フェザー&ミドルの二階級で王者が防衛!ACA 171

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 2月25日(現地時間)にロシア連邦クラスノダールで『ACA 171: Omarov vs. Polpudnikov』が開催された。
 ACAは、ACBとアフマット・ファイト・ショーが合併したものだ。ACB(アブソリュート・チャンピオンシップ・ベルクート)はロシアの総合格闘技団体。アフマット・ファイト・ショー(ワールド・ファイティング・チャンピオンシップ・アフマット=WFCA)はロシア・東欧で開催するキックとMMAの混合イベントで過去には多くのレジェンド達が参戦していた。この両団体がACA(アブソリュート・チャンピオンシップ・アフマット)として新たにスタートしたのだった。
 今大会のメインは、フェザー級王座戦&フェザー級トーナメント準決勝が組まれ、こちらは、王者イスラム・オマロフがアレクセイ・ポルプドニコフの挑戦を受けた。王者オマロフが下馬評では有利となっている。試合は、下馬評通り、王者オマロフが圧倒。グランドでバックからチョークを極めて一本勝ち。オマロフが王座防衛と共にトーナメント決勝へ駒を進めた。
 セミファイナルでは、ミドル級王座戦&ミドル級トーナメント準決勝で、王者マゴメドラスル・ガサノフにイブラギム・マゴメドフが挑戦する事になった。現在、ガサノフが14連勝中という事もあり下馬評は当然、ガサノフ有利となっている。こちらも下馬評の通り王者ガザノフが、グランドで上を奪いパウンド、肘で滅多打ち。遂にレフェリーがストップし、ガザノフがTKO勝ちで王座防衛でトーナメント決勝に駒を進めた。

■ ACA 171: Omarov vs. Polpudnikov
日時:2024年2月25日(現地時間)
会場:ロシア連邦クラスノダール

<フェザー級王座タイトルマッチ&トーナメント準決勝>
○イスラム・オマロフ(ロシア/王者)
 2R 4分21秒
●アレクセイ・ポルプドニコフ(ロシア/挑戦者)

<ミドル級王座タイトルマッチ&トーナメント準決勝>
○マゴメドラスル・ガサノフ(ロシア/王者)
 2R 4分57秒 TKO
●イブラギム・マゴメドフ(ロシア/挑戦者)

<ライトヘビー級>
○グリゴール・マテボシャン(アルメニア)
 1R 3分15秒 TKO
●エルハン・ムサエフ(ロシア)

<フライ級>
○ヴァルタン・アサトリャン(ロシア)
 1R 4分26秒 ニンジャチョーク
●アレクサンドロ・プライア(ブラジル)

<ライトヘビー級>
○ムスリム・マゴメドフ(ロシア)
 3R 2分45秒 TKO
●エウェルトン・ポラキーニ(ブラジル)