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12月8日(現地時間)にロシア連邦ウファで『ACA 167: Baydulaev vs Dias』が開催された。
ACAは、ACBとアフマット・ファイト・ショーが合併したものだ。ACB(アブソリュート・チャンピオンシップ・ベルクート)はロシアの総合格闘技団体。アフマット・ファイト・ショー(ワールド・ファイティング・チャンピオンシップ・アフマット=WFCA)はロシア・東欧で開催するキックとMMAの混合イベントで過去には多くのレジェンド達が参戦していた。この両団体がACA(アブソリュート・チャンピオンシップ・アフマット)として新たにスタートしたのだった。
今大会は、ロシア対ブラジルのライバル対決がメインとセミで組まれた。
メインはバンタム級でACA生え抜きロシア戦士メフディ・バドゥラエフがブラジルのローカル大会COF王者であるジルベルト・ディアスが対戦。試合は、バドゥラエフがグランドでディアスを捕らえ、ダースチョークを極めて一本勝ち。初参戦でいきなりメインとなったディアスにはハードな戦いだったようで、バドゥラエフが圧勝した。
セミファイナルは元UFCであるブラジルのハクラン・ディアスを地元ロシアのヴェネル・ガリエフが迎え撃った。試合はガリエフがワンツーでディアスからダウンを奪うと、グランドで防御するディアスに構わずパウンドを落とし続けたガリエフがTKO勝ち。こちらも地元ロシアの強さを見せつけた。
■ ACA 167: Baydulaev vs Dias
日時:2023年12月8日(現地時間)
会場:ロシア連邦ウファ
<バンタム級>
○メフディ・バドゥラエフ(ロシア)
1R 1分05秒 ダースチョーク
●ジルベルト・ディアス(ブラジル)
<ライト級>
○ヴェネル・ガリエフ(ロシア)
1R 1分23秒 TKO
●ハクラン・ディアス(ブラジル)
<ライト級>
○アブバカル・メストエフ(ロシア)
1R
●ルスラン・ヤマンバエフ(ロシア)
<ウェルター級>
○アルティンベク・ママショフ(カザフスタン)
判定
●ミハイル・ドロシェンコ(ロシア)