5・19RISE後楽園大会に向けて選手インタビュー!決意伝わり期待最高潮!

【RISE178】寺山遼冴選手インタビュー『自分の変わった姿とか違う雰囲気を味わってもらいたい』
◇寺山遼冴選手インタビュー

-‐1年ぶりの試合になりました。この1年間は何をされていたんですか?

寺山 練習をしていたりと動いてはいたのですが、自分のスタイルを見直したり、新しいスタイルというほど大きな変化ではないけど、スタイルチェンジという方向で練習をしていました。

–前回の大﨑孔稀戦の反省を踏まえてという所でしょうか。

寺山 反省点も踏まえて自分に足りない所も分かったので、そこを明確にできて良かったです。

–あの試合に関して今改めて振り返ってみていかがですか?

寺山 タイミングというか自分の距離にできなかったというのもあるし、相手のリズムが上手くてそこに乗ってしまったのもあるので、いかに冷静に自分らしく戦えるのかが重要だと思いました。

–寺山選手本来のリズムやペースを掴めないまま試合が経過していった感じ?

寺山 1ラウンド終わって嫌な予感はしていました。何か今日おかしいなと。

–今回はフェザー級での復帰戦ということになりましたが、今までは減量はきつかったんですか?

寺山 減量はきつかったですし、57.5kgの方がパワーも落とさず戦えると思ったので、そっちの方が自分には合っているので今回から階級を上げました。

–今後もフェザー級を見据えて試合をやっていくような感じですか?

寺山 後々は60kgぐらいに上げていきたいと思うので、フェザーで何回かやってパワー的にも大丈夫そうだったら上げるかもしれないし、まだダメだと思ったらそのままフェザーでやるかもしれないです。

–練習拠点はどちらでやられているんですか?

寺山 フリーなのでAKATUKIとか色々なところでお世話になっています。

–メインで行っているところはあるんですか?

寺山 メインはトレーナーが新しくついて、その人と技術の練習だったり作戦だったりを2人でやっている感じですね。

–一緒になってそのトレーナーの方とやられているんですか?

寺山 マンツーマンで、専属でやってもらっています。

–対戦相手が牧野騎士選手になりましたけど、牧野選手の試合はご覧になられましたか?

寺山 見ました。良い意味で基礎じゃないというか、予想しないところからパンチが飛んできたりしているので、やりづらさはめちゃくちゃあります。KO率が高いのでパワーもあると思うんですけど、ぐちゃぐちゃにされた時の展開まで想像して練習しているので、試合を見ている感じではやりづらいけどちゃんと作戦を立てれば大丈夫です。

–強打なイメージですけど、その辺りパンチを警戒していますか?

寺山 相手が乗ってきたら厄介だなって感じですね。

–意外と牧野選手と寺山選手が同い年なんですけど、年同世代の選手は気になりますか?

寺山 正直気にしたことはないです。他の選手に興味がないです。笑

–今回牧野選手のパンチを警戒していると仰っていましたが、どんな試合になると予想していますか?

寺山 今まで自分のパワーに自信がなくて倒すという練習をしていなかったんですけど、ここ最近はパワーじゃなくてタイミングやカウンターのバリエーションを増やす練習をしていました。シチュエーションは蹴ってくるイメージとか、前回ボディで倒れているのでそこを狙ってくるのは想像しています。

–そのあたりは対策済みですか?

寺山 対策できています。

–牧野戦をクリアした後の目標はありますか?

寺山 ワンデートーナメントをやりたいです。

–前回の漢気トーナメントは見ましたか?

寺山 盛り上がっていて良いなと思いましたし、2試合で100万円は夢がありますね。

–勝って伊藤代表にリング上でアピールしたいですね。

寺山 57.5kgは最近人が集まってきているので、今やっても面白いんじゃないかなと自分では思っています。

–最後にいつも応援してくれるファンの皆様にメッセージをお願いします。

寺山 1年ぶりの試合なので、自分の変わった姿とか違う雰囲気を味わってもらいたいです。応援よろしくお願いします。


【RISE178】牧野騎士選手インタビュー『腹でも顔でも当てれば倒せるので、倒しに行く気満々で行く』

◇牧野騎士インタビュー

–今回、寺山遼冴選手と対戦が決定しましたが、相手が決まった時の心境はいかがでしたか?

牧野 自分がプロになる前から活躍していた選手なので、聞いた時は強いなと思ったんですけど、強い相手と組んで貰えるようになったのは嬉しかったです。

–選手としてはどんなイメージがありますか?

牧野 上手いし速いし自分にはできない動きやテクニックがあると思います。

–警戒している部分や攻撃はありますか?

牧野 左のストレートなどの真っ直ぐ系の攻撃は気をつけないといけないです。特にこれは絶対に気をつけるというものはないです。

–牧野選手は今5連勝中でその内4KOしていますが、自信を持っている攻撃や寺山選手に当てたい攻撃などはありますか?

牧野 自信を持っているのはボディなどのパンチに自信を持っています。今回は腹でも顔でも当てれば倒せるので、倒しに行く気満々で行くのでパンチで倒したいです。

–SNSでベストKOとMVPを取ると仰っていましたが、寺山選手相手にインパクトを残して倒すということですね。

牧野 こんなことを言ったらあれなんですけど、他の選手のやっている試合を見ていてもみんな倒そうとしていないというか、当てれないから上手さで戦おうとしている感じが見えます。今バンタム級王者の大﨑孔稀選手は関係なく倒しにいっていたので、他の選手と見比べるとその自信の違いかなと思います。そこで倒せないかもと引くんじゃなくて自分は倒す自信しかないので、しっかり倒してベストKOとMVPを獲りにいきます。

–今回同じジムから3選手出場しますが、他の2人とも良い練習はできていますか?

牧野 小林愛理奈選手はオープンフィンガーグローブなのであまり対人練習はしないですけど、田中恒星とはミットを持ち合って対人の対策も2人でやっています。

–RISE初参戦になる田中選手はどんな選手か教えていただけますか?

牧野 普段は格闘技しているのか疑うくらい落ち着いているんですけど、格闘技に対しては気持ちも熱いし、試合が始まると顔も変わって殺気が出てきて見てる側も怖くなります。

–今回RISEで田中選手を初めて見る方もいると思うのですが、どんなところに注目してほしいでしょうか?

牧野 普段RISEを見ている人は知らないと思うんですけど、本当にめちゃくちゃ強くて速攻で倒すと思うので、見所っていう見所はないかもしれないです。FFTにはこんな強い選手がまだいるんだっていう感じで見てほしいです。

–寺山戦に関しては原口選手からどのような事を言われていますか?

