(C)CMLL

　9月22日（現地時間）にメキシコシティ・アレナメヒコで『CMLL アレナメヒコ金曜日定期戦』が開催された。
　今大会の目玉はセミファイナルで行われたトルネオ・シベルネティコ・デ・レジェンダス（伝説杯）だ。トルネオ・シベルネティコはCMLLで行われるエリミネーションマッチだが、今回はレジェンダスと銘打って、レジェンド選手たちを一同に集めた豪華な試合となった。アトランティス、オクタゴン、エル・サタニコ、ブルー・パンテル、ソラール、べスティア・デル・リング、ブラック・テリー、エル・パンテラ、エル・フェリーノ、ネグロ・ナバーロ、アギラ・ソリタリア、ロッキー・サンタナという超大物ばかりが参戦したが、最後まで残ったのは、アトランティスとオクタゴンという絶対テクニコの二人。タッグを組んでいる両雄だけに最後はクリーンに一対一の攻防となり、最後はリング中央でアトランティスがジャベを極めて優勝。オクタゴンも勝者アトランティスを讃え、レジェンドが集合して大団円となった。
　メインでは6人タッグマッチで、ミスティコ、アンヘル・デ・オロ、テンプラリオ対ロッキー・ロメロ、ソベラノJr.、ドラゴン・ロホJr.が行われたが、テンプラリオとロホJr.は2023年アニベルサリオで覆面剥ぎマッチを行い、テンプラリオが勝利してロホJr.の覆面を剥いでいる因縁の相手同士。当然、遺恨は続いており、一本目はミスティコが必殺のミスティカをオロに極めて先取するも、二本目、ロホJr.がレフェリーの目の前でテンプラリオの覆面を剥ぎ取って反則負けとなり、ミスティコ組がストレートで勝利となった。ロホJr.は覆面を奪って怪気炎。この抗争はまだまだ終わりが見えないようだ。更に試合後、ソベラノJr.がロメロと共にミスティコを攻撃して、こちらも覆面を剥ぎ取ってしまう。ソベラノJr.もテクニコだが、絶対テクニコのエースであるミスティコは目ざわりな存在なので、対抗意識で攻撃をしているようだ。

■　CMLLアレナメヒコ金曜日定期戦
日時：2023年9月22日（現地時間・放送日）
会場：メキシコ合衆国メキシコシティ・アレナメヒコ

＜6人タッグマッチ＞
○ミスティコ、アンヘル・デ・オロ、テンプラリオ
　2-0
●ロッキー・ロメロ、ソベラノJr.、ドラゴン・ロホJr.

＜トルネオ・シベルネティコ・デ・レジェンダス（伝説杯）＞
優勝：アトランティス
参戦選手：オクタゴン、エル・サタニコ、ブルー・パンテル、ソラール、べスティア・デル・リング、ブラック・テリー、エル・パンテラ、エル・フェリーノ、ネグロ・ナバーロ、アギラ・ソリタリア、ロッキー・サンタナ

＜シングルマッチ＞
○ヴィールス
　1-0
●TJP