アマンダ・ヌネスが新王者になり引退宣言!UFC 289:ヌネス vs. アルダナ

(C)UFC

 カナダ人は、素晴らしい試合の数々を堪能し、すべての代表者が勝利を収め、大成功を収めた。また、メインイベント、コ・メインイベントでは、チャールズ・オリベイラの復活、アマンダ・ヌネスの史上最強の座の確保など、期待を裏切ることなく、最後まで感動に包まれた。

【メインイベント】
UFC女子パウンド・フォー・パウンド1位、女子フェザー級・バンタム級王者のアマンダ・ヌネスが、ランキング5位のアイリーン・アルダナとのタイトル防衛戦で一方的に攻めた。アルダナには良いところがなく、試合は全5ラウンドに及んだが、ヌネスは自在にテイクダウンを奪い、打撃で継続的にダメージを積み重ねるという凄みを見せつけた。全会一致の判定が発表されたとき、ヌネスは衝撃的な発表をした、このスポーツから引退することを決めたのだ。ヌネスはこう言った。

「ダブルチャンピオンは永遠に!今夜は引退するのに最適な夜だ。母はずっと私にこうするように言ってきた。まだ若いんだから、自分が作ったものをすべて楽しむことができると、今決めたんだ。ブラジルの小さな町から、ここまでやってきて、チャンピオンになったんだ」

【セミメインイベント】
元UFCライト級王者のチャールズ・オリヴェイラが、またしてもアンダードッグとして、高い技術を持つベネイル・ダリューシュとの試合に臨むことになった。グラップリングのスキルを証明しようとした後、オリベイラは本来の打撃に戻り、頭突きと右の連続攻撃という美しいコンビネーションで、1ラウンドでダリューシュをキャンバスに落とし、フィニッシュした。このTKO勝ちで、オリベイラが再びタイトルを目指すことになったが、オリベイラは次のように語った。

「チャンピオンの名前はチャールズ・オリベイラだ!僕はメッセージを送る必要があった。前回、あなたは私の10%を見た。今回は120%の僕を見たことになる。ダナ、私は準備ができている。この手は重く、私はいつでも準備ができている。何を言われても良い 自分に何ができるかを知っているし、これからもそうしていく」

■ UFC 289:ヌネス vs. アルダナ
日時:現地時間2023年6月10日(土)、日本時間11日(日)
会場:アメリカ・ネバダ州ラスベガス /UFC APEX

【メインイベント】
<女子バンタム級王座決定戦>
○アマンダ・ヌネス(ブラジル)
 判定
●アイリーン・アルダナ(メキシコ)

【セミメインイベント】
<ライト級>
○チャールズ・オリベイラ(ブラジル)
 1R 4分10秒 TKO
●ベニール・ダリウシュ(米国)

【メインカード】
<ウェルター級>
○マイク・マロット(カナダ)
2R 1分06秒 ギロチンチョーク
●アダム・フューギット(米国)

<フェザー級>
○ダン・イゲ(米国)
 判定
●ネイト・ランドワー(米国)

<ミドル級>
○マルク・アンドレ・バリオー(カナダ)
 判定
●エリク・アンダース(米国)