牧野 健飛さんからは難しい試合ではあると言われているんですけど、決して負ける試合ではないので、経験込みで勝ってほしいと言われています。

–セコンドには原口選手はついてくれますか?

牧野 そうです。心強いです。

–試合中はセコンドの原口選手の声は聞こえているんですか?

牧野 セコンドが3人いても健飛さんの声しか入ってこないくらいです。

–自然と原口選手の声に反応しているんですね。

牧野 前回のRISEに出させてもらった時も健飛さんの声が聞こえて、攻撃したら当たって倒したくらいです。

–元々原口選手のグッズを買うくらいファンなんですよね?

牧野 そうですね。今も部屋に飾っています。

–原口選手に憧れて今のジムに入ったんですか?

牧野 ジムに入るまで健飛さんの事を全然知りませんでした。でも初めて会った時に他の人とは違うものがあるなと初めて人を見て感じて、この人について行きたいかもと思っていたらいつの間にか追いかける存在にもなっていましたけどファンにもなっています。

–いつも牧野選手はヘアカラーが印象的なんですけど、今回は新しい髪に期待してよろしいですか?

牧野 派手にはなると思うので期待していてください。

–最後に応援してくれているファンの皆様にメッセージをお願いします。

牧野 FFTの牧野騎士です。今回も相手は関係なく倒しきってみんなが盛り上がる試合をするので、応援をよろしくお願いいたします。


【RISE178】麗也インタビュー『負けた方は後が無いので、お互い良い意味でも気持ちのぶつかり合いが見せれる』

◇麗也選手インタビュー

–酒井柚樹選手との対戦が決定しましたけれど心境はいかがですか。

麗也 今回はAKATUKIに来て2戦目になるんですけど、いい環境でー日一日練習ができていて自分が強くなってる実感があるので楽しみにしています。

–会見の時に顔を合わせた印象は?

麗也 身長がもっと小さいと思ったんですけど意外と小さくなかったのと、顔つきは気合入ってるなって思いました

–お互いに前回が負け試合になりますがその辺でも意識はしている?

麗也 お互い負けられないですから、RISEさんはすごい残酷な試合を組みますよね。これで負けた方はだいぶ後が無いと思うので、お互い良い意味でも気持ちのぶつかり合いが見せられると思います。

–酒井選手にはファイターとしてどの様なイメージを持ってますか?

麗也 戦績は負けが多い選手なんですけど、全体的にバランスが取れていてレベルも決して低くないファイターだなって思います。

–レイナさんは試合に関して何かアドバイスしますか?

レイナ 技術的なところでどうこう言える立場ではないのは自覚しているので言わないですけど、まぁポカをするので、、、一応目指してる所としてここで負けたら先は見えない相手ではあるよなっていうのは、お互いに思ってることだと思うんですけど、前回も負けてはいけない試合で、延長に行ったからランキングに入れさせていただいて言ったらRISEではランク外の相手なので。そこでまた更に遠回りになってくるとどんどん当て馬的存在になっていってしまうだけなので、タイトルを狙うのであればちゃんと頑張って下さい。

麗也 いつもそうなんですけど、誰が相手でもそんな感じで、、、

レイナ そりゃそうじゃん。シンプルに負けたら終わりじゃん。

–なかなか厳しい感じですが普段の生活でも厳しいことは言われますか?

レイナ ああ言えばこう言うので。毎回俺はもう今回やばいよとかマジでもう誰にも負けねえからみたいな感じなんですけど、まぁ微妙な試合ばっかりして(笑)

それがちゃんと試合に現われてればいいんですけど、普段生活で当たり散らかしてるくせにそれかよって。

麗也 いや、あたり散らかしてるっていうか、あるんですよ、自分のご飯食べるタイミングとか生活全部にペースがあるのでそれを狂わされたくないなっていう部分で自分はそれで頭がいっぱいなんです。試合前だとコンディションが大事になるのでご飯とか減量も自分で管理してて、それが狂うだけであぁー終わったなってなっちゃう。

–かなり神経質なんですね。先日の会見の時もご自身の事をかなり面倒くさいタイプと言っていましたよね?

麗也 一応自覚はありますね。いやこれは普通だと思うんですけど、皆からすると面倒くさいのかなって。でも結構理解してくれてるよね?

レイナ してない。してないから喧嘩する(笑)

–結婚する前とした後で試合に対する心構えみたいなところって変化はありましたか?

麗也 変わりましたね。結婚したら家族じゃないですか。本当にもう自分一人じゃないんだなっていうのを思います。

–今指導して頂いている良太郎さんがSNSでハンドスピードが上がってきたと書いていましたが、AKATUKIに移籍してどんどん変わっていってるっていう実感は有りますか?

麗也 良太郎さんも色々な選手を見ていてトレーナーとしてどんどん進化していっているので、それについていこうという感じで自分もやってるし、後は週に一回フィジカルトレーニングを別で通っているんですけどそこのトレーニングは体の使い方のトレーニングなので、それとAKATUKIでの練習が合わさってどんどん成長してるなって思います。

–拳を怪我して一度引退して膝もケガして手術をしてジムもAKATUKIに移籍して環境が大きく変わって大変な部分もあったんじゃないですか?

麗也 何て言うか環境を変えようっていうよりか、常に強くなりたいって思ってやっていてより強くなる為により自分がレベルアップする環境を求めてやってきました。

–AKATUKIに行ったのは奥様の影響ですか?

麗也 色々重なって一回引退してそこから復帰した時に正直自分でもまだできると思ってたんですけど、自信をなくしてた部分もあったので自分の中でやりきって終わりたいって思いと復帰戦で石井一成選手とやったっていうのがでかくてそこでトップの選手とやらせてもらって刺激を受けて上を目指したいっていうタイミングが繋がって。

–元々は53kg近辺で試合をしていて、前回の末國戦からフライ級に階級を落としての試合でしたが1階級落としてみて動きだったり減量に支障はなかったですか?

麗也 スピードは速くなって、体も軽くなったんですけどなんか疲れるのが早かったですね。今回が階級をさげて2戦目になるので前回よりいい仕上がりになります。

–前回の試合では1ラウンドの動きが凄く良かったのですが後半に行くにつれてどんどん失速した印象でした。

麗也 フライ級の速さに慣れていないと言うかそこで変な力が入って無理して動いて、3ラウンドに入る時点で結構しんどかったですね。

–今回の試合は奥さまが元格闘家で恐妻家対決という見方も一部ではある様ですがレイナさんは会見をご覧になりました?

レイナ シンプルに朱花ちゃんが二人に巻き込まれてかわいそう(笑)

–先日結婚記念日だったんですよね?何かお祝いはしましたか?

