大仁田厚が町田初の電流爆破敢行!町田プロレス!全日本プロレス長岡大会後のコメント

9月2日(土)12時より、町田市の芹ケ谷公園多目的広場で、町田プロレスによる初の電流爆破が行われた。

「プロレスの力で町田をPRしたい!盛り上げたい!元気にしたい!」と掲げて活動する町田プロレスには、町田式新農法により栽培されるシルクメロンをモチーフにした、シルクメロン侍をはじめ、町田リスっち、川瀬ミーナなどのご当地の特産品、名所に由来するマスクマンが登場する。

代表の杉浦隆さんは「町田のみなさんに、勇気と元気を感じてもらい、外からも町田を訪れるきっかけになれば」と話す。

メインイベントは、町田初となる電流爆破マッチが行われ、大仁田厚、シルクメロン侍が、 黒鬼、赤鬼 with 白鬼、青鬼と対戦。

大仁田厚2回目の参戦ということもあり、メインイベント前に着込んだ揃いの雨合羽で、大仁田の聖水を浴び大喜びする町田プロレスファンも多くみられた。

若林アナウンサーが、
「私が日本テレビを辞めた時、声をかけてくれたのが大仁田厚でした」と聴かせる実況解説を響かせる中、試合は徐々にヒートアップしていく。
凶器と水が飛び交う場外乱闘の後、リング上でシルクメロンが捕まり、1発目の電流爆破を食う。2発目は大仁田が激しい電流爆破バットを受け、その衝撃に思わず若林アナも「分かっていても驚いてしまう、それが電流爆破です!」と叫んだ。

さらに捕まり窮地に陥った大仁田は、毒霧でいっきに形成逆転。
最後はシルクメロンと大仁田のダブル電流爆破バットで、シルクメロンが黒鬼からスリーカウントを奪った。

試合後のマイクでシルクメロンが、リング上に町田プロレスのスタッフと参戦選手を呼び込んだ。最後は「がんばれ町田!1、2、の3ファイヤー!」で大団円の内に幕を閉じた。

試合後大仁田厚は、
「猛暑の中、札止め超満員のお客さんが来てくれました。町おこしプロレスは、いつも地元の人からこっちも元気をもらえるよね。すごいパワーだよ。今日、町田に初めて来た人もいるかも知れない。帰りに町田で遊んでお土産買って帰って、満喫していってください!」
と笑顔で語り、さらに
「今日テリーのお葬式だったんだよ。今朝、娘のステイシーとブレンディと電話で話した。『大仁田と渕がウチに居た時の思い出は、特別なもので忘れられないもの、家族みんなが愛しているわ。テリーは本当に大仁田を愛していた』と話してくれた。俺もテリーを愛しているし、会えなくなるのが本当に寂しい」としんみりと話した。

また、明日の全日本プロレス長岡大会の話題にも触れた。
「諏訪魔選手が勝手に俺と石川選手と3人のタッグを決めちゃってさ、参ったよ。だけどな!いつものことだけど組まれた試合には全力でいく!全日本に告ぐ!超メガトン電流爆破バットアンド有刺鉄線電流爆破ボードビッグバンin長岡じゃ!俺は!リングの中は全員敵だと思って、新潟に乗り込む!斉藤兄弟もデカい!諏訪魔選手と石川選手もデカい!俺は…ジュニアヘビーなんだけだなぁ。」と疑心暗鬼ながらも意気込みを見せた。

試合結果

<タッグマッチ 45分1本勝負>
闘牛モー、○禅寺丸ガッキー
(9分58秒、片エビ固め) ※ダイビングボディアタック
●力餃山、”力道山3世”力

<シングルマッチ 30分1本勝負>
○ファンタスティックTAMA
(10分22秒、回転エビ固め)
●ケヤキング

<町田女子プロレス タッグマッチ 45分1本勝負>
町田リスっち、○薬師池蓮
(14分49秒、片エビ固め) ※蓮の花プレス
サルビアン・レッド、●川瀬ミーナ

<シングルマッチ 60分1本勝負>
○レインボーウォーターマン
(11分24秒、片エビ固め) ※ダイビングボディプレス
●ザ・グレート・おさけ

<ストリートファイトトルネード電流爆破バットデスマッチ 時間無制限1本勝負>
大仁田厚、○シルクメロン侍
(12分40秒、体固め) ※サンドイッチ電流爆破バット
黒鬼”魔鬼”マッキー、●赤鬼”邪鬼”ジャッキー
with 青鬼”悪鬼”アッキー、白鬼”疫鬼”ヤッキー

9月3日新潟県長岡市で「#ajpwジャイアントシリーズ2023アオーレ長岡大会」が開催され、第5試合に大仁田厚、諏訪魔、石川修司組対、斉藤ジュン、斉藤レイ、ブラックタイガー組が電流爆破マッチの試合形式で行われた。

諏訪魔と秋山準の因縁からはじまり、諏訪魔の暴走により突発的に決まった対戦カードだが、大巨人達が邪道に絡む興味深いカードとなり、注目が集まった。

「超メガトン電流爆破バットアンド有刺鉄線電流爆破ボードビッグバンin長岡」と題名のつけられた試合形式に、斉藤兄弟が電流爆破初体験で挑む形となった。

序盤から激しい場外乱闘が繰り広げられたが、リングに戻った諏訪魔がジュンを捕え、石川が1発目の電流爆破バットを振り下ろしたが、咄嗟にジュンが避け、諏訪魔に誤爆。劣勢の展開が続く大仁田組は、さらに大仁田が斉藤兄弟に攻められ、電流爆破バットを浴び、たたみかけるように大仁田は斉藤兄弟によるダブルのネックハンギングプレスによって、電流爆破ボードに叩きつけられた。
しかし、試合を決めようと大仁田をネックハンギングで捕らえたレイに、大仁田が意表を突く毒霧攻撃を浴びせ、最後はブラックタイガーを、諏訪魔と大仁田がダブル電流爆破バットで仕留め、諏訪魔がブラックタイガーから3カウントを勝ち取った。

試合後、リングで大仁田は、「諏訪魔選手、石川選手、電流爆破で闘ってくれてありがとよ」とマイクで謝辞を述べ、「長岡のみなさん、これからも全日本プロレスをよろしくお願いします!今日はありがとよ!」と叫びリングを後にした。

試合後の大仁田のコメント
「斉藤兄弟は世界に通じる逸材になれる素材だよ。あのパワーはすごい。ぜひまた、闘ってみたい。2人にダブルネックハンギングを食らい、電流爆破ボードに落とされて首が回らないよ。病院行かなきゃなぁ」と首を抑えながら絶賛した。