(C)Babilon MMA
8月9日(現地時間)にポーランド共和国ミエンジズドロイェで『Babilon MMA 46: Sianos vs. Thompson』が開催された。
バビロンMMAは、ポーランドのMMA団体で、ボクシングプロモーターであり「バビロンプロモーション」会社の創設者であるトマシュ・バビロンスキーとプシェミスワフ・クルク(バビロン・プロモーションの共同創設者であり事業開発管理委員会のメンバー)によって2017年に設立された。
今大会ではヘビー級王座決定戦が行われ、あのUFC、ベラトール、KSWという世界的なメジャーMMA団体を渡り歩き、2015年の大晦日、猪木ゲノムのヘビー級王者にもなっている古豪オリ・トンプソン(オリィ・トンプソンとも表記)と、地元のヘビー級戦士マルチン・シアノスで争われた。すでに40歳を超えており引退していてもおかしくないトンプソンだけに、下馬評では、シアノス有利となっている。
しかし、試合は、トンプソンがスタンド打撃の攻防を制し、右フックがさく裂するとシアノスがダウン。シアノスが背中を向けてダウンしているのを、トンプソンが襲い掛かりパウンド連打。レフェリーがストップし、トンプソンが新王者に輝いた。メジャー団体上がり、猪木ゲノム王者である古豪の意地を見せつけた。
■ Babilon MMA 46: Sianos vs. Thompson
日時:2024年8月9日
会場:ポーランド共和国ミエンジズドロイェ
<ヘビー級王座決定戦>
○オリ・トンプソン(英国)
2R 1分45秒 TKO
●マルチン・シアノス(ポーランド)
<ライトヘビー級>
○カミル・スタフラ(ポーランド)
2R 1分27秒 TKO
●シルウェスター・コレツキ(ポーランド)
<ミドル級>
○サミュエル・フォクト(ポーランド)
2R 4分01秒 アナコンダチョーク
●アルトゥール・ニエブジドフスキ(ポーランド)
<ウェルター級>
○カミル・クラスカ(ポーランド)
1R 2分07秒 ギロチンチョーク
●マティアス・フアレス(アルゼンチン)
<ミドル級>
○シモン・ヘルマン(ポーランド)
判定
●ラファウ・レウォン(ポーランド)
<ミドル級>
○イェホール・オリイニク(ウクライナ)
1R 2分34秒 キーロック
●クリシュトフ・ソワ(ポーランド)