麗也 あの日は何もしてないよね。普通に水曜日とかそこら辺で。二人で過ごすのに良くなる物を買ったぐらいで。

レイナ 特にその日に特別思い入れが無い日なので。一応付き合った日がどちらかと言うと記念日っぽい感じになっていて、それが10月で全然関係ないノリで4月に籍を入れてしまって。前の家で同棲していて、家の契約とかの更新の関係とかジムの移籍で引っ越すついでに助成金とかの関係で今入れといた方がいいよねっていう感じだったので。

–玄関に飾っていましたが30歳までにチャンピオンになるっていう目標を掲げられてましたけれどこれは二人で掲げた目標ですか?

麗也 自分的にも1年で結果残さなきゃいけないというのはあるんですけどあと何年って言われると、、、

レイナ そうですね、30歳までに絶対引退しろとは正直思ってないですけどフライ級なんて若い子ばかりの階級でそこで1年でタイトルに絡めてなかったらその立ち位置じゃないって事なのでそういう意味で30歳までに引退しろと言っています。

–レイナさん的にはご自身で競技をやっていて、その時に果せなかった部分を麗也選手に託す思いもあるんですか?

レイナ 自分もRISEのベルトを恐縮ながら夢見させてただいていたので自分の中でも獲って欲しいのはRISEのベルトなので獲ってくれたら嬉しいです。

–今のお言葉を聞いたら気合入りますね。

麗也 本当に入ります。

–最後に麗也選手の試合を楽しみにしている皆さんにメッセージをお願いします。

麗也 ここ最近は全然結果を残せていないにも関わらず応援してくれたり楽しみにして頂き本当に感謝しています。その感謝を伝えられるような試合内容と結果を残せるように頑張ります。応援よろしくお願いします。


【RISE178】酒井柚樹インタビュー『(テーマは)愛です。愛では負けない』

◇酒井柚樹インタビュー

— 麗也選手と対戦が決まりましたけれども対戦相手の印象は?

酒井 教科書通りの選手っていう感じで、特に印象はないです。

–年齢とキャリアも同じぐらいですよね?今まで接点はなかった?

酒井 昔から会場で顔を合わせたり顔見知り程度で、凄い話するとかじゃないですけど挨拶程度はしててなんか知ってるって感じです。

–朱花さんは麗也選手と面識はありますか?

朱花 直接はないですけど私の弟が治政館(西原茉生)なのでそれで知ってたぐらいです。

–朱花さんから見てファイターとしての柚樹選手の印象は?

朱花 普段が抜けてるから戦ってる方がちゃんとしてるように見える。多分普段何も考えてないからキックの方は考えてやってるんだろうなっていうのが分かる。

–試合の時は頭の中で事前にプランを考えて戦うタイプですか?

酒井 練習1回1回から意識してるんですけど、それが試合で飛んじゃう事もありますけど基本的に結構考えてます。

–プライベートはちょっと抜けてる部分が?

朱花 何も考えてない

酒井 何も考えてないわけではないですけど、、、戦うことに関しては後先をすごく考えている。その点プライベートでは考えないでパってやってる。

–塚本戦以降、半年間自分と向き合ったとSNSで書いてましたが具体的にどう向き合った?

酒井 望夢戦とかその前あたりからも1戦1戦にかけていたし、1回1回の練習が大事っていう風に取り組んではいたんですけど、終わってからふと考えてみると、なんかその時は全力だったけど今思えば少しこなしてる自分がいて、3月に結婚式をやるって言うのも決まったタイミングだったので今まで練習を休むっていうことをしてこなかったので別に全く離れる訳じゃないけど何か見えてくるものもあるのかなっていうことで休みながらたまに練習するっていう感じでした。

–試合に関して朱花さんからアドバイスをする事ってあるんですか?

朱花 聞かれたら答えますけど私からはあまり言わない。

–ついつい競技者目線で見てしまう?

朱花 自分を信じるとかやって来たことを出すとかそう言う部分は言いますけど、言われすぎると逆にプレッシャーになったりすると思うので私から煩くは言わないです。

–柚樹選手は朱花さんの試合の時はどうでした?

柚樹 もちろん勝って欲しいとかありますけど、仲間の試合も緊張するんですけど、朱花の時は気持ち悪くなってきちゃうんですよ。デビュー戦の時とか普通にもどしはしないですけど緊張が高まっちゃって。試合前の人より自分が緊張しちゃったりして他の人とは全然違う感覚がある。

–それは心配なんですか?

酒井 心配もあるし勝って欲しいっていうシンプルな応援もあるし、何か色々混ざっちゃってよくわからない感情になって。

朱花 なんかすごい喋りかけてくる。私はあまり喋らないから、色々言われると整理できなくて試合前って言われすぎると何言われたか忘れちゃうのに、、、

酒井 自分は無意識にずっと喋りかけてて、朝から水分とかも取れないで喉通らないってこういうことなんだって。でも(朱花さんが引退して)もうそれがなくなったからちょっと楽です。

–朱花さんは前回の小林穂夏選手との試合が最後の試合とおっしゃってましたけど、結婚されたら競技はやめるって決めていたんですか?

朱花 最初からプロになるつもりはなくて、もともと空手をやっていてキックボクシングのトレーナーをやるにあたって自分が知らないことが多かったので自分がやった方が教えられると思って始めて、でも那須川会長に乗せられてプロデビューしてっていう感じだったので、最初から自分がやりたかったわけではないけど、今思えばやって良かったと思っていて、ちょうど結婚するタイミングがあったのでここで自分がやるのは最後にしようっていう風に区切りをつけたような感じです。

–今回の麗也戦では自分のどんな部分に注目して欲しいですか?

酒井 本当は会見で話したかったんですけど、3月に結婚式してその時に改めて色々な人から沢山の愛を貰っていることを実感して、この人達の為にもっともっとやらないといけないんだなって思って、(朱花さんと)色々話しをした時に練習量とか技術云々じゃなくてメンタル面じゃないって言って貰って、ちょうど会員さんでメンタルトレーニングをやっている人がいて今やってるんですけど、メンタルトレーニングとか瞑想を始めてから新しい発見が凄く多いので、練習の質も違うし1回の練習をめちゃめちゃ大事にしてて明日の練習を大切にするために私生活で前日どう過ごすかそういう所まで考えられるようになっていて、今まではプレッシャーだったり緊張で実力を発揮出来てなかったので、今回は強気と余裕のバランスが上手い具合に融合されていて実力を発揮できると思います。

–この試合のテーマは?

