インパ・カサンガナイがメインでTKO勝ち!PFL 2: 2024 Regular Season

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 4月12日(現地時間)にネバダ州ラスベガスで『PFL 2: 2024 Regular Season』が開催された。
 世界唯一の総合格闘技(MMA)リーグであるプロフェッショナル・ファイターズ・リーグ(Professional Fighters League、PFL)は、レギュラーシーズン、「勝ち抜き」プレーオフ、シーズンを締めくくるチャンピオンシップで闘う個人のファイターが参加する真のスポーツとしてMMAを提供する最初の組織である。MGM Televisionとの新しい提携は、世界中の3億人のMMAファがンとの交流の最大化を目指すPFLマルチプラットフォーム配信に、台本なしのプログラムとショート形式のコンテンツを提供する。当初の台本なしシリーズは、ファイターの日常生活をファンに提供し、チャンピオンがPFLリーグ・プレーオフで出場権を獲得するパラレル・トーナメントを特徴とする。
 今大会は、ライトヘビー級とライト級の二階級のカードが行われた。メインはインパ・カサンガナイ対アレックス・ポリッツィの米国人同士の対決で、元UFCで、2023年PFLライトヘビー級優勝者であるカサンガナイが下馬評では圧倒的にリードしている。試合は、ポリッツィも組みつく、打撃を入れるなど攻める姿勢も見せるも、スタンドでの打撃となるとカサンガナイはパンチラッシュで圧倒。なんとか耐えようとするポリッツィだが遂にレフェリーがストップし、カサンガナイがTKO勝ちとなった。
 セミファイナルでは、ロバート・ウィルキンソン対トム・ブリースのライトヘビー級戦で、元UFC、KSWのブリースが、2022年PFL優勝者だが長期ブランクのあるウィルキンソンより下馬評で有利となっている。しかし、試合はウィルキンソンが首相撲から膝蹴り、そしてパンチラッシュ。ブリースが頭を抱えてダウン。ウィルキンソンの追撃のパウンド連打でレフェリーがストップし、ウィルキンソンがTKO勝利となった。結果、2023年王者カサンガナイと2022年王者ウィルキンソンが揃って1RでTKO勝ちとなる結果となった。

■ PFL 2: 2024 Regular Season
日時:2024年4月12日(現地時間)
会場:アメリカ合衆国ネバダ州ラスベガス

<ライトヘビー級>
○インパ・カサンガナイ(米国)
 1R 3分29秒 TKO
●アレックス・ポリッツィ(米国)

<ライトヘビー級>
○ロバート・ウィルキンソン(豪州)
 1R 1分10秒 TKO
●トム・ブリース(英国)

<ライト級>
○クレイ・コラード(米国)
 2R 2分32秒 TKO
●パトリッキー・ピットブル(ブラジル)

<ライト級>
○マイケル・デュフォート(カナダ)
 2R 1分03秒 ギロチンチョーク
●マッズ・バーネル(デンマーク)

<ライトヘビー級>
○ジョシュ・シウヴェイラ(米国)
 1R 1分14秒 TKO
●サディブゥ・シィ(スウェーデン)

<ライトヘビー級>
○アントニオ・カルロス Jr.(ブラジル)
 1R 4分34秒 リアネイキドチョーク
●シモン・ビヨンン(カメルーン)