

TAKU この間の試合からまた新しく進化した自分を見せて必ず勝つので、引き続き応援をよろしくお願いします。


松本天志インタビュー「逆にかかってこいや」って感じで1ラウンド目から打ち合おうかなって思っている

–松本選手のSNSを見ていると美味しそうなスイーツを食べている印象が強いですけれど、最近のおすすめはありますか?

松本 最近だったら日暮里にあるパン屋さんがめっちゃ美味しかったですね。僕が行った日は焼き菓子がなかったので、また行きないとなって思います(笑)。

–スイーツだと何が1番好きですか?

松本 小麦粉ってまとめていいですか(笑)

–トータルで小麦粉が1番好きっていうことですね(笑)。

松本 ドーナツやパンも好きだし、スコーンや焼き菓子もめっちゃ好きなので、まとめると小麦粉が1番好きってことになりますね。

–これから松本選手のファンの方々はパンやドーナツの差し入れではなくて、小麦粉を持ってくればいいわけですね。

松本 それはちょっと(笑)。まだ調理方法が分からないです(笑)。

–スイーツが好きでも、自分で作ることはしないんですか?

松本 ないですね。もし引退したらパン屋を開きたいですね(笑)。

–そのための修行もしないといけないですね。

松本 近くのパン教室に行ってみます。

–試合まで3週間を切りました。減量はそんなに辛くないと思いますがチートデーはいつ頃まで設けるんですか?

松本 8月18日の日曜日がラストチートデーになるかなと思っています。試合1週間前の日曜日は食べ過ぎないようにして気をつけますけど、好きなものは食べられそうです。今回はいつもよりちょっと重い-52kgでの契約体重なので「500g分パンを食べてください」ってことですよね。

–その500gいつもより余裕があるというのは全然違うものですか?

松本 僕はたくさん水抜きをしているわけではないんですけど、水抜きが大変な人からしたらペットボトル1本分も飲めるので、だいぶ違うとは言っていますね。

–この春から一人暮らしも始めていますが、そういった中で減量食や食事の管理という面は大変ではないですか?

松本 自分で食材を買ってほとんど自炊していますけど、そんなに大変ではないですね。

–自炊しているんですか?

松本 全部自炊しています。さっきは外食してきたんですけど、そういう時は魚の定食を食べていて、最近は自炊をしても魚を食べています。

–今所属しているTARGET SHIBUYAではトレーナーもしているんですか?

松本 アルバイトでしています。

–TARGET SHIBUYAにはYA-MAN選手や常陸飛雄馬選手などが所属していますが、出稽古にもよく行かれている印象で、花岡竜選手やSBの山田兄弟や笠原選手などと練習をしていますよね。そのメンバーで練習を始めたきっかけは何かありますか?

松本 きっかけは特にないんですけど、上京したての時に「練習に行ってもいいですか」って聞いて行かせてもらっていて、そこに竜くんが来てくれたりして豪華な選手が集まって良い練習ができています。

–強くなっている実感はありますか?

松本 実感はありますね。ボクシングの方も本当に良いトレーナーで、パーソナルで週に2回くらい行かせてもらっているんですけど、ボクシングのパーソナルトレーニングを始めてから戦い方も分かってきてすごく楽しいです。

–前回の試合ではRISE THREE AWARDSでベストKOを受賞する結果となりましたが、あの試合を振り返ってみていかがですか?

松本 あの試合はまだ出したい事が色々あったんですけど、ボクシングのトレーナーとの戦術とか作戦が上手くはまったかなと思います。

–短い時間でしたがパンチのバリエーションやスキルが上がった印象を感じ取れた内容でした。その辺りはパーソナルトレーニングが活きているようですね。

松本 完璧に練習通りにできて、狙っていた技が当たりました。僕が圧力をかけられている時のカウンターだったり、対処の仕方も練習していたんですけど、KOで倒した時は僕が圧力をかけているパターンの倒し方がドンピシャで決まりました。

–偶然にもKOをしたタイムが1.04秒で『テンシ秒』とごSNSで書かれていましたね。

松本 いやー、びっくりしましたね。

–それはご自身で気づいたんですか?

松本 はい。イチゼロヨン(1.04秒)で「おーテンシだ!」って(笑)。

–今回の対戦相手はJIN選手に決定しましたが、JIN選手に対しての印象は何かありますか?