酒井 愛です。愛では負けない。夫婦の愛だったり、友情だったり、先輩・後輩色々な方の愛。

夫婦ではそっと見守る愛、怒る愛、酒井家は寄り添う形の愛の表現でそれが自分にはあっている。

–深いお話で、、、その思考はメンタルトレーニングの効果ですかね?

酒井 今までは考えた事も無くて、なにかしらプラスにとらえれば良い方を向くのでそう言う思考自体が自分には新しいです。

–相手に対してはその愛は適用されるんですか?

酒井 それ、考えた時に難しいんですけど同じぐらいで結婚して年齢や成績も近くてタイミングで全部が重なって対戦に至るので、運命的なものはあるのかなって思います。

–隣で見てきて今回は自信ありそうだなって感じたりしますか?

朱花 今の所は大きく変わったなって部分は分からないですけど、試合でちゃんと結果が出るんだろうなとは思います。

–今回、麗也選手と酒井選手の試合を楽しみにしているキックファンも多いと思います。

酒井 自分の実力を出す相手としてそれなりに名前もあって実績もある相手を用意して貰ったなと思います。

–フライ級は10代の若い選手がどんどん出てきていて、ベテランvs.若手という構図が多いですけど、その中でベテラン同士の対戦って割と酷というか、それぞれの選手の今後を左右するマッチメイクなんじゃないかなって感じたんですけ。

酒井 同い年とか年上とやるのも久しぶりだなって思う。やっぱりこの一戦で今後が全然変わってくるのかなって。本当にこの試合に自分は掛けてます。

–今後どういう風にキャリアを積み重ねていきたいですか?

酒井 それが難しいところで、次の試合を考えることがいっぱいいっぱいでそこまで先を見据えてっていうよりは次戦をどうクリアしていくかです。

–最後にいつも応援してくれるファンの皆さんにメッセージをお願いします

酒井 5月19日に新しい酒井柚樹を皆さんに見せるために私生活と練習で毎日自分と戦ってるので本当に楽しみにしてて下さい。


【RISE178】大﨑孔稀インタビュー『いつも通りどんな試合でもKOする気持ちで試合をする』

◇大﨑孔稀選手インタビュー

–肘ありのマスを披露してくれましたが次戦への作戦ですか?

大﨑 肘も見せて行こうかなと思いやっていました。

–肘は反則になりますが大丈夫ですか?

大﨑 やばいやばい。ルールを勘違いしていたかもしれないです。

–お兄さん(一貴)がONEのグローブを付けていたので、何か意図があるのかなと思いました。

大﨑 お兄ちゃんも来月試合なので、役に立てればと思い練習しています。

–将来的なONE出場の展望はありますか?

大﨑 普段からONEやONEのフラーイデーナイトで日本人の選手が出ているのを見ているので、出たい気持ちもありますし、出させてくださいという感じですね。日本人選手が中々結果を出せていないのも見ているので、僕たち大﨑兄弟だったら勝てるし倒せます。今ONEのムエタイのストロー級王者がプラジャンチャイ選手でキック王者がディベラ選手なんですけど、僕はムエタイ上がりでキックボクシングもRISEでやっているので、どっちのルールでも良いのでやらせてほしいです。

–ONEのルンピニースタジアムの雰囲気には憧れますか?

大﨑 憧れはないですけど、奥山が試合に行った時にセコンドについたお兄ちゃんからも、歓声の大きさや独特の雰囲気があるというのは聞いているので、実際にそれを体感してみたいとは思っています。

–ONEに出る時はムエタイルールでも問題ないという事ですね。

大﨑 どちらでもいいです。

–組みの練習をすると体幹など鍛えられる部位が違うんですか?

大﨑 首相撲はRISEルールで活きる部分があるので、日頃から練習はしています。

–その辺の練習はルールに関わらず欠かさない練習の一つなんですね。

大﨑 ワンキャッチで使える部分はあるので、実際使ってる選手って中々いないし、そこはムエタイ上がりの僕たちが一つ有利な部分ではあるので変わらず練習しています。

–12月にタイトルマッチをやってから国家試験に合格したというお話を聞きました。知らない人もいると思うので、具体的にどのような資格を取得されたのか教えていただけますか?

大﨑 鍼灸師の資格を2月末に受けて、合格して免許を取りました。1番分かりやすく言うと美容鍼とか顔に鍼をやったりするのと同じ業種で鍼の資格です。

–この4月から就職した会社も同じく鍼灸の治療院で働いているんですか?

大﨑 鍼灸接骨院になるので、柔道整復師と鍼灸師が両方ともいる会社で、鍼灸師だけの免許を持っている人もいれば、柔道整復師の免許を持っている人もいます。

–そこにいけば孔稀選手に治療してもらえるんですか?

大﨑 僕は一応いるんですけどまだ新人なので、勉強中っていう感じです。

–キックボクシングをやりつつ鍼治療の道に進んだ理由はありますか?

大﨑 最初は大学に進学するかで迷ったのですが、やりたい事がなかったので手に職を付けようと探していた時に、鍼灸師の道に進もうと決めました。

–勉強と試合の両立をしていたと思うのですが大変でしたか?

大﨑 勉強は上手いこと手を抜きつつやっていました。でも3年生の最後の年は国家試験もあってちょうどタイトルマッチとも被った年だったので大変でした。結果的に、両方とも良い形で終われたのでよかったです。

–今回の試合までに5ヶ月の期間が空いていますが、その5ヶ月間は長かったですか?

大﨑 長いと思っていたけど、いざとなったら早かったですね。結局国家試験とかもあってあっという間に時間が過ぎていったので、長いとは感じませんでした。

–試験勉強中も練習はしていたんですか?

大﨑 練習はしていましたね。

–当初アイマン選手と対戦する予定が怪我により、ババヤン選手と対戦することになりましたが、相手が変わったことで気持ちが揺らぐことはありましたか?

大﨑 あまりなかったです。誰が相手でもチャンピオンになって初戦を見せるだけだったので、そこは全然誰でも良いかなっていう感じでした。

–ババヤン選手の試合映像はご覧になりましたか?

大﨑 一通り見ました。

–それを見てどんな印象を受けましたか?

大﨑 身長が低くて海外選手特有の体の強さがあって、パンチを振ってくるっていう印象なんですけど、僕のお兄ちゃんも同じようなタイプで一緒に練習をしているので問題はないですね。

–対ババヤンの対策として一貴選手がバッチリハマったんですね。

大﨑 対策というか戦い方がお兄ちゃんと似ている部分があって、いつも通りのお兄ちゃんとの練習が対策になっています。

–お兄さんと練習をしていればババヤン選手も怖くないですね。

大﨑 お兄ちゃんの方が階級は下なんですけど、パンチ力は上の階級と同じくらいパワーがあってそれに慣れているので、ババヤン選手がどれだけパワーがあるか分からないですけど、そこまで予想を超えてくる事はないんじゃないかなと思っています。

–今回の相手がK-1に出ているということで、K-1の選手と比べられる事についてはどう思いますか?

