ドノバン・ウィッセがミドル級王座防衛!GLORY 92

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 5月18日(現地時間)にオランダ王国ロッテルダムで「GLORY 92」が開催された。
 グローリーは、ヨーロッパのキックボクシング団体。2011年のFEGの経営悪化によるK-1の活動休止に伴い、世界的に大規模なキックボクシング団体がなくなったため、入れ替わるように新たにキックボクシングの世界的メジャー団体として活動している。
 今大会のメインはミドル級王座戦で、王者ドノバン・ウィッセがウルリック・ボケメの挑戦を受けた。試合は、前半に王者ウィッセがリードし、中盤にポケメも追い上げたものの、終盤、手数が出せず、王者ウィッセが判定勝ちで王座防衛を果たした。
 セミファイナルではヘビー級戦が組まれ、同級1位のレヴィ・リグターズが、初参戦のニコ・ペレイラ・ホルタと対戦。ホルタの圧力に苦しむ場面もあったものの、試合をリードしたリグターズが判定勝ちした。

■ GLORY 92
日時:2024年5月18日(現地時間)
会場:オランダ王国ロッテルダム

<ミドル級王座タイトルマッチ>
○ドノバン・ウィッセ(スリナム/王者)
 判定
●ウルリック・ボケメ(コンゴ/挑戦者)

<ヘビー級>
○レヴィ・リグターズ(オランダ)
 判定
●ニコ・ペレイラ・ホルタ(カーボベルデ)

<ミドル級>
○マイケル・ボアペア(ガーナ)
 判定
●セルカン・オズカグライヤン(トルコ)

<ミドル級>
○セルゲイ・ブラウン(ドイツ)
 判定
●モハメド・トゥチャッシー(モロッコ)

<ウェルター級>
○テオドール・フリストフ(ブルガリア)
 判定
●ジェイ・オーバーメール(オランダ)

<フェザー級>
○デニス・ウオシク(ドイツ)
 判定
●ヤン・カッファ(オランダ)

<フェザー級>
○ベルジャン・ペポシ(アルバニア)
 判定
●アフマド・チク・ムーサ(ドイツ)