松本 怖そうな印象があります。

–ファイターとしてはどうですか?

松本 身長が高くリーチも長くて、パンチのキレもあって怖さを兼ね備えている選手だなって印象です。

–打ち合い上等な殴り合いタイプのファイターですが、そういった選手の方がやりやすいですか?

松本 僕も「逆にかかってこいや」って感じで1ラウンド目から打ち合おうかなって思っています。

–打ち合ってくる相手だと、熱くなる感覚はあるんですか?

松本 僕は全然ならないんですよね。

–NEW WORRIORSトーナメントの時も高揚している印象だったんですけど、どちらかというと試合中は冷静なタイプですか?

松本 感情的にはならないです。

–試合前や試合中に煽られて、腹が立ったりする感覚もない?

松本 ないです。全部耳から入ってきて、右から左へ流れていきます。

–周りの評価とかどう思われているかっていう事も気にならないですか?

松本 僕はそんなに気にならないタイプです。

–SNSとかでも「松本天志」で検索をしたりしないですか?

松本 それはしちゃいますね。一応プロとしてどう見られているか気になっちゃいます。自分が攻撃されていることは気にせずに、良いことだけ取り入れるスタイルです。

–今後対戦したい選手はいらっしゃいますか?

松本 やっぱり数島選手や那須川選手はリベンジしないといけないですね。

–その先にフライ級のベルトを見据えているというわけですね。

松本 そうです。

–今回JIN選手と対戦して、勝ったとしたらリング上でアピールをしますか?

松本 数島選手側のタイトルマッチとかも決まっていると思うので、年内にあと何試合したいってアピールしたいです。数島選手が倒せなかったタイ人とかでも良いので、そこで比較してもらいたいです。

–数島選手と那須川選手に連敗した時期もありましたが、練習環境も整って自信が漲っているような感じがしますね。

松本 自信満々ですよ。やっと慣れてきたというか、東京に引っ越してきて良いところを取り入れていけている感じがします。

–最後にいつも応援してくれているファンの皆さまにメッセージをお願いします。

松本 いつも応援をありがとうございます。皆さんのおかげできつい練習にも耐えれて、試合では良いパフォーマンスができています。これからも応援をよろしくお願いします。


Melty輝インタビュー 『「良い試合だったよ」とかの言葉ではなくて、勝って「おめでとう」って言ってもらえる試合をしたい』

–今は追い込み期間中ですか?

Melty 追い込みが始まっています。

–塩と梅干しを持参して練習しているみたいですね。

Melty 熱中症みたいになっちゃうんですよ。team AKATSUKIにはエアコンとかがないのと、追い込みで私めちゃめちゃ代謝が良くて汗かくのでそれで寒気と全身が攣っちゃって、それから持っていくようにしています。

–それだけ激しい追い込みをやっている?

Melty 激しいというか、ずっとスパーリングを回してやって、追い込みもやってミットもやってという感じなので、汗が止まらないです。

–この期間はだいたい何時間くらい練習していますか?

Melty 練習時間は同じくらいですね。

–練習内容がより濃密になっている感じですね。

Melty それとジムが暑いです。

–冬は寒そうですし。

Melty メンタルは鍛えられます。

–前回の6月大会のワン・チンロン選手との試合を振り返ってみていかがですか?

Melty 良太郎さんに「もらいながら前にいけ」と言われていて、それしかできなかったので自分の攻撃は当てられず自分だけがもらって、前に出たけど負けちゃったなという感じでした。

–実際に対峙してみて、フィジカルや技術面で差は感じましたか?

Melty リーチも長かったですし私が当たる距離はワン・チンロンも当たる距離で、真っ直ぐのワンツーが上手かったです。

–今回は強敵の宮本芽依選手との対戦が決定しましたけど、このオファーが来た時はどんな心境でしたか?

Melty 宮﨑若菜選手と宮本芽依選手が戦っているのを見ていて、芽依選手が勝った時に私も戦うだろうなって予想はしていたんですよ。それで試合のオファーが来たので「やっぱり来たか」という感じだったんですけど、まさかこんなに早くオファーをもらえると思っていなかったし、アピールするのって大事だなと思いました。

–宮本選手に対しては選手としてどんな印象がありますか?

