Photos by (C) CMLL / Zao

　5月24日（現地時間）にメキシコシティ・アレナメヒコで『CMLL アレナメヒコ金曜日定期戦』が開催された。
　今大会では二世、三世だけが参加出来るトーナメント、コパJr.の予選が行われた。親や祖父がレスラーである事が参戦条件なので、今回の予選Ｂブロックでは、アンヘル・デ・オロ、ミスティコ、アトランティスJr.、メフィスト、エスフィンゲ、エル・フェリーノ、ストゥーカJr.、マグヌス、ダーク・パンテル、イホ・デル・ビジャノ3号で争われた。優勝候補は当然、絶対エースであるミスティコで、残り三人になった時、マグヌスを必殺のミスティカで仕留めて退場させた。そしてオロと一騎討ちとなるも、リング下からマグヌスがミスティコを攻撃し、レフェリーがそれを注意。その隙にオロがミスティコに反則のローブローを決めてフォール勝ちしてしまったのだった。結果、オロが決勝進出となった。
　また、CMLL一筋で長年貢献してきたOKUMURAの「メキシコ&CMLL20周年」が表彰された。 当日、小島聡＆OKUMURAの “CozyMAX”（コジマックス）のカードが組まれていたが、先に小島が入場。続いて、CMLLのサルバドール•ルテロ•ロメリ社長、在メキシコ日本国大使館の 廣田司公使がリングに登場し、その後アレナメヒコの場内スクリーンにメキシコと日本両国 の国旗が映し出され、OKUMURAが入場を果たした。
　長年、日本とメキシコを結ぶ架け橋として活躍するOKUMURAへ在メキシコ日本国大使館の廣田公使がお祝いのメッセージを読み上げ、記念の盾が贈呈された。 OKUMURAはCMLL所属として20年間フルタイムで活躍してきた同団体唯一の外国人選手で、アレナメヒコのリング上で日本人のOKUMURAが表彰されたのは快挙と言える。今後もOKUMURAは日本とメキシコ両国の架け橋として戦い続ける。

■　CMLL アレナメヒコ金曜日定期戦
日時：2024年5月24日（現地時間・放送日）
会場：メキシコ合衆国メキシコシティ・アレナメヒコ

＜コパJr.2024予選Ｂブロック＞
予選突破：アンヘル・デ・オロ
参戦選手：ミスティコ、アトランティスJr.、メフィスト、エスフィンゲ、エル・フェリーノ、ストゥーカJr.、マグヌス、ダーク・パンテル、イホ・デル・ビジャノ3号

＜シングルマッチ＞
○スタルJr.
　1-0
●テンプラリオ

＜タッグマッチ＞
○マヒア・ブランカ、ルヒド
　2-1
●オクムラ、小島聡