ISKA JAPAN初の総会!世界大会への日本代表選予選大会開催へ!

数あるキックボクシング団体の中でも歴史があり、タイトルの権威も比較的高いISKA※₁(International Sport Kick Boxing & Karate Association/国際競技空手協会)JAPANの初の総会が、8月12日ISKA JAPANブロックメンバーが集まり、2024年度にオーストリア・ウィーンで開催予定のISKA世界大会(アマチュア&プロ5戦以内)への日本代表選手派遣を目指して日本予選の開催を目標とすることとなった。

トップ写真参加メンバー
甘井もとゆき(ISKAアマチュアディヴィジョン日本代表)
中崎寿光(ISKAプロディヴィジョン日本代表・事務局長)
河邉健司(ISKAアマチュアディヴィジョン日本副代表・東海ブロック長)
北野大和(ISKA近畿ブロック・ブロック長)
村岡幹雄(ISKA四国ブロック・ブロック長)
高田英男(ISKA東海ブロック・副ブロック長)
天田ヒロミ(ISKA関東ブロック・副ブロック長)

※₁キックボクシングと総合格闘技の王座認定団体であり、アメリカンカラテの団体であるISKAの本部は、アメリカ合衆国フロリダ州にある。設置階級は男子18階級、女子12階級に下記5種類の試合形式、総合格闘技の王座を認定している。
【5種類の試合形式】
・フルコンタクト(アメリカンカラテ)
パンチ、蹴りはベルトラインより上(ローキック禁止)。 足には足パッドとニーガードを着用する。

・フリースタイル(ヒジとヒザ蹴り無のキックボクシング)
ローキックは、全ての部位へ打撃可能。 膝や足部位へのパッド等の着用は禁止。キックパンツの着用が義務。足払い等も全て有効。
世界戦は男子が3分×5ラウンド、女子が2分×5ラウンドで行われる。

・オリエンタル(ヒジのみ無のキックボクシング)
ローキックは、脚のどの部分にも有効である。膝や足部位へのパッド等の着用は禁止。キックパンツの着用が義務。膝蹴りは陰部などの反則部位以外へは、全て有効となる。相手をコントロールし、動がある有効打をあて続ければ首相撲は許される。フリーノックダウン制。
最終ラウンドを除いて、ゴングに救われることはない。世界戦は男子が3分×5ラウンド、女子が2分×5ラウンドで行われる。
2016年3月「RISE110」で那須川天心が王座獲得している。

・ムエタイ(ヒジ打ちあり)
膝による顔面攻撃有り、肘打ち有り。インターバルは、他のルール同様に1分。フリーノックダウン制。最終ラウンドを除いて、ゴングに救われることはない。世界戦はオリエンタルルール同様、男子が3分5R、女子が2分5Rで行われる。

・k1(ヒジ無しで、ヒザ蹴りは1打撃のみの旧K-1ルール/3分5R)

最近では2023年6月「MTGP Impact in Paris」で武尊が王座獲得している。

ルールが5種類あるのは世界各国で法的に認められない国があり、それへ対応した公式試合ルールで行われる為である。アメリカ合衆国内では、ヒジ打ち、ヒザ蹴り、ローキックなどは州法にて禁止されている州がほぼ全州である。アマチュアキックボクシング大会やアメリカンカラテの大会(USオープン大会、ヨーロッパ大会、世界選手権も含む)も定期的に開催している。一般にはISKA・アイエスケイエイと呼称されている。KARATEカラテという表記の意味は、日本の空手ではなくアメリカンカラテである。

◇歴史・設立:
ISKA(インターナショナルキックボクシング・アメリカンカラテ協会)は、1986年7月16日にアメリカで活動をしていたプロ空手協会(PKA)の元幹部や大手プロモーター、当時盛んだった全米ケーブルテレビ局によって企画設立された競技認定統括団体である。
同年にはヨーロッパ支部が設立。
ISKAジャパン設立
・2009年11月にK-1を創始した石井和義の実弟である石井俊治が「ISKAジャパン」の代表に任命。
・2015年10月1日に加藤勉がISKA日本代表に就任(2017年5月退任)。
・2017年5月14日より現代表の中崎寿光が3代目代表に就任し現在に至る。
・2023年3月には、ISKA日本支部局のアマチュア部門の代表として、甘井もとゆき が就任。
階級変更:
2013年9月1日よりPoundから、Kgだてに変更された。
階級と詳細は、https://www.iskaworldhq.com/ を参照。

参照:ISKA Japan、ISKA offcial