Melty 自信を持ってプレーをしているのが分かります。

–アマチュアボクシング出身なだけあってボクシング技術も非常に高い選手ですけれども、その辺りはどのような展開で戦っていきますか?

Melty 相手の得意なパンチで打ち合ったら負けてしまうと思うので、いつもの自分ではなくて自分の良さを活かした戦い方をしたいです。

–良太郎さんには勝ち目がないと言われたとSNSで拝見しました。

Melty 今でも言われています。

–それでも試合を受けようと思った理由って何かあったんですか?

Melty 3連敗している中でも伊藤代表は私にオファーをくれて、強い相手ですけどオファーをいただけたのが本当に嬉しかったです。強い相手だけど挑戦もしていないのに諦めることが本当に嫌だったんですよね。私が戦ってきた相手は格上の選手ばかりで、負けるかもしれないことの方が多いけど挑戦をしないで最初から諦めることは本当にしたくなくて、このオファーを蹴ったら次にオファーをしてくれる期間も空いちゃうかもしれないし、そこで良太郎さんの反対を押し切ってでもやりたいと思いました。

–確かにMeltyさんほどトップ戦線の選手と戦ってきた人って中々いないと思いますね。

Melty 自分でも「逆に誰だったら勝てるんだろう」とか「YAYAさんに勝ってしまったから強敵しか当てられなくなっちゃったんだな」ってあの時負けていれば良かったのかなとか色々考えることはあるんですけど、オファーをもらえる事は本当にありがたいです。

–少し前のSNSの投稿にはなりますけど、七夕の時に「伊藤代表と勝利の美酒を飲みたい」と書いていましたよね。今回もオリシャンは作ってくる?

Melty もちろん作っていきます。

–ひとつ気になっていたのですが、オリジナルシャンパンって最終的にどこにいくんですか?

Melty 前々回はプレゼント企画みたいな感じで、リポストしてくれた人にあげました。前回の伊藤代表の顔が描いてあるオリシャンは、今回記者会見に持って行ってRISEにプレゼントするのでそれをプレゼント企画に使ってくれたらいいなと思っています。ワン・チンロン戦では伊藤代表とシャンパンを飲む事ができない結果だったので、家にあっても保存しておくだけなので、欲しい人がいたらその人にあげたいです。

–お酒自体は普段から飲むんですか?

Melty ぱんちゃんと澤田千優ちゃんが同じジムにいるんですが、ボコボコにやられまくっているのでお酒を飲んだら脳が危ないから最近は全然飲んでいないです(笑)。友達と出かけたりしたら飲む時はありますけど、飲みたいとも思わなくなりました。

–最後にファンの皆さまに今回の試合にかける意気込みとメッセージをお願いします。

Melty まずは本当に感謝しているという事と、ファンの皆さんも応援してくれている人も、私が勝つところを見たいって言ってくれているので、勝って恩返しがしたいっていうのが1番の私の気持ちです。「良い試合だったよ」とかの言葉ではなくて勝って「おめでとう」って言ってもらえる試合をしたいと思っています。私は諦めが悪いんですけど、こんな私のことを応援してくれてありがとうございます。


宮本芽依インタビュー 『(愛理奈vs.愛三戦)すごく刺激になりました。同じ女子としてRISEを盛り上げてくれているので、私もその一員になりたい』

–試合まで2週間となりましたが、良いトレーニングができていますか?

宮本 はい、できています。心も体も落ち着いてできているので良い状態です。

–今年は特に暑い日が続いていますが、日々の練習スケジュールはどのような感じですか?

宮本 スパーリングを週に2、3回していて、あとは自主練習を色々しています。週によって違うんですけど、今の追い込み期間は週に2、3回のスパーリングを入れて、そこからミットやサンドバッグで息を上げる練習をしています。

–結構スパーリングの頻度は多い方ですね。

宮本 多めにしています。

–どういう事を意識しながら普段の練習に取り組んでいますか?

宮本 自分のやりたい事だったり、相手を想像したコンビネーションが自分の中でできたりできなかったりするので、絶対できるようにするために気持ちや体がマッチすることをイメージしながらやっています。

–今回は4月の宮﨑若菜選手との試合以来となりますが、前回の試合を振り返ってみていかがですか?

