[ファイトクラブ]DDT愛満載★赤井沙希・引退初記念トークバトル京都にて開催

 引退後、初のトークバトルが開催!引退記念として刊行された『赤井沙希写真集★GRACIA』と
[週刊ファイト12月21日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼DDT愛満載★赤井沙希・引退初記念トークバトル京都にて開催
 photo & text by 藤井敏之
・プロレスを意識し始めたきっかけは
・赤井秀和の娘
・男子レスラーの中で女子一人という存在について
・坂口征夫の印象
・新人賞受賞において「怖くなるようなメッセージが多く届き怖い世界だと痛感」
・挨拶をシカトされたりした中・・・スターダムの思い出
・今、期待する選手
・その他、面白エピソードとしては 全日参戦時 天龍さん 今後の挑戦
・『強く、気高く、美しく赤井沙希自伝』、並びに写真集『GRACIA』


 2023年11月12日、両国国技館“ULTIMATE PARTY 2023”で引退(●赤井沙希、坂口征夫、岡谷英樹 対 丸藤正道、樋口和貞、〇山下美優、20分3秒、Skull Kickから片エビ固め)した赤井沙希のトークショーが、引退後初めてイオンモール京都にて行われた。引退を惜しんだ多くのファンが駆けつけ未だ根強い人気を博している。
 大阪で生まれ京都で学生時代を過ごし、モデルやタレントを目指し18歳で東京へ進出。そして2013年から2023年の10年間プロレス界に華やかさをもたらしたファイトで大きな足跡を残されたことは間違いない。
 引退されてまだ1か月ほどしか経過していないので、まだやりたい事は出来ていないとのこと。

 では印象深いそのトークバトルの内容を紹介してゆこう。

① プロレスを意識し始めたきっかけは

 短大時代は西大路でパチンコをしている天山選手を見かけたりしていたぐらいであったが、2012年4月「ラジオ新日本プロレス」のアシスタントに起用されてから多くの新日本プロレスの選手に遭遇。なかでも中邑真輔選手がカッコ良すぎてファンになり“真様”と呼ぶほどドップリとはまっていったそうだ。それ故。引退式にメッセージを頂いた時は号泣。ただ自分の現役時代のスタイルは真壁刀義選手や石井智宏選手らの泥臭い感じの人が好きだったので、結構そのスタイルを意識して現役時代は戦っていたとのこと。
 そんな中、色んなプロレスも見ようとしてDDTプロレスを見た瞬間、第一試合からメインまでバラエティーに富み、各レスラーが個性に富んでおり魅力的で思わず“かわいい”団体だったそうで興味が湧き始めた。その後も何度かDDTプロレスを観戦、逐次自身のブログに観戦記を書いていたところ、DDTの高木三四郎社長に噂が広がり勧誘され入団。

➁ 赤井秀和の娘

 DDTプロレスの所属になってから、東京首都圏や大阪など大都市ではDDT並びに赤井の知名度はあったが、地方ではまだまだ浸透していないのを実感。DDTの所属レスラーとしてお客を呼ぶには、“赤井秀和の娘”というキャッチフレーズが少しでもプロレスに興味ない人にでも引っ掛かり、会場に足を運んで貰えたらという思いからデビュー時から使用してきたそうだ。

③ 男子レスラーの中で女子一人という存在について 

 とにかく色物として扱われたくなかったので、男子レスラーと戦う時は悲壮感だけは出さないよう心掛けていた。
 巡業中、試合中においては男子特有の匂い、そしてイビキには苦労したようだ。
 また、男色ディーノのお尻攻撃においては、ディーノさんのお尻は攻撃に使用するにおいてプロとしてのお尻ゆえ、それほど嫌な気持ちは無かったそうです。

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