大﨑 ババヤン選手がKO負けしたことがないというのを聞いていて、試合映像を見てもダウンはあるんですけどKO負けは無いみたいなので、そこで僕がKOをしてK-1との違いを見せたいです。

–相手がK-1に出ていたのが結構前にはなりますが、あの時とは変わっていると思いますか?

大﨑 あまり変わっていないと思いますね。身長が低くてあの体格なので、戦い方は基本的に変わらないと思うので、そんなに気にしてはいないです。

–次の試合に向けて、自分の見てほしいところを教えてください。

大﨑 勝つのは当たり前で内容が問われる試合なので、僕が倒し切るところを皆さんに楽しみに見ていてほしいです。

–この試合でのテーマはありますか?

大﨑 チャンピオンになって初戦なので、内容にこだわるというか魅せる試合をしたいです。

–ベルトを巻いて5ヶ月経ちましたが、心境に変化はありますか?

大﨑 いつも通りっていう感じで、どんな試合でもKOするっていう気持ちでいつも試合をしているので、倒しにいきます。

–孔稀選手にとって理想のチャンピオン像はありますか?

大﨑 理想はないですけど僕

を目標にしてもらえるように、僕みたいになりたいって思ってくれるような試合をしていきたいです。

–2024年も5月になりますが、今年の目標はありますか?

大﨑 ベルトを守り続けるというのと、負けないのが1番だと思うので全線全勝全KOできたら良いなと思います。


【RISE178】實方拓海インタビュー『今までとは違ったスタイルを楽しんで頂けると思う』

◇實方拓海インタビュー

–久々のRISE参戦となりましたね。

實方 去年の夏ぶりになりました。

–昨年7月の稲井戦がRISEでは最後の試合でしたが、振り返ってみて反省点はありましたか?

實方 前回の試合は当たり負けというか、ちょっと押された部分がありました。

–対峙してみて圧力やパワーを感じたんですか?

實方 周りから見て僕の技よりも相手の1発1発の方が見た目が重いというか、そういう面でも判定に響くこともありますし、そういった面でもフィジカル負けでした。

–その反省点を踏まえてどこを重点的に練習をしていますか?

實方 フィジカルトレーニングと、後は技の一つ一つのインパクトを大事に練習をしています。

–今までもフィジカルトレーニングはやっていたんですか?

實方 元々やっていたんですけど、決まったメニューを必ずやっていなかったので、そこから会長とかとメニューを考えて決まった内容を必ず週3回やるようにして変えていきました。

–その辺りは進化している実感はありますか?

實方 見た目はちょっと大きくなったなという感じはします。

–今までとは違った部分も鍛えられているような感じはある?

實方 見た目のインパクトというか、前回に比べたら付いています。

–SNSを拝見すると色んなところに出稽古に行かれているイメージですが、今はジム以外だとどなたと練習しているんですか?

實方 最近だと城戸康裕さんや平山迅さんとか、ビッグバンのチャンピオンになった髙木覚清選手のところにも行ったりしていて、最近声をかけてもらうことが多くて色々なところに出稽古に行かせてもらっています。

–階級が少し上ぐらいの方と練習しているんですね。

實方 所属ジムだと僕ぐらいの階級でバリバリやっている人はそんなにいないので、良い刺激になります。

–志朗選手のトレーナーも務めているニックさんのところにも行かれているんですか?

實方 合宿にも2回参加させていただきました。

–ニックさんの所では主にどこを強化しているんですか?

實方 フィジカルとボクシングのメニューが多くて、僕自身はキックしかやったことがなくてボクシングを習ったことがなかったので、色々なテクニックを勉強できています。

–最近ではKROSS OVERに2試合出場していますが、試合をしていて練習の効果を感じていますか?

實方 まだ自分で納得いくようなしっくりきている部分がなくて、色々手を出し過ぎて逆に自分のスタイルが分からなくなっていて、今回の試合が決まってからは原点に戻って自分の本来の良い部分を大事にしていこうと思ってこの1ヶ月半くらい取り組んでいました。

–この1ヶ月でその部分を修正して今回のサーシャ選手との試合に挑めるように調整しているんですか?

實方 試合まで後ちょっとあるので、微調整していけばいい状態になります。

–今回の相手のサーシャ選手の印象は?

實方 でかいなって思います。パワーが凄そうだなと。

–元々は70kgのミドル級でRISEでは宮城選手に豪快なKO勝ちをしています。

實方 体が強そうだなって感じはしますね。

–空手出身なので蹴りが多い選手なんですけど、その辺りは實方選手のファイトスタイルと合いそうですか?

實方 苦手なタイプではないんですけど、階級が上の選手なので当たった時のパワーがどれくらいなのかなって想像しています。

–前回の稲井選手もパワー系の選手だったので、経験が試される試合になりそうですね。

實方 試されますね。

–次戦については会長と対策を練っているんですか?

實方 いろいろ作戦を考えているんですけど、1番の不安はパワーの差がどうなるかなっていうところですね。

–そのフィジカル面以外はテクニックで補うような作戦を立ててありますか?

實方 結局テクニックがあってもパワーでねじ伏せられるということもあるので、そこはテクニックに頼り過ぎないようにと考えています。

–今回サーシャ戦をクリアしたとして、今後はどんな目標を立てていますか?

實方 本当はRISE177で決まっていたタイトルマッチで稲井選手に勝ってほしかったんですけど、怪我で残念な形になってしまったので、とりあえずは一人一人倒していって次の挑戦者は僕しかいないっていう状態まで持っていけるのがベストだと考えています。

–最後にファンの皆様にメッセージをお願いします。

實方 久々のRISE参戦でかなり良い仕上がりになっているので、今までとは違ったスタイルを楽しんでいただければと思います。今年は倒します。


【RISE178】小林愛理奈インタビュー『最初から盛り上げる気満なので、1か2ラウンドで終わる』

◇小林愛理奈インタビュー『最初から盛り上げる気満なので、1か2ラウンドで終わる』

–最近顔つきがよりいっそうファイターっぽくなってきましたね。

愛理奈 えー、どうなんですかね。笑 ずっとこの感じだと思います。

–最近、同門の和田哲平選手が戴冠した際には、セコンドについていましたがいかがでしたか?

愛理奈 最高でしたね。

–FFTで3人のチャンピオンが誕生しましたけど、その事についてはどう思いますか?

