[ファイトクラブ]Krush.160後楽園 4対4綱引きマッチからK-1側3勝2KO-1敗顛末

トップ写真:18:00からの公開綱引き抽選 ©︎K-1

[週刊ファイト5月9日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼Krush.160後楽園 4対4綱引きマッチからK-1側3勝2KO-1敗顛末
 photo 紅闘志也 (c) K-1  by 紅闘志也
・1983年新日本プロレスvs.維新軍で開催された綱引き決定
・対抗戦は3勝2KO1敗!Kurshは2軍リーグではない目論見 
・韓国からジン・シジュン痛恨の前日計量失敗ドキュメント
・減点・マイナスポイント・罰金・グローブハンディまでも
・顛末詳細!公開コメントで計量オーバーの謝罪が伝わらず


 4月28日(日)東京・後楽園ホールで開催されたK-1グループKrush実行委員会主催の『Krush.160』。メインの「K-1 vs. Krush 4対4スーパー・ライト級マッチ」(赤コーナー側(K-1)4選手と青コーナー側(Krush)は、各4選手が、試合当日の本戦第1試合開始前の綱引きによる奇抜なシステムで対戦相手が決定。このシステムは、1983年11月3日、新日本プロレス蔵前国技館大会で、新日正規軍(アントニオ猪木、坂口征二、藤波辰巳、前田明)vs.維新軍(長州力、キラー・カーン、アニマル浜口、谷津嘉章)の4対4でも行われており、プロレス的な感もあるが「不測の事態や急遽相手変更で対戦する究極の形」とのこと。対戦カード発表は試合開場、17:30のプレリミナリーファイト後の18:00に行われ、対戦カードが決定した。
 K-1側赤コーナー選手の試合順は決まっており、メインのゴンナパー(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)、佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)、ジン・シジュン(韓国)のK-1側が勝利で3勝(2KO)1敗と勝ち越した。


■ Krush.160
日程:2024年4月28日(日)
時間:17:00開場 17:30プレリミナリーファイト開始 
   18:00開始 K-1×Krushスーパー・ライト級4対4マッチ綱引き抽選
会場:東京・後楽園ホール
主催:Krush実行委員会
中継 ABEMA(生放送)17:15 〜全試合あと6日間視聴可
   U-NEXT(生放送|2,189円/月)17:15 配信開始  見逃し配信4月28日 21:34〜5月8日 23:59

<第8試合 K-1×Krushスーパー・ライト級4対4マッチ(4) 3分3R延長1R>
ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)ก้องนภา-Kongnapa/Weerasakreck 64.95㎏
 判定3-0(29-27 29-27 30-26)
◇Krush選抜選手(綱引き抽選により決定)
塚本拓真(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)Tsukamoto Takuma 64.95㎏

 1R左ストレートで2度のダウンを奪ったゴンナパーだが、塚本の動きは衰えず3Rにはゴンナパーの動きは落ち、攻勢をかけるがポイントをとらせずに逃げ切り判定勝

<第7試合 K-1×Krushスーパー・ライト級4対4マッチ(3) 3分3R延長1R>
⚫︎林 健太(FLYSKY GYM/Tmile Gym)Hayashi Kenta 64.95㎏
 判定0-3(2者26-30 27-30)
◇Krush選抜選手(綱引き抽選により決定)
⚪︎稲垣柊(K-1ジム大宮チームレオン) Inagaki Shu 64.95㎏

 稲垣が1R左ストレートでダウンを奪い、その後も主導権を握り判定勝

<第6試合 K-1×Krushスーパー・ライト級4対4マッチ(2)3分3R延長1R>
佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)Sasaki Daizo 65.00kg
 1RKO 2分19秒
◇Krush選抜選手(綱引き抽選により決定)
寺島輝(TANG TANG FIGHT CLUB) Terashima Hikaru 64.95㎏

 3連敗中だった佐々木が開始から前に出てコーナーに詰めての右ストレートでダウンを奪いKO勝した。

<第5試合 K-1×Krushスーパー・ライト級4対4マッチ(1) 3分3R延長1R>
⚪︎ジン・シジュン(韓国/チームサイコピットブルス)진시준-Jin Sijun 65.35㎏→65.25kg
※計量失敗の為、減点1、グローブハンデ8オンス-10オンス、ファイトマネー20%減額。
 1RKO 2分48秒
◇Krush選抜選手(綱引き抽選により決定)
⚫︎FUMIYA(E×F) 64.95㎏

 勝ちは全てKO、敗けもほぼKOのFUMIYAがジャブとカーフロ―キックでペースを掴もうとしていたが、ジン・シジュンが踏み込んでの右オーバーハンドでダウンを奪う。FUMIYAは足元がおぼつかないながらも何とか立ち上がるがストップでもおかしくない状態。再開後ジン・シジュンがパンチのラッシュでKO勝をおさめた。

 ~休憩~

<第4試合 Krushスーパー・フェザー級 3分3R延長1R>
⚫︎岡嶋形徒(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)-59.80㎏
 3RKO 2分3秒
⚪︎松本涼雅(月心会チーム侍)-59.50㎏

<第3試合 Krushフライ級 3分3R延長1R>
⚪︎長野 翔(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)-50.95kg
 判定3-0
⚫︎小浦 翼(K-1 GYM横浜infinity)-50.75kg

<第2試合 Krushバンタム級 3分3R延長1R>
○坂本寿希(リーブルロア)-52.95㎏
 判定3-0
●鈴木太尊(谷山ジム小田原道場)-52.85㎏

<第1試合 Krushスーパー・フェザー級 3分3R延長1R>
●立基(K-1ジム目黒TEAM TIGER)-59.90kg
 判定0-2
○天野颯大(キング・ムエ)-59.85㎏

<プレリミナリーファイト Krushスーパー・フェザー級 3分3R>
△上垣内一成(月心会ラスカルジム)-59.80㎏
 引分1-1
△茶圓吏久(K-1ジム蒲田チームアスラ)-59.70㎏

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