ヘスス・ピネドがメインでKO勝ち!PFL 6: Regular Season

(C)PFL

 8月4日(現地時間)にテキサス州サンアントニオタで『PFL 6: Regular Season』が開催された。
 世界唯一の総合格闘技(MMA)リーグであるプロフェッショナル・ファイターズ・リーグ(Professional Fighters League、PFL)は、レギュラーシーズン、「勝ち抜き」プレーオフ、シーズンを締めくくるチャンピオンシップで闘う個人のファイターが参加する真のスポーツとしてMMAを提供する最初の組織である。MGM Televisionとの新しい提携は、世界中の3億人のMMAファがンとの交流の最大化を目指すPFLマルチプラットフォーム配信に、台本なしのプログラムとショート形式のコンテンツを提供する。当初の台本なしシリーズは、ファイターの日常生活をファンに提供し、チャンピオンがPFLリーグ・プレーオフで出場権を獲得するパラレル・トーナメントを特徴とする。
 今大会はフェザー級とライトヘビー級の決勝トーナメントが行われた。メインはフェザー級トーナメント準決勝(一回戦)で、優勝候補ババ・ジェンキンスがヘスス・ピネドと対戦。元ベラトールでレスリングエリートのジェンキンスのレスリングをピネドがどう攻略するかとなったが、試合はなんとピネドがパンチラッシュでジェンキンスからダウンを奪う猛攻。なんとかグランドで上を奪って耐えたジェンキンスだが、再びスタンドになるとまたもピネドのパンチラッシュでダウン。ピネドが下馬評を覆し、優勝候補にKO勝ちして、決勝へ進出した。
 セミファイナルのライトヘビー級トーナメント準決勝は、こちらも優勝候補のジョシュ・シルベイラがタイ・フローレスと対戦。アメリカン・トップ・チーム創設メンバーであるマーカス・コナン・シルベイラの息子というMMAサラブレットのシルベイラが下馬評では圧倒しており、試合は、シルベイラが1R、首相撲からの膝蹴り連発で、フローレスをKOして勝利。下馬評通り、決勝戦に勝ち上がった。
 また、ライトヘビー級トーナメントのもう一試合は、エルビン・エスピノーザが強烈なKO勝ちでキオニ・ディグスを下して、勝ち上がってきた。

■ PFL 7: 2023 Playoffs
日時:2023年8月4日(現地時間)
会場:アメリカ合衆国テキサス州サンアントニオ

<フェザー級決勝トーナメント準決勝>
○ヘスス・ピネド(ペルー)
 2R 4分40秒 TKO
●ババ・ジェンキンス(米国)

<ライトヘビー級決勝トーナメント準決勝>
○ジョシュ・シルベイラ(米国)
 1R 4分46秒 TKO
●タイ・フローレス(米国)

<フェザー級決勝トーナメント準決勝>
○ガブリエル・アウベス・ブラガ(ブラジル)
 判定
●クリス・ウェイド(米国)

<ライトヘビー級決勝トーナメント準決勝>
○インパ・カサンガナイ(米国)
 1R 2分24秒 TKO
●マーティン・ハムレット(ノルウェー)

<ライト級>
○エルビン・エスピノーザ(ニカラグア)
 判定
●キオニ・ディグス(米国)