愛理奈 みんな強いですね。

–和田選手は愛理奈選手に続いてRISEのチャンピオンにもなると宣言していましたが、その可能性はありそうですか?

愛理奈 なれると思います。

–坂田実優選手は前回のRISE177で残念な結果に終わってしまいましたが、愛理奈選手はあの試合をどう分析されますか?

愛理奈 技術的な部分で負けてしまったかなという試合内容ではありました。

–坂田選手にはどういう巻き返しをさせたいですか?

愛理奈 自分の試合を見てもらってもっとやる気にさせて、本人がやりたいと思うのなら続けて頑張ってほしいです。

–お兄さんの小林豪己選手(WBOアジア・太平洋ミニマム級王者)がボクシングで王座に返り咲きました。この事は自分に刺激になったんじゃないですか?

愛理奈 前に兄がベルトを取った時に自分がタイトルマッチで負けちゃって、今度は自分がベルトを取った時に兄が防衛戦で負けちゃったんですけど、やっと兄弟で同時に巻けました。

–お兄さんがチャンピオンということも刺激になりそうですね。

愛理奈 強くて私が好きなファイトスタイルなので、めっちゃ良い刺激になります。

–ちなみに兄妹喧嘩をした時は、お互い手は出ていたんですか?

愛理奈 手を出すのはなかったですけど、1回だけ筋肉痛の時の足を踏まれて泣きました。笑

–何をやらかしたんですか?

愛理奈 大事そうにしていた紙を破りました。笑

–良い意味でお兄さんはライバル的な存在なのでしょうか?

愛理奈 ライバルという意識はしたことがなかったけど、お互い試合前は「見ておけよ。」って感じにはなりますね。

–ちなみに豪己選手は愛理奈選手のパンチ力についてはどういう評価をしているんですか?

愛理奈 ほんまに女子ではおらんって言ってくれてますね。

–そこまで褒めてくれるんですね。

愛理奈 褒め倒してきますね。

–ミットも持ってくれることは有るんですか?

愛理奈 週1回のボクシングの練習でお兄ちゃんがミットを持ってくれています。

–それも強さの秘訣になりますかね。

愛理奈 そこでは徹底的に基礎を教えて貰っているので強さの秘訣になっています。

–基礎を積み重ねて今回のオープンフィンガーグローブマッチに挑むという事になりますね。

愛理奈 そうですね。めっちゃ楽しみです。

–不安は1ミリもないですか?

愛理奈 不安はいつもないですね。

–楽しみしかないんですか?

愛理奈 2回目のタイトルマッチの時は色々考えましたけど、今回のオープンフィンガーは楽しみでしかないですね。

–小林対決という部分ではどうですか?

愛理奈 負けられませんね。笑

–練習は全部オープンフィンガーでやっているんですか?

愛理奈 マスでオープンフィンガーを使ったことがなくて、マスもスパーリングも8ozでミットだけオープンフィンガーでやっています。

–愛理奈選手は、ボクシンググローブとオープンフィンガーグローブではパンチの打ち方を変えているんですか?

愛理奈 前の試合の時は、全然打ち方が違うなと思って変えていたんですけど、基礎を覚えてからはそんなに変える事はなくて、今の自分の倒してきている感じでやっています。

–今回は普段通りの愛理奈選手で倒しに行く感じになりますか?

愛理奈 ボクシンググローブより軽いので、普段よりもキレもスピードもパワーも上がって倒しに行けると思います。

–対戦相手の警戒しなければいけないポイントはありますか?

愛理奈 他の選手と違ってちゃんとパンチを見切ってくる部分もあるので、ぐちゃぐちゃにいっても敵わない相手だと思っているので、技術的な部分でも気をつけたいです。

–愛理奈選手にとって愛三選手はどんな存在だったんですか?

愛理奈 元々は自分がデビューしたての頃にチャンピオンクラスにいて、ずっと活躍されていた選手なので、まさかやるとは思っていなかったですね。

–具体的に意識し始めたのはどれくらいからですか?

愛理奈 それも結構最初の方ではあるんですけど、52kgのベルトまで取りたいなと思った時に、愛三選手とは戦うなと思っていましたね。オープンフィンガーで戦うとは思っていなかったです。

–ベルトを持っている愛三選手と戦いたいと思っていたのか、それとも試合の内容的な部分で魅力を感じて戦いたいと思っていたんですか?

愛理奈 どちらもです。やっぱり強いし上にいたので、その時は超えたいなというのはありました。

–52kgも挑戦したいと仰っていましたが、今49kgのチャンピオンですがどれくらいチャレンジしていきたいと思っているんですか?

愛理奈 自分が戦いたいペッディージャー選手がONEの52kgで戦っているので、49kgのベルトを持ち続けたいというのはあるんですけど、他の階級も獲りにいけたらなっていう感じです。持ち続けたいのは49kgですね。

–49kgを持ちつつ、52kgにも挑戦していきたいという事ですね。

愛理奈 挑戦はしまくりたいです。

–ちなみに49kgの一つした、46kgで宮﨑小雪選手にリベンジしたいという思いはありますか?

愛理奈 もちろんありますし、今は頑張って体重を上げて上に挑戦していってるんで、最終は小雪ちゃんを倒さないとやってきた意味がないと思っているので、最後は倒したいと思っています。

–様々な階級で挑戦できるのは空手でやってきた経験が活きているから?

愛理奈 全然階級差は気にしていなくて、体の強さとかパンチ力もあって挑めている部分はあるんですけど、空手のおかげで挑めているというのは本当に感じています。

–2回目のオープンフィンガーですが、インパクトの瞬間とか力の入り方も違うんですか?

愛理奈 シャドーに近い感覚でパンチが出ちゃうので、拳を握っておかないと当たっても倒せないというのがあります。

–逆にいうとしっかり握ったパンチだと、自分にかかる衝撃というのはまた違ってくるんですか?

愛理奈 グローブでも自分はいつ当たっても倒せるように基本ずっと握っているんですけど、最初はそれが力みすぎてパンチが遅くなったりしていたんですけど、今は結構いい感じになってきました。

–それはお兄さんとのボクシングの練習が活きている感じですか?

愛理奈 基礎をしまくってやっと楽に倒せるようになってきました。

–オープンフィンガーという事で求められている部分でいうと、パンチとKOだと思うんですけど、愛三選手相手に倒せる自信はありますか?

愛理奈 本当にKOしかないと思います。全然倒せます。

–短い時間で倒すイメージ?

愛理奈 焦って倒そうとは思っていないですけど、3ラウンドもあったら十分ですね。

–現時点ではどんな試合で何ラウンドくらいに決着がつくと思いますか?

