2023 年7 月23 日POD アリーナにて「株式会社ミッドアルファプレゼンツPFC.30」を開催しました。
RIZIN.43 から一ヶ月後のPFC.30 でした。コロナも5 塁になり、落ち着きを見せ始め、やっと、本来のPFC の大会ボリュームへ。第1 部アマチュアは16 試合、第2 部のプロは7 試合のカード編成となった今大会。
選手、関係者皆がRIZIN の余韻に浸りながら熱があり意識が高く、第1 部アマチュア、第2 部プロの二部制の⻑丁場でしたが、どちらも最初から最後まで集中力を切らさず、真夏の格闘技らしい熱気ムンムンの場内、ベテランからルーキーまで、第2 部は第1 部とくらべてプロ戦らしい流石の内容、注目のメインとセミ以外も白熱の一進一退の見応え十分な攻防戦が多かったPFC.30。前半戦から来場者も大熱狂！！この熱はRIZIN.43 の影響もあったと思われ、PFC 史上今までで一番レベルの高い、過去一のクオリティ大会だったと言っても過言ではないレベルの高い神大会となりました。

＜メインイベント ウェルター級5 分2R 延⻑1R＞
●新名 正啓（王者 /ジャクソン道場）
〇成田 佑希（1 位 /TEAM ZEKE）
2R 判定 3-0

第2 部プロカードメインイベントはPFC ウェルター、ミドル同時二冠王の王者新名正啓の3 年半ぶりの復帰戦となりました。ライバル関係の成田佑希とのノンタイトルでの一戦は、成田に軍配が上がりました。終始打撃でコツコツ当てながら、新名のタックルをいなし、アウトボクシングに徹底した成田が後半カーフを効かせて２R 判定0−3 で勝利しました。タックルに行くもそこからが上手くコントロール出来ない王者新名、3 年半のコロナ禍で地元旭川から身動きが取れなかった王者のブランクが顕著に現れた試合でした。兎にも角にも止まっていた王者の時計の針は今回で動き出しました。

次はタイトルマッチでリベンジか！？暫定王者にはRIZIN.43 北海道大会で勝利した渡辺トシキも、この先のPFC ウェルター級タイトル戦線が益々面白くなって来ました。
【メインイベント 配信アーカイブ】7:08:19 頃

＜セミファイナル フライ級5 分2R 延⻑1R＞
〇⿊石 大資（1 位 / スカーフィスト）
●平井 総一郎（初参戦 / リバーサルジム武蔵小杉所プラス）
延⻑ 判定 3-0
セミファイナルでは、今大会一の注目カード、所英男の弟子、リバーサルジム武蔵小杉所プラス所属“平井聡一朗”がPFC 初登場！！⻲松寛都が階級変更で返上し、空位となった時期フライ級タイトル戦を約束された大一番、ランキング１位のスカーフィスト⿊石大資に挑みましたが、結果は延⻑3−0 で⿊石に軍配が上がりました。１R、２R 互いに一進一退のヒリヒリする攻防が続きスクランブルな展開となりましたが、延⻑となり、スタミナが切れた感が否めない平井が前に出れず、コツコツ当てる⿊石を攻略出来ず、最後は⿊石にグランドで上を取られ、パウンドラッシュの末タイムアップ。

【セミファイナル 配信アーカイブ】7:37:33 頃

次回PFC.31 は9 月10 日（日）POD アリーナにて開催が決定しております。
PFC.31 大会概要はこちらです。
https://www.p4pfc.com/post/pfc-31
北海道PFC MMA のさらなる激闘にご期待下さい。