大阪プロレス!アゼリア大正ホール大会!館内の大ブーイングを浴びながらバッドエンドで締めた!

■大阪プロレス BUSHI-DO
日時:3月17日(日)13:00開始 
会場:アゼリア大正ホール

※試合前に出場全選手がリング周りに整列し、大阪プロレス参戦歴のある吉江豊選手への哀悼の意を表し黙祷を捧げた

<第1試合 シングルマッチ20分1本勝負>
○クワイエット・ストーム
8:28クロズライン・フロム・ニューヨーク→体固め
●ARASHI
※シングル王者ストームに新鋭ARASHIが挑むシングルから開幕。
体格差で劣るARASHIはスピードで攻め矢の様なトぺで先制。
怒りのストームは場外で強烈な逆水平でARASHIの胸板を真っ赤に染め上げる。
ARASHIはスピードでかく乱しようとするもそのスピードが仇となりカウンターのクロスボディを喰らってしまい最後は剛腕の前に沈んだ。

<第2試合 3WAYマッチ30分1本勝負>
●大坂丈一郎
10:03えびすボトム→片エビ固め
○えべっさん
※今日も仲良く3人揃って入場し不毛な戦いを繰り広げられるかと思いきやくいしんぼう仮面が先日の木下大サーカス挑戦での空中ブランコ挑戦失敗ネタで弄られ恐怖のトラウマが蘇る。
しかし散々おちょくられたことでキレたくいしんぼうがマウントパンチで猛反撃からケブラーダで追撃。
しかし丈一郎も王者の意地を見せレフリーを使って活路を見出そうとするが逆に振られたレフリーのトラースキックを食らってしまう。
呆然とする丈一郎の隙をついてえべっさんが得意技で漁夫の利をゲットして勝利を飾った。
試合後マイクを握ったえべっさんが来週の浄るりシアター大会で丈一郎の持つ大阪名物王座への挑戦を表明。
既に対戦カードが決まっているが、そのメンバーも入れて他力本願で王座挑戦をアピール。
果たしてえべっさんの願いは叶うのか?

<第3試合 タッグマッチ30分1本勝負>
ツバサ&●後藤哲也
11:07ダイビングエルボードロップ→片エビ固め
○タコヤキーダー&ザ・ボディガー
※絶好調でノリノリのボディガーに及び腰のツバサはタコヤキーダーとの対戦を希望するもタコヤキは苦手なツバサとの対戦を渋りなかなか試合が始まらない。
ようやく試合が動き出したらボディガーが2人まとめてブレーンバスターで投げ飛ばす絶好調ぶりを発揮する。
ならばとツバサ組はタコヤキーダーに照準を絞り攻め立てるが逆にボディガーのアシストを得て逆に後藤を孤立させ必殺フルコースで後藤を仕留めた。

<第4試合 6人タッグマッチ30分1本勝負>
松房龍哉&菊池悠斗&●佐野蒼嵐
20:06アルマゲドン→エビ固め
○GAINA&HUB&ビリーケン・キッド
※大阪ヤングパワートリオとチーム毒人との世代闘争的なセミファイナル。
試合前からHUBを意識した松房が先発にHUBを指名するもHUBが応じず。
しかし場外乱闘で両者は意識して激しい乱闘を繰り広げる。
佐野が捕まりローンバトルが続くが佐野も意地を見せGAINAの巨体をボディスラムで投げ飛ばし場内大喝采。
菊松連携で反撃に転じたがベテラン軍は冷静に佐野に狙いを絞りHUB&GAINA合体技から必殺技で佐野を仕留めた。

試合後マイクを持った松房はHUBを相手に2週間前の毒人参戦で貴重な対戦を組んでくれた事の御礼を伝えた。
しかし一番戦いたいのはHUBであることを表明し、しばらく毒人が開催しないのであれば、大阪プロレスでの一騎打ちを要望。4月の創立25周年記念大会でのライトヘビータイトルマッチを提案、HUBは「やってやるよ」と快諾し両者によるタイトルマッチの機運が高まった。

<第5試合 大阪プロレス タッグ選手権試合 時間無制限1本勝負>
<王者組>TORU&○ゴリアテ
20:14クドスの竜巻→体固め
<挑戦者>●ゼウス&タイガースマスク
※ゴリアテ&TORUが初防衛に成功。
タッグフェス優勝したゼウス&タイガースマスクが満を持してタッグ王座に挑戦する頂上決戦。
ド派手な場外乱闘を繰り広げ挑戦者組を蹂躙する。
苦境が続いたタイガースが得意の蹴りから同士討ちを誘ってゼウスに後退しようとするがその度にTORUがゼウスの足を引っ張り交代させない狡さを発揮する。
ようやく交代したゼウスが怒りのパワー全開でマシンガンチョップを乱れ打つ。
挑戦者組も決死の合体プレーでなんとか活路を開こうとするが肝心なところでストームが介入したり椅子攻撃でペースを譲らず流れを断ち切ることに成功する。
一度はクドスの竜巻を丸め込みで返したタイガースだったが続くボディアタックを受け止めたゴリアテが2度目の必殺技がガッチリ決まり万事休す。
王者組が初防衛に成功した。
《試合後》
マイクを握ったTORUが観客やこの状況にも次の挑戦表明する選手が出てこない現状を痛烈にダメ出しして館内の大ブーイングを浴びながらバッドエンドで締めた。