愛理奈 最初から盛り上げる気満なので、1か2ラウンドで終わると思います。

–フィニッシュブローを言ってもらっても構わないですか?

愛理奈 顔でも腹でもどこでも倒します。

–今回の試合を原口健飛選手はどう言っていますか?

愛理奈 負けるわけがないって感じですかね。オープンフィンガーやったら勝てる人いないんじゃないのかって言ってくれています。

–最後にファンの皆様にメッセージをお願いします。

愛理奈 FFTの小林愛理奈です。当日は会場で1番盛り上がる試合をして、引くようなKOを見せるので期待していてください。応援よろしくお願いします。


【RISE178】小林愛三インタビュー『見ている人もハラハラする試合になるのでとにかく色んな人に見てもらいたい』

◇小林愛三インタビュー

–今回オープンフィンガーグローブマッチでの試合になりましたが、オープンフィンガーの試合はいつ頃から意識されていましたか?

愛三 RISEでオープンフィンガーが始まる前からやってみたいなという気持ちはあって、試合を見るたびに良いなと思っていました。

–最初から意識はしていたんですね。

愛三 はい、意識していました。

–初めてオープンフィンガーグローブを着けた印象はいかがでしたか?

愛三 めっちゃ握りやすかったです。あとはグローブと違ってしっかりナックルに当たってくるので、面積が小さい分ハードな試合になるだろうなと思っています。

–会見の時に肘ありの感覚に似ていると仰っていましたけど、具体的にどんな感じが似ていますか?

愛三 肘ありのルールの場合、至近距離でも攻撃があるので、間合いの感覚というのが似ています。

–その辺りは今までの経験が活きているんですね。

愛三 活きていると思いますが、パンチの入り方やディフェンスの仕方が変わってくるのは、やってみて感じました。

–実際にオープンフィンガーを着けて殴った感触はどうでしたか?

愛三 いつもの拳の感覚とは違いました。

–今回このルールでは初めての挑戦だと思いますが、今までの通常のグローブでの小林愛三とは違った姿を見せられますか?

愛三 グローブの時とは違った激しさというか、とにかく激しい試合になると思うので、そういった部分ではまた違う面での小林愛三が出てくるのかなと思います。

–ちなみに同じジムの後輩の小林穂夏選手は先にオープンフィンがグローブでの試合を経験していますが、何かアドバイスはありましたか?

愛三 この角度は入りやすいけどこの角度は入りにくいよとか、逆にグローブだとこの角度は入ってこないけどオープンフィンガーだとこの角度は入ってくるので気をつけてくださいとか、実践で得た感覚というものを細かく分かりやすく伝えてくれました。

–的確なアドバイスをくれるのは後輩でも心強いですね。

愛三 めちゃくちゃ心強いです。今回セコンドに入ってくれるので、最近はとにかく話してアドバイスをもらってサポートしてもらっています。

–試合自体は約9ヶ月ぶりになりますが、この期間はどんな思いで練習をしてきましたか?

愛三 この前のメルティ戦も倒しきれていないし今のままじゃダメだなと、今のまま試合を続けても変わらないなという思いもあって、とにかく毎日自分と向き合う時間が必要でした。今思えばすごく良い期間で良い練習内容とかちょっとずつ学べるものが変わってきたので、次の試合はまた成長した自分を見せられそうです。

–ちなみに自分が試合に出ていない期間、RISEの女子の試合を見てきたと思いますが、どの様な感覚で見ていましたか?

愛三 若手の選手が活躍しているなと思いつつ、52kgがあまり動いていなかったので、49kgの選手のスピーディーな試合展開を見て学べることが沢山ありました。ただリングに上がって結果を出していく部分では、もどかしい気持ちも正直ありましたけど、格闘技って発展途上というか1ヶ月ごとに色々な技が出てきて色々な展開があるので、そういう部分を見るのも勉強になりました。

–対戦する小林愛理奈選手にはどんな印象を持っていますか?

愛三 とにかく倒せる選手、そして格闘技が大好きなんだろうなという印象です。

–1月の愛理奈選手の試合の時にリング上から対戦アピールがありましたが、あの時はどんな気持ちでしたか?

愛三 しっかり倒し切ってのマイクだったので、よりワクワクしたし気が引き締まる様な試合でした。ただこういう事は今までになかったのですごく嬉しいという気持ちも強かったです。

–アピールされるっていう事は追われる立場になったという部分もありますね?

愛三 名前を出してもらうのが今までなかったので、やってやるよって心が燃えました。

–階級は違えど新旧王者対決になりますが、その部分は意識しますか?

愛三 自分はベルトが無い状態で現チャンピオンと戦えるというのは、小林愛理奈選手にも感謝しているんですけどそこを超えていかないと自分がやりたい事には辿り着かないので、ここは大きな一戦だと自分でも思っています。

–愛理奈選手と実際にリング上で対面したとして、どんな試合になるとイメージしていますか?

愛三 オープンフィンガーというのもありますし、小林愛理奈選手というのもあって激しい試合にはなると予想しています。もしかしたら倒されるかもしれないし、倒し返して自分が勝つかもしれないし、そういういろんな展開が想像できますけど、見ている人もハラハラする試合になると思うのでとにかく色んな人に見てもらいたいです。

–ちなみに小林愛理奈選手は1ラウンドが2ラウンドで終わらせると仰っていましたが、それを聞いてどうですか?

愛三 それは全く同じ気持ちです。ただ3ラウンドまでいくかもしれないので、1ラウンドで倒すかもしれないし3ラウンドをフルに使って倒すかもしれないし色々想定しています。

–会見では全局面で圧倒すると仰っていましたが、その自信はありますか?

愛三 ありますね。でも至近距離では愛理奈選手が強いのを分かっているんですけど、そこを超えられるのも自分だと思うし、他の局面でも魅せれるのが自分だと思うのですごく自信があります。

–小林愛理奈選手のパワーとパンチの技術、王座戦でerika♡選手を倒して勝っている決定力やパワーについてはどんな印象ですか?

愛三 認めるというか、素直にすごいと思います。ただそこに関しては自分らしく超えていこうと思っているので、パワーやパンチの技術にも引けは取らないです。

–前回のメルティ選手を経て、まだまだと感じる部分は具体的にどんなところですか?_

愛三 身体能力を使って動いているのが今までの自分だったのですが、格闘技を知るということが練習をしていて足りないと感じて、強い選手は理由があって倒しているし、まぐれで勝っているのは絶対にないと思ったので、色々な選手の動画だったり好きな選手の試合を見て勉強しました。

–以前とは違って倒すまでの過程を勉強してきたという事ですか?

