アレックス・シェリーが王座防衛!Impact Wrestling

(C)TNA

 11月9日(現地時間・放送日)に『Impact Wrestling』が放送された。
 今放送では、通常回だが団体最高峰王座であるインパクト世界王座戦が行われた。王者アレックス・シェリーに挑戦するのは、元ROH世界王者であるジョナサン・グレシャムが抜擢されたのだった。インパクト世界王座への挑戦権を持つムースは、2024年1月に開催されるTNAに名義を戻すPPV大会「ハード・トゥ・キル2024」で王座挑戦する事を宣言しており、この勝者がムースの挑戦を受ける事になる。他団体の王者であったグレシャムが王座奪取に向けて善戦するも、最後はシェリーが必殺のシェルショックを決めて勝利。王座防衛を果たしたシェリーがムースの挑戦を受ける事になりそうだ。

 デジタルメディア王座戦も行われ、王者であるレジェンドのトミー・ドリーマーがクレイジー・スティーブの挑戦を受けた。スティーブはドリーマーを付け狙っており、凶行を繰り返しており、遂に王座戦にこじつけたのだった。試合はやはり荒れた展開となり、なんとスティーブはフォークを凶器として襲ってきた。それに対し、ハードコアレジェンドであるドリーマーはフォークを取り上げてレフェリーの目の前でスティーブに突き刺したのだった。これでドリーマーが反則負けとなるも、反則絡みなので王座は移動せず。一応、ドリーマーが防衛を果たしたが、この抗争はまだまだ続きそうだ。

 またエリック・ヤングとエディ・エドワーズの元インパクト世界王者同士が対決した。試合はエドワーズの妻アリーシャが試合に介入するも、間違えてエドワーズ夫妻が同志討ち。その隙をついてヤングが必殺のパイルドライバーを決めてフォール勝ち。元王者対決はヤングが勝利した。

■ Impact Wrestling
日時:2023年11月9日(現地時間・放送日)
会場:アメリカ合衆国 TVテーピング

<インパクト世界王座タイトルマッチ>
○アレックス・シェリー(王者)
 ピンフォール
●ジョナサン・グレシャム(挑戦者)

<タッグマッチ>
○ダーティ・ダンゴ、オレグ・プルディウス (ウラジミール・コズロフ)
 ピンフォール
●ストーム、グレイソン

<シングルマッチ>
○エリック・ヤング
 ピンフォール
●エディ・エドワーズ

<シングルマッチ>
○ブライアン・マイヤーズ
 ピンフォール
●ジョー・ヘンドリー

<デジタルメディア王座タイトルマッチ>
○クレイジー・スティーブ(挑戦者)
 反則
●トミー・ドリーマー(王者)

<シングルマッチ>
○ターシャ・スティールズ
 ピンフォール
●デオナ・プラッツォ


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