［週刊ファイト11月2日号］収録　［ファイトクラブ］公開中

▼Hハボック2戸澤陽を探してドム防衛ローラ・バイス突破イリア死闘メロ
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■　WWE NXT ハロウィン・ハボック part2
日時：10月31日（現地時間　日本WWEネットワーク木曜以降）
会場：米フロリダ州オーランド　Capital Wrestling Center

　ハロウィン・ハボックのpart2は、ゴーストバスター衣装のショッツィ、スカーレットのパフォーマンス・センター乗り込みから。試合はウンベルト･カリーヨ&エンジェル･ガザがメキシコ死者の日での入場である。対するクリード兄弟は、いつものレスリング・タイツなんだが、なにしろ今週のRAWでアルファ・アカデミーを下しているので、どうやらこっそり昇進したらしい。

　ということで大人のファンにはケツは見えていたカードなんだが、マジのRAWの10倍激しい内容で、ブルータス・クリードの背中なんか酷いことになっていて怪我したかも。胸板が真っ赤はよくあるプロレスの光景だが、ハシゴにモロに叩き付けられた背中はヤバいと見た。やはりこういうカードの場合、大きい方のクリード兄弟の方が身体へのダメージは大きいのだ。それにしても、この4人の中でイチバン上手いのはウンベルトというのも見えた興味深い展開ではあった。
　最後はアイビー・ナイルと3人でハシゴに登って、トリオでRAWなんだろう。それにしてもクリード兄弟は、思い起こせばロデリック・ストロング率いる「ダイヤモンド・マイン」からだったのに、ハッチこと鈴木秀樹が解雇され、仲間がAEWに集結したんでロデリックも外されと、結局この3人が昇格というのも人生わかりません。

　ファンから「ティファニー・ストラットンはどうなってるんだ！」と声が上がっていたので、先週のセグメントでファロン・ヘンリーが、ティファニーそっくりのかつらとコスチュームで出てきて挑発。そのスキットは非常に笑えたんだが、伏せられているもののどうやらティファニーは怪我しているらしい。なので「今週は試合」との発表だったものの、ゴングが鳴る前にティファニーが急襲して攻防は成立せず。要するにバンプはまだ取れないということです。

　part2の全編に渡って挿入された事前収録のセグメントが、ヘリテージ・カップ狙いを表明した戸澤陽を探しに、ノーム・ダー&おばさん軍団がお化け屋敷で怖い目に遭うスキット。「日本語わからないし・・・」とか言ってるんだが、さすがに映画『アントニオ猪木をさがして』が不評という話題まで米国に伝わってはいないと思うのだが・・・。

　RAWでは8週連続でJudgement Dayが番組のオープニングを飾る人気の土台であり、こちらNXTでは手錠に繋がれたドムことドミニクがマミー、リア・リプリーに連れられて登場。手錠を外してもらい野獣が放たれたということのようで、囚人服姿というハロウィンだからなのか、悪のドムなのでそのままなのか。

　お仕事役は職人ネイサン・フレイザーが務めてフロッグ・スプラッシュを受けるんだが、そこに出てきたのがウェス・リーで、ガツンと踏んづけてました。お客さんが見たいのはコレなのです。