紀州のマルちゃん 新王者!キックボクシングイノベーション「Z RACING PARTS presents RESISTANCE-14」

12月10日(日)東京・品川インターシティホールにてジャパンキックボクシング・イノベーション主催「Z RACING PARTS presents RESISTANCE-14」が開催された。メインイベントはINNOVATIONライト級(61.23kg)王座決定戦で1位・紀州のマルちゃん(武勇会)と2位・井上 竜太(Hard worker)で争われ、マルちゃんが3-0の判定勝で新王者となった。

■ Z RACING PARTS presents RESISTANCE-14
主催:JAPAN KICKBOXING INNOVATION
日時:2022年12月10日(日)
会場:品川インターシティホール(東京都港区港南2-15-4)
 INNOVATION公式サイト https://kick-innovation.com
 INNOVATION公式Twitter https://twitter.com/j_kb_innovation
 INNOVATION公式Facebookページ https://www.facebook.com/JapanKickboxingInnovation/
 INNOVATION公式Instagram https://www.instagram.com/jkb_innovation/

<第10試合 メインイベント INNOVATIONライト級(61.23kg)王座決定戦 3分5回戦(延長1R)>
○紀州のマルちゃん(武勇会/INNOVATIONライト級1位)
 判定3-0(50-47、50-48、50-47) 
●井上 竜太(Hard worker/INNOVATIONライト級2位)
※マルちゃんを新王者と認定

 第1ラウンド、マルちゃんは左ミドルキックを、井上は右ローキックを主軸に試合を組み立てる構え。マルちゃんは首相撲からのヒザ蹴りといった接近戦を仕掛ける。一方、井上はロングレンジから右ローにバックスピンを織り交ぜ、距離の選択からして対照的な立ち上がり。第2ラウンド、マルちゃんは、左ミドルをヒットさせるとパンチの連打を仕掛けてペースアップ。更には、組みヒザ蹴りや首相撲からのいなし投げなどキャリアの深さを感じさせる多彩な攻めを披露。押され気味の井上は、パンチを打たれながらも右ローをコツコツ返していく。第3ラウンド、接近戦に勝機を見出したか、マルちゃんは首相撲からのヒザ蹴りに鋭いヒジ打ちをプラスして猛攻をかける。ラウンド終了後に発表された中間採点では、ジャッジ三者ともマルちゃんを支持。第4ラウンド、前回同様にマルちゃんが接近戦でリードし続ける。苛立ちを隠せない井上が技巧により封じられている。第5ラウンド、なんとか逆転の突破口を切り開くべく井上が最大限の暴れを試みて首相撲を振り払いパンチ連打につなげようとするが、そのパンチも打ち合いに持ち込まれると互角以上にマルちゃんが応戦し一歩も譲らない中、試合終了。判定結果は、1ラウンドも落とすことなく最大3ポイントをリードしたマルちゃんのユナニマスデシジョン勝利。緑皮に黄金のプレートが輝くINNOVATIONチャンピオンベルトを巻き、悲願の王座奪取を成し遂げた。

マルちゃんコメント:僕は、何回もタイトルマッチ経験させてもらって、全然獲れなかったんですけど、今回やっと獲ることができて、とりあえず安心しています。今後の目標としては、スーパーフェザー級でも大丈夫なので60kg前後で日本(王座を)全部獲ろうかなと思っていて、今、60kgかいわいで多分一番勢いのある選手がKNOCK OUTの久井大夢選手だと思うので、挑戦して60kgを全部統一するつもりなのでよろしくお願いします!

<第9試合 セミファイナル ジム対抗戦 62.5kg契約 3分3回戦>
●櫻井 健(HARDWORKER/INNOVATIONスーパーフェザー級3位)
 判定0-3(28-30、28-30、29-30)
○弘・センチャイジム(センチャイムエタイジム/INNOVATIONライト級10位)

 第1ラウンド、櫻井よりも相当背の高い弘(コウタ)は、左右のミドルキックと首相撲からのヒザ蹴りとヒジ打ち、更にそこから転倒させるなど激しく攻め続ける。これに押される櫻井は、手数が少なく反撃ができない。第2ラウンド、弘は、更にペースを上げて激しく攻撃を波状化させる。櫻井は、意を決したように前進して右ローキックに活路を見出そうとする。第3ラウンド、逆転をかけて前進を激しくする櫻井に、それを予測していたかのようにパンチで迎え撃つ弘。櫻井が明白な優位をとることはできずタイムアップ。わずか5戦目でベテランの元王者に完勝した弘は大きな金星をゲットした。

<第8試合 団体対抗戦 51.5kg契約 3分3回戦 肘打ちなし>
●亜々斗(井上道場/INNOVATIONバンタム級10位)
 判定0-3(28-30、28-30、29-30
○悠(VALLELY/ニュージャパンキックボクシング連盟)

<第7試合 INNOVATION 2023年 ライト級(61.23kg)新人王決定リーグ 2分3回戦 肘打ちなし>
●高野 天心(RISE GYM)
 2RKO 1分39秒 ※右ストレート
○伊世 虎雅(モリタキックボクシングジム)

<第6試合 INNOVATION 2023年 ライト級(61.23kg)新人王決定リーグ 2分3回戦 肘打ちなし>
○佐野 澪(マイウェイジム)
 判定3-0(29-28、30-28、30-29)
●長谷部 二郎(マイウェイスピリッツ)

<第5試合 INNOVATION 2023年 フライ級(50.8kg)新人王決定リーグ 2分3回戦 肘打ちなし>
○松田 虎之介(STRIFE)
 2RKO 1分33秒
●鴇田 波琉(モリタキックボクシングジム)

<第4試合 INNOVATION 2023年 フライ級(50.8kg)新人王決定リーグ 2分3回戦 肘打ちなし>
○吉角 綾真(マイウェイジム)
 3RKO 11秒
●藤原 将裕(マイウェイスピリッツ)

<第3試合 ジム対抗戦 70kg契約 2分3回戦 肘打ちなし>
磯谷 幸貴(渡辺ジム)
 ND ※ノーコンテスト
風成(エスジム上野)

<第2試合 ジム対抗戦 56kg契約 2分3回戦 肘打ちなし>
●武寛(BLITZ/真弘館)
 判定0-2(29-30、29-29、29-30)
○蒔・センチャイジム(センチャイムエタイジム)

<第1試合 ジム対抗戦 女子52kg契約 2分3回戦 肘打ち及び顔面膝蹴りなし>
●鍋倉 凛音(Hard worker)
 判定0-3(28-30、28-30、28-28、28-29) 
○松藤 麻衣(クロスポイント吉祥寺)

2024年興行日程発表
01月21日(日) 大阪平野区民ホール
02月18日(日) 千葉TKP(マスターズピット主催)
03月17日(日) ゴールドジムサウス東京アネックス(大森ゴールドジム)
04月06日(土) 新宿FACE(仮)
07月07日(日) 品川インターシティーホール
09月22日(日) 新宿FACE
11月03日(日) ゴールドジムサウス東京アネックス
12月未定 品川インターシティーホール