初参戦の野杁正明 判定敗!平田樹3連敗 タワンチャイV3!スコアカード公開 ONE 167

 6月8日(土)タイ・バンコク・インパクトアリーナで開催された『ONE 167』。メインは現在7連勝(4KO)のタワンチャイ・PK・センチャイ(タイ)が保持するONEムエタイフェザー級王座の防衛戦で、挑戦者ジョー・ナタウット(タイ)に圧力をかけてミドル・パンチをヒットさせていったのが評価されたか、決定打こそないものの2-0のマジョリティ判定勝で4度目の防衛に成功した。
 日本からK-1二階級制覇、ONE初戦となる野杁正明は、単発でのヒットはあったもののシッティチャイの多彩な蹴り技と手数に試合の主導権を握られ判定敗け(トップ写真)、しかしこのレベルのタイ選手にまともに闘える日本人選手であることを証明した。

パフォーマンスボーナス5万USD(約780万円)を獲得した左から第4試合エイドリアン・リー(シンガポール/米国)第7試合ケイド・ルオトロ(米国)第8試合マイキー・ムスメシ(米国)


■ ONE 167 タワンチャイ vs. ナタウット 2
日時:2024年6月8日(土)開始 9:00 JST/ 7:00 現地
会場:タイ・バンコク・インパクトアリーナ
主催:ONE Championship
配信:U-NEXT 8:45 配信開始 / 9:00 開演予定 https://video.unext.jp/freeword?query=ONE+167&lc=LIV0000005534 見逃し配信〜7月7日 23:59

<メインイベント第10試合 ONEムエタイフェザー級タイトル戦 3分5R>
○タワンチャイ・PK・センチャイ(タイ/ONEムエタイフェザー級王者)
・ルンピニー・スタジアム認定4階級制覇(スーパーフライ級・バンタム級・スーパーフェザー級・ライト級)
・MTAA世界ライト級王座
・Toyota Cup 2010 Tournament 優勝
・WMC世界ライト級王座
・WBCムエタイ世界スーパーライト級ダイヤモンド王座
・WPMF世界ウェルター級暫定王座
・Muay Thai Warriorsウェルター級王座
・Toyota Vigo Marathon Tournament 優勝
・2014 Toyota Marathon 準優勝
・国際式ボクシングPABAフェザー級暫定王座
 判定2-0
●ジョー・ナタウット(タイ)
・ライオンファイト2階級王者
・WBCムエタイ王者
※タワンチャイが3度目の防衛に成功

<コーメインイベント第9試合 ONEキックボクシング フライ級⇒141.25ポンド(64.07㎏)契約 3分3R>
○ロッタン・ジットムアンノン(タイ)※3.5ポンド(1.4キロ)オーバーの為、契約体重、ファイトマネーの25%をピューリックに渡す。
 判定3-0
●デニス・ピューリック(カナダ/ボスニア・ヘルツェゴヴィナ)

 今年1月28日「ONE 165」日本大会で予定されていた武尊 戦を負傷キャンセルして、昨年9月22日「ONE Lumpinee/ONE FRIDAY FIGHTS 34」でスーパーレック(タイ)に判定敗けして以来の試合となったロッタンは、計量オーバーながらパンチ・キックを的確にヒットさせ判定勝、試合後は一度流れた武尊との試合をアピールした。

<第8試合 ONEサブミッション・グラップリング バンタム級 10分1R>
○マイキー・ムスメシ(米国/ONEサブミッション・グラップリングフライ級王者)
 1RSUB 3分07秒 ※レッグロック
●ガブリエウ・ソウザ(ブラジル)

<第8試合 ONEムエタイ バンタム級 5分3R>
北野克樹(日本) vs. リアム・ハリソン(英国)
中止

北野克樹 vs. リアム・ハリソン中止!ロッタン計量失敗 全10試合 ONE 167

<第7試合 MMA ライト級 5分3R>  
○ケイド・ルオトロ(米国/ONEサブミッション・グラップリングライト級王者)
 1RSUB 3分20秒 ※裸締め
●ブレイク・クーパー(米国)

<第6試合 ONEキックボクシング フェザー級 3分3R>
●野杁正明(日本)
・Nuit Des champions 66kg王座
・第2代Krush -67kg級王座
・WBCムエタイ日本スーパーライト級王座
・Road to GLORY JAPAN -65kg SLAM 優勝 (2013)
・Krush YOUTH GP 2011 ~-63kg Supernova Tournament~ 優勝
・K-1甲子園2009 62kg級優勝
・第40回全日本新空手道選手権大会 K-2グランプリ 軽量級 優勝
・第2代K-1 WORLD GPスーパーライト級王座 (防衛1=返上)
・第2代K-1 WORLD GPウェルター級王座(返上)※K-1王座2階級制覇
 判定0-3
○シッティチャイ・シッソンピーノン(タイ/ONEキック&ムエタイフェザー級3位)
・ルンピニースタジアム・ウェルター級王者
・GLORY世界ライト級王者(6度防衛)

 多彩な蹴りと手数でヒット差も上回ったシッティチャイが判定勝

<第5試合 MMA 女子アトム級 5分3R>
○デニス・ザンボアンガ
 判定3-0
●ノエル・グランジャン

<第4試合 MMA ライト級 5分3R>
○エイドリアン・リー(シンガポール/米国)
 2RSUB 1分56秒 ※裸締め
●アントニオ・マンマレッラ(オーストラリア)

<第3試合 ONEムエタイ フライ級 3分3R>
●ジョハン・ガザリ(マレーシア/米国)
 判定0-3
○ニューイェン・トラン・デュイ・ニャット(ベトナム)

<第2試合 MMA 女子アトム級 5分3R>
●平田樹(日本)
 1RSUB 1分31秒 ※ギロチンチョーク
○ビクトリア・ソウザ(ブラジル)

 平田は、ハム・ソヒ(韓国)三浦彩佳(日本)に続き3連敗となってしまった。

<第1試合 ONEムエタイ バンタム級 3分3R>
○ジョハン・エストゥピニャン(コロンビア)
判定3-0
●ザファー・シャイック(トルコ)