愛三 そうですね。ただそうなると自分の持ち味が全部消えちゃうっていうのも良くないので、身体能力と体の強さや気持ちを使いつつ、自分がどうしたいのか最終的にどう倒したいのかっていうのを決めて、どう動くかっていうのを練習してきたので、そういうところを試合で見せたいです。

–倒せる様になってきた感覚というのは、スパーリングなどの練習をしてきた中で身に付いているなと感じる部分はありますか?

愛三 練習で実際にできる様になって、今までは蹴りでしかKOがなかったんですけど、パンチでもしっかり倒せるんだっていうのを練習でも積んできたので、そこの自信も含めて今回の試合で出していきたいです。

–練習は基本的にはNEXT LEVEL渋谷でやって、ボクシングなどの新しい取り組みもやっているんですか?

愛三 基本はNEXT LEVEL渋谷で練習をしつつ、毎週出稽古で足を運ばせてもらって練習させてもらっています。

–それはキックボクシングのジムですか?

愛三 キックボクシングとボクシングのどちらもです。

–ボクシングは前からやられているんですか?

愛三 試合が決まる前くらいから行っています。

–最近の練習を含めてご自身で手応えがある部分や進化したと感じる部分はどこですか?

愛三 パンチの組み立て方だったり、こうやってKOしているんだというのを肌で感じたり、後は得意な蹴りも蹴り込むことで長い距離から攻撃ができる様になってきたので、パンチも蹴りも含めて自信がついてきています。

–決着や試合展開はどうお客さんに伝わったらいいですか?

愛三 勝ちにこだわりすぎると自分は視野が狭くなりやすいので、とにかく自分が練習してきて自分がしたいスタイルを突き通して小林愛理奈選手を超えていこうという気持ちが1番強いです。なので試合内容で魅せて結果が付いてくる状態が1番の理想です。

–最後にファンの皆様にメッセージをお願いします。

愛三 いつも応援してくださりありがとうございます。着々と覚悟も決まって、早くやりたい気持ちも強くてワクワクしているんですけど、応援に来てくださる皆さんも覚悟がいる試合になると思うので、皆さんもぜひ覚悟を持って私の戦う姿を見守って応援していただけたら嬉しいです。当日は大声援で応援をよろしくお願いします。

■RISE178
日時:2024年5月19日(日)開場17時/本戦開始17時15分予定
会場:東京・後楽園ホール

<メインイベント(第13試合) SuperFight! オープンフィンガーグローブマッチ -50kg契約 3分3R>
小林愛理奈(FASCINATE FIGHT TEAM/第3代RISE QUEENミニフライ級王者)
vs.
小林愛三(NEXT LEVEL渋谷/フライ級1位、初代RISE QUEENフライ級王者)

<セミファイナル(第12試合) SuperFight! バンタム級(-55kg) 3分3R延長1R>
大﨑孔稀(日本/OISHI GYM/第8代RISEバンタム級王者)
vs.
サンベル・ババヤン(スペイン/Babayan gym/WKNバンタム級世界王者)

<第11試合 フライ級(-51.5kg)3分3R延長1R>
麗也(team AKATSUKI/同級5位)
vs.
酒井柚樹(TEAM TEPPEN)

<第10試合 ウェルター級(-67.5kg)3分3R延長1R>
實方拓海(日本/TSK JAPAN/同級3位)
vs.
サーシャ・タダヨニ(イラン/TEAM OTA/ミドル級8位)

<第9試合 フェザー級(-57.5kg) 3分3R延長1R>
寺山遼冴(フリー/CKC2021 -54kgトーナメント優勝、第3代DEEP☆KICK-53kg王者)
vs.
牧野騎士(FASCINATE FIGHT TEAM/同級16位、RKSスーパーバンタム級王者)

<第8試合 スーパーライト級(-65kg)3分3R延長1R>
チャッピー吉沼(日本/TANG TANG FIGHT CLUB/同級8位)
vs.
フランクちゃん(タイ/TRY HARD GYM/ラジャダムナンスタジアムボクシング130P、135P王者)

<第7試合 ミドル級(-70kg) 3分3R延長1R>
ねぎ魔神(ネイバーズキックボクシングジム/同級14位)
vs.
石川泰市(Ten Clover Gym/ウェルター級4位)

<第6試合 ヘビー級 3分3R>
MAX吉田(TEAM岡見/第9代インターナショナルマーシャルアーツ王者)
vs.
武中秀武(魁塾 中川道場)

<第5試合 スーパーフェザー級(-60kg)3分3R延長1R>
横山典雄(日本/不死鳥道場/同級12位)
vs.
ジェイ・スノーデン(アイルランド/Prokick Gym)

<第4試合 スーパーフライ級(-53kg))3分3R>
田中恒星(FASCINATE FIGHT TEEM/RKSバンタム級王者)
vs.
横山大翔(拳心會館/Stand Up King of Rookie 2023 -53kg級優勝)

<第3試合 スーパーフェザー級(-60kg) 3分3R>
細越竜之介(team AKATSUKI/2021年RISE Nova全日本大会-65kg級

優勝・大会MVP)
vs.
髙岩 拓(TRY HARD GYM)

<第2試合 ライト級(-63kg)3分3R>
窪山 昂(リアルディール)
vs.
鳰 陽斗(KSR GYM)

<第1試合 ライト級(-63kg)3分3R>
嵐舞(TEAM TEPPEN)
vs.
鳰 翼(KSR GYM)

チケット

絶賛発売中!!
・SRS席     18,000円  
・RS席     10,000円  
・S席       6,000円 
・A席       4,000円 完売 
・小中高生シート 2,000円(当日販売のみ予定)

※当日は500円プラス
※未就学児は保護者膝上に限り無料
※「小中高生シート」は当日のみに販売されるチケットとなります。前売券にて全席種完売の際には発売されませんので予めご了承ください。
※「小中高生シート」をご購入の場合は、当日券売場にて対象となるご本人様同伴の上で、年齢の確認できる身分証明書(学生証・健康保険証など)をご提示ください。
※前売券で事前に購入されたチケットと当日にのみ発売される「小中高生シート」を別々に購入された場合は、連番でのご用意は致しかねます。連番を希望される場合は、前売券または当日券でまとめてのご購入をお願い致します。前売券での購入は「小中高生」のお客様でも前売料金となります。
※チケットを紛失されたり、当日にお忘れになった場合など、いかなる理由でも再発行はいたしかねます。ご購入の証明があってもご入場できませんので、大切に保管しお持ちください。

【販売】
・イープラス https://eplus.jp/rise/(PC&スマートフォン)
・チケットぴあ http://pia.jp/t/