宮本 勝って嬉しいというよりは、倒しきれなかったしもっとできたなと感じる部分があったので、自分の今後に繋がる試合でした。

–その悔しさや反省点を活かして練習に取り組んでいるような感じですね。

宮本 そうです。

–宮﨑戦は初めての上位ランカーとの試合でしたが、対戦する前の2試合とは緊張感や空気感には違うものがありましたか?

宮本 ありました。ランキングに入っているのもそうですし、いろんな方と戦ったり経験値もあって打撃も上手くて強い選手だったので、私の中でその様な選手と試合をした事がなかったからどうなるのか予想もできなかったし、自分にリスクのある試合でした。

–そこを超えたことで自信に繋がったという部分は大きいですか?

宮本 すごく大きいです。

–あの試合では、近距離でアッパーだったり中間距離でのミドルキックが有効的に入っている印象でしたが、これは作戦通りでしたか?

宮本 作戦通りです。

–その作戦はジムの皆さんで決めているんですか?

宮本 ジムの皆で決めることもありますし、トレーナーのTOMOさんと一緒に皆で色んな意見を出し合って決めています。

–心強いメンバーが多いので気持ちの部分でゆとりが持てそうですね。

宮本 自分の中で焦っていても、みんなが経験してきたところを今私が登っている段階なので、アドバイスをもらえてすごく安心です。

–今回試合が決まったMelty輝選手の試合映像はご覧になっていますか?

宮本 はい。

–どのような印象はありますか?

宮本 KOで負けている事がなくて、粘り強い選手だなって印象があります。気持ちも強いし体力面も落ちてこない選手ですね。

–試合のイメージは固まっていますか?

宮本 もう固まっています。

–作戦としてはパンチを主体に試合を作っていくような感じですか?

宮本 予想だとガンガン前に来るし体勢も低いので、無理にパンチを出すんじゃなくて軽く出すだけでも当たるのかなってイメージしています。それが当たらなかった時のバージョンも考えているけど、パンチは私の全てなのでそこはやるしかないですね(笑)。

–意外と皆さんがパンチの選手と思っている以上にローやミドルキックなども蹴ったりするじゃないですか。蹴りはかなり練習されている?

宮本 蹴りは自分の中でも課題になっています。試合をやってみてパンチが当たらないなって実感したので、パンチを当てたい分、蹴らないといけないなと思いました。

–KRAZY BEEの選手は皆さんニコニコしていて普段から明るい印象が強いんですけど、宮本選手は怒ったりする事あるんですか?

宮本 あります(笑)。1人で怒っています(笑)。

–どういう時にイラッとしたりするんですか?

宮本 自分でできなかった事があったりとか、調整中で人にもイラッとしたりとか思ったように動けなかった時とか、日常生活の部分でありますね(笑)。

–前回の試合後のインタビューでは、小林愛理奈選手の名前が出てきて「今戦っても自信はある」と仰っていましたけど、対戦したい気持ちは強いですか?

宮本 戦いたいです。

–そのためには今回の試合でスカッと勝ってリング上でアピールしたいですね。

宮本 その通りです。それしか今の私の頭にないです。

–バチバチに殴り合っても殴り勝てる自信はありますか?

宮本 ここで勝てないと愛理奈選手と戦いたいって言える権利はないと思っているから、そこは絶対打ち勝つし何が来ても勝ちたいという気持ちは私の方が大きいです。

–余談にはなりますが、オープンフィンガーグローブマッチにも興味はありますか?

宮本 あります。私も実際に握って試した事があるんですけど、全然硬さとかが違くて、そこで勝っている愛理奈選手はすごいと思うし、そこで自分がどんな戦いをするのかとかどういう感触があるのかすごく気になります。

–以前一緒に練習もされていた小林愛三選手と愛理奈選手の試合はご覧になられていましたか?

宮本 実際に会場に行って生で観させてもらいました。

–女子でも白熱する試合ができるっていうのは刺激になりましたか?

宮本 すごく刺激になりました。同じ女子としてRISEを盛り上げてくれているので、私もその一員になりたいって気持ちが昂りました。

–最後に応援してくれているファンの皆さまにメッセージをお願いします。

宮本 いつも応援していただきありがとうございます。私はミニフライ級のチャンピオンになりたいので温かく見守ってくれたら嬉しいです。頑張って早くチャンピオンになるので待っていてください。

対戦カード・大会概要

8・31RISE181へ向け、大森隆之介、大﨑孔稀インタビュー